今夜0時というのは、日付的には、明日、23日です。
南の空にオリオン座があります。南から南東の空には、冬の星座が昇ってきています。オリオン座の周りには、おおいぬ座やおうし座、ふたご座などがあります。その上には、ぎょしゃ座があります。そのあたりが冬の代表的な星座です。
夜中にはもう、冬の星座が全部見えます。この時期の夜中は、けっこう寒いですが、真冬に比べればまだマシです。真冬の氷点下の夜は、いくら星がきれいに見えても、外に出たくはないですよね。今なら、さすがに氷点下にはなりませんから、この時期に冬の星座を見ておくのがいいと思います。今なら、南西の空に秋の星座も見えています。
くじら座やうお座があります。先月もお話ししましたが、くじら座にあるミラという星、明るさが大きく変わる変光星です。くじらの心臓の位置にある星ですが、今ならまだ見えています。あと2ヶ月ぐらい過ぎると、肉眼では見えない暗い星になります。その変化の様子も見てみてください。
北の空には、カシオペア座やペルセウス座が見えます。それらも秋の星座ですが、まだ、よく見える位置にあります。
今なら、秋の星座と冬の星座が,同時に見られるわけです。両方見られると、お得な感じですね。あまり寒くなくて、星がきれいに見えるこの季節、夜中に、星空を眺めてみましょう。
|