オリオン座が南中していますね。
オリオン座は見つけられる人が多いと思います。オリオン座から周りの星座を見ていきましょう。
まず目につくのは、オリオン座の左下におおいぬ座があって、その中でひときわ明るい星、シリウスですね。
シリウスは恒星の中では一番明るい星です。今は、ふたご座の中に木星があるので、そちらの方が明るいですけど。
ふたご座はオリオン座の左上ですね。
ふたご座には、カストルとポルックスという明るい恒星があるので、今は明るい星が集まっています。
ふたご座のとなりで、オリオン座の上に、ぎょしゃ座があります。
こちらも冬の代表的な星座です。ぎょしゃ座の中には、カペラという1等星があります。ぎょしゃ座の右下でオリオン座の右側には、おうし座があります。おうし座にはアルデバランという1等星があって、すばるもあります。
オリオン座の周りは、有名な星座と明るい1等星がたくさんあって、にぎやかですね。
そのあたりには、7個の1等星と、今は木星もあるので、四季の星座の中でも一番華やかな部分です。
オリオン座のベテルギウスとシリウスと、こいぬ座のプロキオンをつなぐと冬の大三角ですね。
冬の大三角はその3つの星ですが、明るい星はあちこちにあるので、他の星でも大三角が作れてしまいます。こんなに1等星があるのは、冬だけです。
今夜の21時には、そのあたりの星座が、南から天頂かかけて見えるのですね。
冬は明るい星がキラキラ瞬いているので、とてもきれいです。
今週は何か星空トピックは、ありますか?
ぎょしゃ座のとなりにペルセウス座がありますが、その中にある変光星のアルゴル。これが暗くなるのを3回見られます。
1週間に3回ですか?
アルゴルは約2.9日の周期で、ふだんは2.1等星だったものが、3.4等星に暗くなります。明るさとしては1/3です。アルゴルは通常の明るさから、最も暗くなるまでに、5時間ぐらいかかります。元の明るさに戻るのにも、約5時間かかります。ですから、最も暗くなる時刻の5時間前に見るか、5時間後に見て、明るさを比較するのがいいです。
一番暗くなる時刻の5時間前か5時間後が、夜ならばいいわけですね。
今週、アルゴルが一番暗くなる時刻は、19日 01時05分、21日 21時55分、24日 18時44分です。
以前にもアルゴルのお話は伺いましたが、近くに明るさを比較できる星があるのでしたよね。
アルゴルはペルセウス座にありますが、となりはアンドロメダ座です。アンドロメダ座の中で、アルゴルに一番近い星の「アルマク」が、通常の明るさのアルゴルと同じです。
アルマクとアルゴルの明るさを比べると、アルゴルが暗くなっているのがわかりますね。
3回のうちの1回でも、暗くなっているアルゴルを見てください。
|