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オリオン座流星群
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今日は10月20日。今週はオリオン座流星群が見える週で、明日21日が極大日です。極大は15時ごろと予測されています。
明日の夜は、流れ星が見られるのですね。でも、15時というのは昼間ですよね。
ピークからは少し遅れますが、21日の深夜に流星を見られます。
今夜と明日も、流れ星を見られるのですね。オリオン座流星群を見るには、どうしたらいいですか?
ピークがなだらかな流星群なので、当日だけではなくて、前後数日間は流星を見られます。放射点が昇ってくるのは22時ごろです。
22時以降に、夜空を見ればいいですね。
はい、夜明けまで、流星を見るチャンスがありますが、夜中には大きな月が昇ってきます。月の影響が大きい時期なので、見える流星の数はあまり多くありません。
月が出ている中で見る場合、一時間に何個ぐらいの流星が見えそうですか?
1時間あたりの流星数は、5~10個程度です。流星は空全体に飛ぶので、ひとりの人が見られるのは、空全体の1/3以下になります。
空が良く晴れたとしても、オリオン座流星群の流れ星は、1時間に2・3個しか見えないということですね。
月が出ているので、見える流星数は、かなり少なくなります。月が目に入らない方向を見てください。
月が見えない方向を見るようにして、寝転んで見ればいいですね。
この時期は、昼間は暖かいですが、夜は寒くなります。防寒対策が必要です。
オリオン座が昇ってくるのは、夜半過ぎですから、外は寒くなりますね。
真冬の昼間の服装が、適当だと思います。
今夜から、明日・明後日の夜中、防寒対策をして、オリオン座流星群の流れ星を見てください。
流星群では、夏のペルセウス座流星群と冬のふたご座流星群が、二大流星群ですが、秋のオリオン座流星群は、それに次ぐ流星群です。夜、ちょっと頑張って、オリオン座流星群を見てください。
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10月21日23時の東の空
23時だと放射点が高くないので、これ以降の時刻に見てください |
オリオン座流星群以外に、今週見られる天文現象は、何かありますか?
26日土曜日、金星とさそり座の赤い一等星、アンタレスが接近します。
今週末に、金星とアンタレスが近くに見えるのですね。
5度未満まで近づきます。数日間は、双眼鏡で見ると同一視野内に見えます。
金星は宵の明星ですから、明るくて、すぐに見つけられますよね。
アンタレスの方は、肉眼で見えますか?
日の入り後45分ぐらいには、見えるようになります。その時の高度は、約10度とかなり低いです。南西の空が開けたところで観察してください。
南西方向が地平線まで見える場所がいいのですね。
栃木県では、そういうところは少ないです。近くにない方は、栃木県庁の最上階に行ってみてください。西方向がよく見えます。金星は明るいので、肉眼で簡単に見えますが、アンタレスは明るい空の中では見えにくので、双眼鏡で見てください。
両方を見るには、双眼鏡が必要なのですね。
よく見れば、肉眼でも見えますが、双眼鏡があるといいです。
今週は、オリオン座流星群と、週末には、金星とアンタレスの接近が見られます。夕方から夜中の星空に注目してください。
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