2月も中旬になりましたが、強力な寒波が連続してやってきて、まだ、真冬の寒い日が続いていますね。でも、もう少しで暖かくなるのでしょう。暖かくなるのが楽しみです。ところが、暖かくなると、澄んだ冬の星空が見られなくなってしまいます。 
 
   前回、冬の星座が見られるのは、今週ぐらいまで、というお話がありましたね。 
 
冬の星座が西に傾いていくのと、空気が澄んだ晴れの日が少なくなるという、2つの理由から、そういうことになりそうです。 
 
   今週晴れたら、冬の星座を見ておいた方がいいですね。 
   ところで、今日のお話はなんでしょう? 
 
太陽の話です。 
 
   太陽ですか。 
   冬の太陽は低いところにありますけど、これからは太陽の高さも上がってきますね。 
 
そうですね。その太陽ですが、約11年周期で、活動が強まったり弱まったりします。 
 
   今はその周期の、どのあたりにいるのですか? 
 
今年が活動のピークになります。 
 
   活動のピークというと、今年は暑くなるのですか? 
 
いいえ、11年周期の太陽活動によって、暑くなったり寒くなったりはしません。 
 
   何が変わるのでしょう? 
 
活動が活発になると、黒点が増えて、フレアの発生が多くなります。 
 
   太陽黒点は分かりますが、フレアというのはどういうものでしょう? 
 
      簡単に言うと、太陽表面で、小さな爆発が起こります。フレアを太陽観測用の望遠鏡で見ると、黒点よりは大きな面積で白く光って見えます。 
       
       
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