北極星の上にカシオペア座があって、そのあたりに秋の天の川があります。西の空のわし座からカシオペア座辺りの天の川は、明るくてよく見えます。
星座は、カシオペア座、ケフェウス座、アンドロメダ座などがあります。それらを含めた、秋の空見に見える6つの星座に共通なひとつの神話があります。普通は、ひとつの星座にひとつの神話ですが、6つもの星座に関わる共通な神話があるのは、秋の星座だけです。
どんな神話なのでしょう?
ギリシャ神話に出てくる、古代エチオピア王家の物語です。
エチオピアって、そんな昔からあったのですね。
ギリシャ時代の人は、アフリカ全体をエチオピアと呼んでいたようです。
エチオピア王家の物語に出てくるのは、どの星座ですか?
まず、王様がケフェウス、ケフェウス座。カシオペア座の西側の隣にあります。お妃がカシオペアで、その一人娘がアンドロメダです。カシオペア座の上にアンドロメダ座があります。そして、勇者ペルセウスが、空を飛べる翼のある馬、ペガススに乗ってやってきます。
アンドロメダ座のとなりがペガスス座で、反対側がペルセウス座ですね。
これで5つです。 もうひとつは?
南の空にあるくじら座です。それらが、エチオピア王家の物語の登場人物です。北の空の5つはまとまっていますが、くじら座は離れたところにあります。
星に詳しくない人が、これらを全部探していくのは、けっこう大変ですね。
まず、北の空にあるカシオペア座を見つけてください。カシオペア座が見つかれば、そこから周りを探すと順々に見つけられます。くじら座は南の空の離れたところにあるうえ、あまり明るくない星ばかりなのでたいへんかもしれません。
エチオピア王家の物語ですが、かなり前に、おうかがいしましたね。
HPの以前の所に載っています。こちらをご覧ください。
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