大柿花山には、日本に昔からある「赤」の彼岸花だけでなく、白や黄色、紫などカラフルな品種の彼岸花の仲間、リコリスがあります。いつ、どんな花が咲くのか、2010年のデータをもとに紹介しましょう。
※ 日本に昔からある「赤」の彼岸花が咲いた日に対する開花日の差を[]内に表記しました。
8月初旬に咲き始めたのは、朱色のキツネノカミソリと、淡い赤紫の夏水仙。（この年の開花確認日はキツネノカミソリが６日、夏水仙が８日です。）
[-28] 8月末には、タヌキノカミソリ、オレンジの花のリコリス・ヘイジャックス、黄色の花では「小さな秋」が咲き出しました。 白の品種では一番早く咲く「真夏のクリスマス」がひと際目立っていました。
[-18] ９月６日、ピンク色の品種ウエキ１号やジュリエットが咲き出しました。
[-12] ９月11日、淡い黄色や白の品種は、見分けずらいのですが咲く時期や花弁の形、雄しべの色などが手がかりです。この時期に咲き出した山の根ロゼは鮮明なピンクの花を咲かせてくれました。
[-6] ９月１８日、日本に昔からある「赤」の彼岸花の一部が咲き始めました、今は、多くの彼岸花が咲く６日前です。白い品種の天使の誘惑、紫色のリコリス・スプレンゲリーが咲き出しました。
[-3] 彼岸花の開花まであと３日。リコリスも一気に咲き始め、今日確認できたのはご覧の８品種です。
[0] 9月２４日、日本に古来からある彼岸花が咲きました。ました。この年は例年より10日程度遅れているようです。ほぼ彼岸花と同じ時期に開花したリコリスで白花は、アルビフローラとチェリーピンクですが、どちらもなかなか魅力的な品種です。
[+7] 彼岸花が開花してから７日後の今日。彼岸花の多くがピークを過ぎていると思われます。この日咲いていたリコリス・ヘイチンは雄しべの赤がアクセントになっていて綺麗です。また、オレンジ色の「あけぼのしょうきらん」も咲き出しました、この花が咲くと彼岸花の仲間の花はすべて終りです。
