部分日食



今日、6月21日は夏至です。昼間の時間が1年中で一番長い日ともいえるし、太陽の南中高度が一番高い日ともいえます。逆に言えば、夜、星空を見られる時間が一番短い日で、星好きの人には、あまりうれしくない時期です。空が真っ暗で星を見られる時間は、5時間半ぐらいしかありません。でも、梅雨の真っ最中で、太陽が出ないと昼が長くて夜が短いのをなかなか実感できません。日本では、夏至は毎年、なかなか実感できませんね。

ところで、先週もお話ししましたが、今日の夕方、日本全国で部分日食が見られます。日本で日食が見られるのは、昨年12月26日以来です。

部分日食というと、太陽がどのくらい欠けるのですか?

宇都宮の場合、太陽の直径の4割くらいです。

6月21日 17時の太陽 (宇都宮)


何時頃見られますか?

宇都宮では16時10分ぐらいから、太陽が欠け始めます。17時頃に最大になって、18時頃終わります。その1時間後、19時過ぎに日没になります。今は日が長い時期なので、17時の太陽はまだ高いところにあって、まぶしくて肉眼で見るのは良くないです。専用の日食グラスが必要です。ちょうど良く、薄曇りになってくれるといいですけど。
今回の日食は、実は、金環日食です。インド、中国、台湾の狭い地域でそれが見られます。そのあたりからインターネット中継があるので、そちらで見た方がいいかもしれません。
夕方、晴れているといいですね。










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