三日月がありますが、9月の三日月は、真西よりも南寄りの低い位置にあります。来月の三日月が一番南に寄って、南西方向のかなり低い位置に行きます。秋の三日月は、南寄りの低いところにあるのです。夏は満月が低いところに見えます。季節によって、どういう形の月がどこに見えるか違います。
今日の三日月は、地球照が見えますか?
三日月までなら、肉眼で見て地球照が見えます。地球照というのは、月の光っていない側がうっすら見える現象です。地球が照らすと書きますが、文字通りの現象です。少し前にその話をしました。簡単に言うと、太陽の光が地球の表面で反射して、反射した光が月の夜の部分を照らしています。
月から見ると、地球ってすごく明るいのでしょうね。
地球の表面は水や雲があるので、光をよく反射します。大きさも、直径は月の3.4倍ぐらいあって、面積で言うと12倍くらいになります。そんなに大きい地球を月から見てみたいですね。
誰でも月に行ける時代が早く来るといいですが、とりあえず、今日の夕方、三日月を見て、太っていく月を毎日見て、満月になったら中秋の名月をめでましょう。
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