ゴールデンウイークの真っ最中です。みなさんは、どこかにお出かけでしょうか?
今年のGWも、去年に続いて、自宅で自粛という人が多いのでしょうね。
奈良部さんも、毎日自宅ですか?
毎日自宅で、ゴロゴロしてます。
ななつがたけ北天文台には行かないのですか?
行ったときの宿舎にしているペンションが、さすがにGW中は、お客さんが来ているので、一般のお客さん優先で、私は行かないようにしています。
そうなんですね。
先週もお話しいただきましたが、GW後半の星空の見所は、どのあたりでしょうか?
今夜の月の出は、夜中の0時過ぎです。それまでは、春の星座が見られます。
見つけやすい春の星座は、何座ですか?
一番は、「しし座」です。1等星から3等星ぐらいまでの、明るい星で構成されていて目立ちます。下の図が今夜22時の南の空です。
南の空に、おとめ座やしし座があります。
どちらも、黄道12星座なので、みなさん、名前は知ってますよね。おとめ座の東側には、「てんびん座」があって、しし座の西側には「かに座」があります。
黄道12星座のうちの、4つが見られるのですね。
そのなかの、しし座に注目してみましょう。ライオンが獲物に飛びかかっているような姿です。それを参考にして、実際の空の星をつないでみてください。
星空初心者の方は、1つの星座が、どのくらいの大きさなのか、わからないようですね。
まずは、しし座を見つけて、星座1つの大きさを、把握してもらいましょう。しし座を見つけられれば、左隣のおとめ座も見つかります。反対側のかに座は、暗い星しかないので、宇都宮市内などでは、空が明るくて見つからないかもしれません。
大きな街から離れたところにお出かけのみなさんなら、見つけられますね。
まずは、しし座を線で結んで、そこから、おとめ座、てんびん座、かに座を探してください。
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