ふたご座流星群



今週前半は、ふたご座流星群が見られます。もうすでに、ふたご座流星群の流れ星が飛んでいます。

   今年のピークは、いつになりますか?

14日火曜日が極大になります。ピークの時刻は、16時ごろと予測されています。

   そうすると、14日の夜に見るのが一番良いですね。

少し幅を持たせて、13日の宵から、14日明け方にかけてと、14日の宵から、15日明け方にかけての、2夜が見ごろになります。

   月はどうですか?

両日とも、2時ごろまで、上弦を過ぎた明るい月があります。

   夜半前の時間帯は、明るい月があるのですね。

流星の数は、14日の日没後、暗くなった頃が一番多いのですが、月が明るくて、暗い流星が消されてしまいます。

   そうすると、いつ見るのが良いでしょう?

月が沈んだ後の時間帯で、14日の未明と15日の未明がいいです。14日の未明というのは、13日の夜の0時過ぎですから、間違えないでください。

   13日の夜と14日の夜の、日付が変わった後ですね。

月は、2時頃には沈みます。月が沈んでから、明け方までが一番よく見えます。

12月14日 AM 4:00


   明け方、明るくなり始まるのは、何時頃ですか?

5時10分ぐらいです。

   夜中の2時から5時までは、暗い空で、流星を見られるのですね。

3時間見られれば十分です。たぶん、1時間、夜空を見ていると眠くなります。

   そうでしょうね。
   ・・・ということは、14日か15日の2時から5時までの3時間で、一番都合のいい1時間、夜空を見ればいいですね。

そうですが、普通ならみなさん、熟睡している時間帯ですから、平日にその時間に起きるのは難しいでしょうね。

   星好きの私たちなら、頑張って起きますけど、一般の人たちは、今年のふたご座流星群を見るのは、難しいですね。

ふたご座流星群は、月が出ていないときなら、1時間あたり20個ぐらいの流星を見られます。でも、月が出ていると10個以下になります。それでも、1時間、夜空を見ていれば、5個ぐらいの流星を見られますから、14日の夕方、18時から21時ぐらいの時間帯に、見る価値はあると思います。

   今年のふたご座流星群は、条件としては悪いですが、14日の夕方でも、何個かの流星を見られるのですね。

月が出ていても、月が視野に入らない方向を見ていれば、見られます。

   何時頃に見るにしても、寒いですよね。

夜は寒いです。特に明け方は、ものすごく寒いです。着られるだけ厚着をしてください。足の先が冷たくなるので、足元の防寒も大切です。
そうした上で、できれば14日か15日の未明、それが無理なら、14日の夕方、ふたご座流群を見てください。










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