11月も中旬になりました。涼しくなってきましたね。夏の暑かった頃がうそのようです。 
栃木県は冬になると、きれいに晴れる日が多くなります。今年の夏は全然晴れませんでした。北関東の夏は、地形的に晴れないものですが、今年は特にひどかったです。 
 
   今年は、6月から10月まで、夜は全然晴れませんでしたね。 
 
こんなに晴れないのは、珍しいことです。地球温暖化のせいか、日本付近は常に水蒸気量が多くて、夜になると雲がわいてきます。そのため、天気の悪い日が多かったのでしょう。 
 
   そんなところにも、地球温暖化が影響しているのですね。 
   さて、今週の星のお話は何でしょう? 
 
おうし座流星群です。 
 
   今週は、流れ星が見られるのですね。 
 
      おうし座流星群は北群と南群があります。活動時期は多少違いますが、共通の性質があります。流星の出現数は少ないですが、明るくてゆっくり流れる流星なので、見逃しが少ない流星群です。 
 
   流星の速さが遅いのですか? 
 
流星群によって、速いものと遅いものがあります。もちろん、中間もあります。 
 
   流星群によって、流れ星の速さが違うのですか? 
 
ビュンと速く飛ぶ流星群もあれば、ゆっくり流れる流星群もあります。おうし座流星群はゆっくりの方です。 
 
   どうして流星群によって、速さが違うのですか? 
 
まず、地球は、太陽の周りを公転しています。地球が太陽を回る、進行方向に対して、前から地球に向かってくる流星は、速く見えます。逆に、後ろから入ってくる流星は遅く見えます。 
 
   地球の進行方向に対して、流星の元になる粒が、前から来るか、後ろから来るかの違いですね。 
 
地球は、実は猛烈な速さで動いています。その地球に対して、前から向かってくるものと、後ろから追いかけてくるものでは、地球に突入するときの速さがかなり違います。 
 
         おうし座流星群は、後ろから追いかけてくるタイプなのですね。 
 
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