南西から北東にかけて、天の川があります。天の川の中でも、栃木県から一番よく見えるところが空を横切っています。街の光が届かない、暗いところに行けば、それがきれいに見えます。
そして、夜空の東半分に、秋の星座が見えます。南東には、みずがめ座があって、東には、うお座、ペガスス座、アンドロメダ座などがあります。北の空には、ケフェウス座、カシオペア座、ペルセウス座があります。
北の空のケフェウス、カシオペア、ペルセウスは、天の川の中にありますね。
秋の天の川です。その辺りまでは夏の天の川の続きで、けっこう明るく見えます。
秋の天の川は、北の空に見えるのですね。
今の時期だと、夜中の1時頃、10月になれば22時ぐらいには、秋の天の川が北極星の上に見えて、地面とほぼ水平になります。
栃木県の場合、北の空だと、大きな街から来る地上の光にじゃまされないで、天の川が見やすくなりますね。
栃木県の南の空は、関東平野にある大都市からの光が届いてしまって、空が明るく光っています。天の川はその光に消されてしまって、見えません。でも北の空なら、北方向に大都市がないので、空が暗くて天の川も見やすくなります。
あらためてお伺いしますが、県内で星を見に行くには、どの辺りがいいですか?
日光や那須の標高が高いところがいいです。日光の竜頭の滝の上とか、那須ロープウエイの辺り、鹿沼と日光の境の山の上にある前日光牧場もいいです。
県内在住のお父さんお母さん、そして子供たちの中には、天の川を見たことがない人が大勢いると思います。
夏休みの最後に、天の川を見に行く小旅行をしてみてはいかがでしょうか。
今なら、天の川の両岸に織姫・彦星が見えるし、それらを含めた夏の大三角もよく見えます。そして、夏から秋にかけての天の川が見えます。
今週、翌日が休みの日に晴れたら、天の川を見に行きたいですね。
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