夏の星空


7月も後半になりました。これからが夏本番です。暑い日が続きそうですね。

   夏は星を見る機会が多い季節でもありますね。

そういうイメージがありますね。

   あれ? イメージですか?

昔は栃木県でも、夏の星座を毎日のように見られて、天の川も見えました。でも最近は、栃木県の夏の夜は晴れません。昼間は晴れていても、夕方になると雲が出てきて、夜の間、そのまま曇りだったり雨が降ったりして、明け方に晴れてきます。

   最近の夏は、そう言われればそうですね。どうして晴れないのですか?

まず、最近の日本付近は、常に水蒸気が多い状態です。水蒸気が多ければ雲ができやすいです。

   やはり温暖化の影響ですか?

気温が上がれば水が蒸発しやすくなるし、空気中に含める水蒸気の量が多くなります。

   気温が上がると飽和水蒸気量が多くなるのですね。

それです。空気の中にたっぷり水蒸気を含めます。

   日本付近の海が暖かくなっているというニュースをよく聞きますね。

東京湾に熱帯魚とかサンゴが繁殖してるようですね。

   栃木県だけではなくて、日本全体が晴れなくなっているのですか?

そうなのですが、特に北関東が晴れなくなっています。

   北関東が特に・・・ですか?

夏は南風の場合が多いので、関東平野の上で暖められた空気が北関東に押し寄せてきます。栃木県のあたりで上空に昇って行って、雲を作ります。

   それで北関東に雲が湧くのですか。

さらに、栃木県の北の方には山があるので、そこに暖かい空気がぶつかって上昇気流になって、にわか雨を降らせて雷が鳴ります。

   なるほど。でも、昔は夕立が降ると、その後は晴れたような気がしますが・・・

今は水蒸気がたっぷりあるので、雨が降っても、また雲ができます。


室堂 ミクリガ池


   夏は星空の季節だと思っていたのですが、どうしたらいいのですか?

栃木県は晴れないので、県北の山の向こう側、福島県に行けば晴れます。新潟県や長野県でもいいです。

   関東平野を取り囲む山の向こう側ということですね。

一番いいのは、福島県の南会津です。他より光害が少ないです。

   光害というのは、星を見るときに邪魔な大きな街から出て空を照らす光ですね。
   奈良部さんのななつがたけ北天文台があるあたりがいいのですね。

そちらも以前よりは晴れなくなりましたが、栃木県よりマシです。

   南会津といってもかなり広いですが、行くとしたらどのあたりがいいですか?

だいくらスキー場やたかつえスキー場のあたりか、只見の方に行けばもっといいかもしれません。

   旅行で行くとしたら、そちら方面でもいいですね。

只見方面は山の中ですけど、温泉もあるし、見るところはいくつもあります。どこでも良ければ、一番おすすめは富山県の立山です。

   立山黒部アルペンルートの立山ですね。

一番上の室堂にある、日本一高いところにあるホテルに泊まってもいいし、少し下の弥陀ヶ原に泊まるのもいいです。どちらでも、星はすごくきれいです。昼間、室堂に行けば、かなりの確率でライチョウに会えます。

   今年の夏の旅行は、今からでは遅いかもしれませんが、「星も見られるところ」というのを考えてみてください。

 
 弥陀ヶ原ホテル









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