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ギター保管庫





こんな物を製作してみました。
現在は工場にある除湿装置完備の防音室で製作したキャビネットの試奏やエレキ、アコースティックギターを弾いているのですが、
自宅でもアコースティックギターを弾きたくなりました。
しかし、やはり気になるのは管理方法です。
今の時期はいいのですが、夏場はちょっと湿度が心配です。
人が生活しやすい環境であれば問題ないのでしょうが、お気に入りのギターなので管理をきちんとしたいと思いました。

実は市販品でギターを保管出来る物がないか探していました。
バイオリン用はあったのですが、ギターとなると中々見つからず、やっと見つけた物は受注生産で30万円以上もする保管庫でした。

それなら自分で製作しようと思い今回に至りました。

こちらをクリックすると詳細な画像が見れます。








材料は桐の集成材で製作しました。オイルステン着色後蜜蝋ワックス仕上げです。

市販のギターハンガーを取り付け、除湿ユニット、湿度計は市販のカメラ用防湿庫のユニットを改造して取り付けました。

前面は5mmアクリル板を使用。

キャビネット内部下にある四角の部材ですが、ギターハンガーで吊るしておくとギターの重さをネックで支える事になりネックの負担が大きいので
ボディーでも支えて加重を分散しネックの負担を減らす為のスペーサーです。
両方に加重を分散出来るように微調整してあります。

意味があるかどうかは分かりませんが、気休めでしょうか。
お店でもスタンドやハンガーに設置しているだけですのでそこまで気を使う必要は無いのかもしれません。




除湿ユニットのみで購入出来ないか探したのですが、理想の物が見つからずカメラ用防湿庫のユニットを使用しました。
今回はたまたま防湿庫を買い替えたのでユニットが余りましたが、現状では防湿庫を購入してユニットのみを使用するか、コンパクトの除湿器を内部に入れておくかしかありません。
除湿ユニットの場合は全自動で手間いらずですが、コンパクト除湿器は定期的に乾燥させる必要があります。




今回の保管庫は写真には無い別のギター専用ですのでスペーサーの意味がありません。
ギターを入れた場合の参考写真とお考え下さい。

スピーカーキャビネット以外でこういった物も製作出来ます。
材質は集成材、化粧合板などご希望の物で製作致します。

製作費 ¥60,000〜 (除湿ユニット、温度、湿度計は別途。ギターハンガーは付属します。)

愛着のあるギターの為にいかがでしょうか?






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