半 切
       
    古   風


こ  う   が   とうめいにはしりはくじつさいかいにおちる
黄 河 走 東 溟 白 日 落 西 海
せいせん と りゅうこう と ひょうこつとしてあいまたず
逝 川 與 流 光 飄 忽 不 相 待
しゅんようわれをすててさりしゅうはつすでにすいかいす
春 容 捨 我 去 秋 髪 已 衰 改 
じんせいかんしょうにあらずねんぼうあにとこしなにあらん
人 生 非 寒 松 年 貌 豈 長 在
われまさにうんちにじょうじかげをすいてこうさいをとどむべし
吾 當 乗 雲 ■ 吸 景 駐 光 彩



          平成二十年六月書