今日も、ななつがたけ北天文台の奈良部さんに、星の話をうかがいます。奈良部さん、よろしくお願いします。
今日のお話は何ですか?
天体望遠鏡の話をします。
今回は、星空ではなく、望遠鏡のお話ですね。
ここ数年、天体望遠鏡業界が大きく変化しています。
何が変わったのでしょう?
これまでは、日本の「タカハシ製作所」というメーカーが、最高性能の天体望遠鏡を作っていて、それらは、世界中のアマチュア天文家たちが欲しがる製品でした。
最高性能というと、値段も高いのでしょうね。
一式で100万円とか、そういう金額ですけど、日本のハイアマチュアたちは、みんなタカハシの望遠鏡を持っています。
昔のコマーシャルにあった「いつかはクラウンに」みたいな望遠鏡なのでしょうか。
そのタカハシが最近、落ちぶれてきました。
もちろん、今でも良い製品を作っているのですが、製品のバリエーションが減ってきたし、雑誌に広告を出さなくなりました。
なぜ、そうなってしまったのでしょう?
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