先週の部分日食は、栃木県は曇ってしまって、見られなくて残念でした。今は梅雨で、なかなか太陽が顔を出しませんが、今回も太陽の話です。
太陽の話の前に、まず、月です。月は地球の周りを楕円形に回っています。ですから、地球に近づいたり、遠ざかったりします。そのために、見かけの大きさが大きくなったり小さくなったりします。地球と月の距離が一番近くなったときに満月だった場合、「スーパームーン」と呼ばれます。1年中で一番大きい満月です。今年のスーパームーンは4月でした。反対に、今年一番小さい満月は10月末に見られます。
地球も太陽の周りを回っているわけですが、地球はかなり円に近い軌道を回っています。ですから、太陽が大きく見えたり小さくなったりはしません。でも正確に言うと、地球もわずかに楕円軌道です。一番大きい太陽と一番小さい太陽では、3%ぐらい、大きさが違います。3%ぐらいでは目で見てもわかりません。見てもわからない程度の差ですが、太陽から来るエネルギーはけっこう違います。
太陽に近いときは、暑いわけですか?
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