| 秋分の日 | 
    
今日は日曜日ですが、明後日火曜日は、秋分の日で休みになります。できれば3連休だと良かったですけど、今年は巡り合わせが良くなかったですね。 春分の日や秋分の日は、20日とか21日が多い気がしますが、今年は23日って、遅いですね。 秋分の日というのは、太陽の周りを回る地球の位置で決まります。太陽黄経が180度になる日が秋分の日です。 太陽黄経というのが、よく分かりませんが・・・ 要するに、春分の日に地球があったところから、180度回ったところに地球が来た時を秋分の日と言います。ピッタリ180度のところを通るのは一瞬です。今年は23日 03時19分に180度のところを通過します。 地球がそこを通るのが、3時間20分早かったら、秋分の日が22日になって3連休だったのですね。 3時間20分って、ほんのちょっとのところですから、惜しかったです。 半年前の春分の日のときに、奈良部さんから「春分の日は、昼と夜の時間が同じになる日と言われているけど、実は、昼の方が長い」というお話を 聞いた覚えがあります。秋分の日も同じ理由で、昼の方が長いのですか? 同じ理由で、昼の時間が12分ぐらい長いです。 同じ理由というのをここでまた説明すると、時間がかかる話なので、ななつがたけ北天文台ホームページのコズミックジャーニーのコーナーに書いてあります。今年3月の「春分の日」のところを見てください。 なぜ長いのかはそちらを見ていただくことにして、それにしても、みんなが昼と夜の長さが同じになる日と言っているときに、「いや、昼の方が長いんだよ」 と言えると、トリビアですね。  | 
    
![]()  | 
    
| 日の出・日の入り | 
12分も違うと「誤差」とは言えませんよね。誤差ではなくて、明確な理由があって長くなるので「昼と夜の長さが同じになる日」という言い方は、やめた方がいいですね。 「太陽が真東から昇って、真西に沈む日」・・・ですか? それも厳密に言うと、わずかに北にズレるので正しくないです。 教科書に書いてあることが、みんな否定されてしまいますね。なんと言ったら正確なのでしょう? 秋分の日は、秋分点に太陽がある日 太陽の南中高度が(90度-緯度)になる日 日本では休日になる日 そんな感じでしょうか。 最後のやつがわかりやすくて、間違いはないですね。  |