しゅうふういん    りゅう う  しゃく
  秋風引   劉 禹 錫

いず     ところ   しゅうふういた 
何れの処より秋風至る

しょうしょう     がんぐん   おく
蕭蕭として雁群を送る

ちょうらいていじゅ  はい
朝来庭樹に入る

こきゃくもっと  さき  き
孤客最も先に聞く


    平成十九年一月書
半切 1/2