かに座・しし座・おとめ座



4月も下旬に近づいて、春、真っ盛りです。星空もすっかり春の星座になりました。
みなさんは、春の星座というと何座を連想しますか?
かに座・しし座・おとめ座...あたりでしょうか。どれも黄道12星座です。その3つなら、見たことはなくても、名前は知っていると思います。それ以外では、うしかい座や北斗七星があるおおぐま座も春の星座になります。

下の図は今夜21時の南の空です。
長~い、うみへび座も目立っています。でも、明るい星が少ないので、すべてを線でつなぐのはたいへんです。

4月19日 21時の南の空


西から順に、かに座・しし座・おとめ座が並んでいます。21時だと、真ん中のしし座が南中しています。しし座は明るい星が多くて、星を線で結ぶのが簡単だし、ライオンの形もわかりやすいですね。数ある星座の中でも、一番ぐらいにわかりやすいと思います。
一方、かに座は暗い星ばかりで、見つけづらいかもしれません。おとめ座はスピカという一等星があって、それが目立ちます。

私(鹿島田)は、9月生まれでおとめ座ですが、9月生まれのおとめ座が、なんで春の星座なのですか?

それは、疑問に思う人が多いかもしれません。
まず、昼間は、太陽の光が明るいので、青空の中に星は見えません。でも、青空の向こう側にも星があって星座があります。明るくて見えないだけです。昼でも夜でも空には星があります。誕生日の星座ですが、何座生まれというのは、その人が生まれた日に、太陽が何座の中にあったか、ということを表しています。

私(鹿島田)が生まれた日には、太陽の向こう側におとめ座があったということですね。

太陽の向こう側ですから、昼間なので見えません。自分の星座は、誕生日には太陽の向こう側にあるので、絶対に見えません。その星座が一番見やすい位置に来るのは、誕生日の4ヶ月~5ヶ月前ぐらいです。

9月の5ヶ月前というと・・・ 4月、今ですね。

そういうわけで、7月・8月・9月生まれの人は、自分の星座が、夕方、見やすい位置にあるのは今なんです。かに座・しし座・おとめ座生まれのみなさんは、今週、自分の星座を見つけてみてください。










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