南天の星座



今日は冬の南の空に見える星座についてお話しします。

   南の空というとオリオン座とかおおいぬ座ですか?

それよりも、もっと南の星座です。

   オリオン座やおおいぬ座の下に星座がありましたか?

オリオン座の下にはうさぎ座があります。

   そういえば、以前うさぎ座のお話は聞きました。

今日の話題は、うさぎ座よりも、もっと南にある星座です。

   ますます、そんなところに星座があったかな? と思います。

それがあるんですよ。下の図は、今夜21時の南の空です。


2月8日 21時の南の空


   うさぎ座の下にちょうこくぐ座と、はと座があります。 
   それと、おおいぬ座の下には大きな星座がありますね。とも座ですか。

おおいぬ座の下は、いくつかの星座がつながっています。かつては、アルゴ船座という巨大な船の星座があったのですが、大きすぎるので船のパーツごとに分けて、ほ座とか、らしんばん座とか、とも座などに分かれています。

   ほ座もちょっと見えてますね。 「とも」って、船のどの部分ですか?

船の「へさき」というのは船の先端ですよね。「とも」というのはそれの反対側で、船の後ろ側です。

   おおいぬ座の左下にあるのは、船の後ろの面なのですね。そうするとこの船、ひっくり返ってますよね。

日本から見るとそうなりますね。でも、オーストラリアで見ると、位置にもよりますが、天頂を過ぎて西の空に見えるときには、海に浮かんだ姿に見えます。

   なるほど、南半球で見るべき星座なのですね。

その一部が日本から見えています。さらに南の地平線すれすれの所をよく見てください。

   カノープスという星があります。

これが地平線すれすれで、なかなか見えないのですが、この星はシリウスの次に明るい恒星です。

   それだけ明るければ、地平線すれすれでも見えるのですね。

見えます。もちろん、南側が開けていて、地平線まで見えるところでないとダメですけど。

   どこに行くと見えますか?

私の自宅から見えますよ。栃木市ですが、2階の上の屋上から見えます。

   南側に山や高い建物がなければ、けっこう見えるんですね。

冬は天気が良くて空気の透明度が高いので、けっこう見えます。

   カノープスは何座の星ですか?

りゅうこつ座です。

   りゅうこつ座という星座があるのですね。「りゅうこつ」って、恐竜の骨ですか?

そういう意味の竜骨もありますが、英語で言うと「キール」です。大きな木造船のへさきから船の底を通って、ともまでつながっている船の背骨のような重要な部品です。それが英語で「キール」、日本語で「りゅうこつ」といいます。

   そこもアルゴ船の一部なのですね。確かにかなり大きな星座だったのですね。

南半球に行くと、そのあたりの星座が全部見えます。

   冬の南の空には、南半球の星座の一部が見えているのですね。

リスナーのみなさんも、南の空の低いところにある星座、探してみてください。


 
 









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