11月になり秋も深まって、晴れる日が多くなる季節です。栃木県のあたりは、冬が近づくと晴れの日が多くなりますね。今夜は満月ですが、満月だと、さらによく晴れます。
満月の日は、晴れるのですか?
ここ2・3年、新月前後の夜は、曇りや雨ばかりなのに、満月の日は晴れることが多いです。正確には、今日0時の10分ほど前がちょうど満月でした。昨日も良く晴れました。きれいな星空を見たい人にとっては、満月の日に晴れてもうれしくないですね。
満月の日が晴れる理由って、何かあるのですか?
科学的な理由はないと思います。日頃の行いが悪い、星好きの人がいるのでしょう。日頃の行いはともかく、満月は満月で、見てみるときれいです。
そして、昨日の満月は、「ブルームーン」と呼ばれているそうです。1ヶ月に満月が2回あるときの、2回目の満月をブルームーンと呼ぶそうです。でも、その起源、語源がはっきりしません。いつか誰かがそう言ったから、2回目の満月はブルームーン、という程度のもののようです。今夜も、昨日とほぼ同じ満月が見られます。
12月と1月に見える満月が、空の一番高いところを通ります。 今はその1ヶ月前ですから、今夜の満月も夜中には、けっこう高いところに見えます。満月は空の高いところにあるほど、きれいに見えます。高いところほど、月の光が通過してくる空気の層が薄いので、月がシャープに見えます。
・・・ということは、満月を見るのは、夕方、月が昇って間もない頃よりも、夜中に高いところに昇ったときの方が、きれいに見えるわけですね。
地上の景色と満月が一緒に見えると、それはそれでいいですが、月自体は高いところにあるときの方がきれいです。同じ理由で、夏の満月は空の低いところにあるので、ちょっとくすんで見えます。
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