今後の30年



10月最後の日曜日になりました。やっと秋らしくなってきましたね。
でも今年は、夏からずっと暑くて、10月でも、あまり秋らしくなりませんでした。

   今は21時ぐらいに、秋の星座を見られますよね。

秋も後半なので、それくらいの時刻に、秋の星座を見られます。でも、星空は秋の星座ですが、今夜は月齢14で、満月に近い月が東の空にあります。
下の図は、今夜21時の東の空です。

10月29日 21時の南の空


   おひつじ座に大きな月がありますね。

今週前半は月が大きくて、星空を見るには適しません。

   秋の星座は見えているけど、今週は月が大きいので、星空観望には向かないのですね。

栃木県では、これから、晴れる日が多くなりますから、月が小さくなってから、快晴になる日を待ちましょう。      ところで、話は星とは離れますが、私たちが生きている間・・・今後30年ぐらいですが・・・そこで起こる大きな現象というと、何があると思いますか?

   私が一番見たいのは、オリオン座のベテルギウスの超新星爆発です。

私もそれは見たいです。でもそれは、30年以内かもしれませんが、大雑把に言って、1万年以内くらいに起こる現象です。

   栃木県で皆既日食が見られますよね。

2035年です。これは確実に起こりますが、晴れるとは限りません。

   天文現象以外も含めて、30年以内に起こる現象でしたよね?
   南海トラフ大地震、東京直下大地震、富士山の噴火、などが起こりそうですね。

そうですね。どれも、起こって欲しくないものばかりですが、それらは、かなり高い確率で起こります。

   現在でも、大雨で洪水が多発したり、逆に、雨が降らなくて山火事が起こったりていますね。

そういう自然災害は、今後30年で、さらに拡大していくのだと思います。現在の日本は、洪水対策はかなりできていますが、大地震の予測はできないし、火山の噴火予測も不正確です。

   これから30年間に、それらがすべて、起こる可能性もありますよね。

それも、ほぼ同じ年に、一気に来るかもしれません。地球という天体のごく一部で起こる現象ですが、そこにいる人にとっては、甚大な被害が出ます。

   南海トラフ地震と、首都直下地震と、富士山の噴火が同時に起こったら、日本はどうなってしまうのでしょう?

日本人は、かなり長い間、最低の生活を余儀なくされるのでしょう。停電で大都市の光が消えて、星空がきれいに見えるようになるかもしれませんが、そういう場合じゃないですよね。そこで死なずに、乗り越えた人が、新しい日本を造っていくのでしょう。

   死なないことが一番大切ですね。

栃木県という場所は、比較的大災害に遭わない可能性が高いです。でも、そのときに自分がいる場所で、災害が起こった場合、どうすれば死なずに生き残れるのか、みなさん、よく考えておいてください。

   北海道に移住しましょうか。

北海道は北海道で、南東側で大地震が起きる可能性があります。

   そうですね。今から、災害への供えは、十分にしておきましょう。
   そして、今後30年間に起こる天文現象の方は、十分楽しんでください。











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