明け方の東の空



ゴールデンウイークも終わって、例年なら学校も職場も落ち着いてくる週になるはずですが、新型コロナウイルスが収まるまでは、まだしばらく、たいへんそうです。放送局もテレワークです。レディオベリーは、正社員しか局の中に入れないので、しばらく、コズミック・ジャーニーの星の話も電話で、ということになります。
では、地上で何があっても、いつも変わらない星空の話にしましょう。

今週見ておきたい天体はありますか?

5月中旬というのは、夏至の1ヶ月前で日の出の時刻も早くなっていて、今日の日の出は4時半ぐらいです。その1時間半前、3時には明るくなり始めます。星を見るなら、3時までということです。今週は、明け方に見ておきたい天体があります。
下の図は13日の早朝、2時の東の空です。

5月13日 AM 2時の南東の空


月と木星と土星が、三角形に集まっています。その東側には火星もあります。それらが2時~3時ぐらいまで見られます。そして、翌日14日は、下から、火星、月、土星、木星の順で、ほぼ一列に並びます。早起きして東の空を見たとき、明るい星や月が並んでいるのを見ると、ちょっと得した気分になりますね。今週、水曜日と木曜日の明け方です。見てみてください。

5月14日 AM 2時の南東の空











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