明日21日は春分の日で、3連休の人も多いですね。日本では、春分の日と秋分の日が休日になります。春分の日と秋分の日は、日本全体を休みにするほど大切な日なんです。
そう言われれば、春分の日と秋分の日は、なんで休日になったのでしょう?
一般的には、春分の日は、夜と昼の長さが同じになる日と言われています。実際にはちょっとだけ違うんですが、それは置いておいても、昼と夜の長さが同じだから休み、というのは、理由としてはおかしいですよね。お彼岸の中日でもあるので、墓参りに行くために休みにするような気もします。
でも、仏教だけのために、休日にするはずはありませんよね。もっと大切な理由があるのでしょうか?
実は、春分の日は、天文学的にとても大切な日なんです。春分の日に太陽がある位置を、「春分点」と言います。
太陽がある位置、というのはどういう意味ですか?
昼間は、空が明るくて見えませんが、太陽の向こう側にも、星があります。
3月21日、太陽の向こう側にある星座が下の図です。
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