半 切
       
    清平調詩(一)


くもにはいしょうをおもいはなにはかたちをおもう
雲 想 衣 裳 花 想 容
しゅんぷうかんをはらってろかこまやかなり
春 風 払 檻 露 華 濃
もしぐんきょくさんとうにみるにあらずんば
若 非 群 玉 山 頭 見 
かならずやようだいげっかにおいてあわん
会 向 瑤 臺 月 下 逢




          平成二十年七月書