今年もふたご座流星群が見られる時期になりました。毎年12月14日前後に、ふたご座流星群が見られます。夏のお盆の頃に見られるペルセウス座流星群と並んで、たくさんの流星が見られる流星群です。
ふたご座流星群は、今日あたりから見え始めます。まだ数が少ないので、1時間に2・3個かもしれません。たくさん見えるのは今週後半です。
今年のふたご座流星群は、月の条件はどうでしょう?
流星群は、月が出ていると見える流星の数が大幅に減ってしまいます。今年は最悪に近いです。月が大きいのです。今週初めは、南の空に大きな月があります。流星出現のピークは14日ですが、その日は、満月を過ぎたばかりの月がちょうどふたご座にいます。今年は多くの流星は見られません。月が無くて天気が良ければ、ピーク時には1時間に30個ぐらいの流星が見られるはずですが、今年は10個ぐらいでしょう。
ピークの時に10個ということですよね?
そうです。14日以外の日では、わずかしか見られません。月の明かりで暗い流星が消されてしまうわけで、数は少なくなりますが、特に明るいものだけが見えるわけです。数は少なくても、大きな流星が見られるわけです。
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