
家にあっては処女の如く、社交の場にあっては淑女の如く、
そして、夜の寝室にあっては娼婦の如き女性を追い求める男が、
ついに理想の女性と結婚した。
盛大な式をあげ、新婚旅行から帰った彼の家に、友人たちが祝福に訪れると、
なぜか彼は浮かない顔をしていた。
友人「どうしたんだ。理想の女性と結婚できたというのに」
新郎「確かに彼女は、処女の如き、淑女の如き、娼婦の如き女性なんだが、順番が違うんだ」
友人「順番?」
新郎「家にあっては淑女の如く、社交の場にあっては娼婦の如く、さらに夜の寝室では処女の如き...」
その夜、トムを見つけたデイブはとても心配になった。
こんなに酔いつぶれているトムは見たことがない。
デイブはトムの座っているカウンターに近づき声をかけた。
「よぉ、相棒、どうした。何かまずいことでもあったのか?話してみろよ」、デイブがトムをなだめる。
「お前の奥さんのことなんだよ.」赤い目を上げて、トムがぶっきらぼうに答える。
「おれのカミさん? うちの奴がどうした?」
トムが答える。
「あのなぁ、彼女なぁ、浮気してるみたいなんだ。俺ら 2人とも騙されてたんだよ。」
ある夜のこと、男がぐでんぐでんに酔っぱらって家に帰ってきた。
よろけながらドアを開けると、奥方がにらみつけていた。
「一体夜通し、どこをほっつき歩いてたんだい?」
「新しく、ちょっと変わったバーができてね。ゴールデン・サルーンっていって、
何でも黄金でできてるんだ」。
「何をたわけた事を! そんな所、ありゃしないよ!」
「いや、本当なんだ。大っきなドアが金で、床も金で、何でもか−−
そうだ、トイレの男便器まで金なんだ」
そんな話が信じられなかった彼女は次の日電話案内に問い合わせ、
町の向こう側に「ゴールデン・サルーン」という店ができたのを知った。
さっそく電話して昨日の話を確認する。
「ゴールデン・サルーンですか?」
「そうです」
「大っきな金の扉があるんですか?」
「そうですよ」
「床も金で?」
「間違いなく」
「トイレの男性用の便器も?」
しばらく沈黙が続いた後で、店の人が叫び出したのが聞こえた。
「おい、トム。お前のサックスに昨日晩小便した奴だけどな、どうやら手掛かりがわかりそうだぞ」
新婚ほやほやの兵士が、遙かかなた南太平洋にある離れ小島に転勤を命ぜられた。
それも 2 年間だ。着任して数週間すると、妻が恋しくてたまらなくなった。
そこで手紙を書くことにした。
『マイハニー。当分の間逢えないね。僕はもう寂しくなってしまった。
だって、ここは夜になるとすることが何もないんだ。
でも、周りには地元の魅力的な若い娘がいつもいるんだよ。
何か趣味があれば誘惑されなくても済むと思うんだけど、君はどう思う?』
『これを習ってみたらどう?』。そう書かれた妻の返事には、ハーモニカが同封されていた。
2年後、長かった駐在勤務が終わると、男は急いで新妻の元へ戻った。
「ハニー、早くベッドへ行こう。熱い愛を交わすんだ」
「ちょっと待って、その前にハーモニカを演奏してみてくれる?」
旅人が着いた頃、その町のホテルはどこも満室になっていた。
最後のホテルで彼が支配人に掛け合っている、
「部屋ぐらいどこかにあるんだろう....じゃあ、ベッドだけでもいい。
ほんとに疲れ切ってるんだ。どこでもいいんだ」。
「確かにダブルの部屋が一部屋ございます。お客様がお一人お入りなのですが、
お話しすれば相部屋に同意してもらえるでしょう。
でも正直申し上げましてして、そのお客様はいびきがひどくて、
この一週間ずっと隣の部屋から苦情が出ております。
これで本当にお客様によろしいかどうか...」
「それでいいよ。そこに泊めてもらうよ」と、疲れ切った旅人が答えた。
次の日の朝、旅人が晴れ晴れとした表情で下りてきた。
支配人が昨晩の様子を訪ねる。「ぐっすり眠れたよ。」と答える旅人。
驚いた支配人が続けて、「ひどいいびきをかく相手といて、ぐっすり眠れたんですか?」
「ああ、いびきはまったく聞かれなかったからね。」
「一体どうやって...?」
「僕が部屋に入ったとき、彼はもう寝ようとしていたんだ。
だからそばに寄って、『お休み、ハニー♪』って言いながらほっぺたにキスしてやったんだよ。
そしたら、あいつったら飛び起きて、そのまま寝ずに徹夜で、僕を見張ってた、というわけさ」
インディアンのある部族の中の、最強の勇者である男が、
ある日、日頃から悩み続けてきたある疑問を解消しようと、父親のところへ行き、
部族のみんなの名前は、どのようにして決められたのか、と尋ねた。
しかし父親は、「産まれた子の名前を決めるのは、酋長の役目なんだ」としか答えてくれなかった。
そこで、今度は酋長のテントに行った。
中に入ることを許され、勇者は酋長を前に同じ質問をした。
酋長は答えてくれた。
「赤ん坊が産まれそうになると、わしは自分のテントに入る。
そして、赤ん坊が産まれると、テントから出る。
その時、最初に見えたものをその子の名前に決めるんじゃ。
『サンライズ』とか、『イエロー ムーン』とかな。
でも一体どうしてそんなことを聞くんだ、ツー ドッグ ファック?」
刑務所:時間のほとんどを6畳ほどの部屋で過ごす。
会社:時間のほとんどを4畳半ほどの部屋で過ごす。
刑務所:1日に3度、無料で食事ができる。
会社:休憩時間に1度食事をするだけ。おまけに自己負担。
刑務所:良い仕事をしていると、おツトメ時間が短くなる。
会社:良い仕事をすると、ますます仕事が増える。
会社:常に名刺を持っていなければならない。
刑務所:服を支給され、その上IDが縫いつけてあるので名刺を持ち歩く手間もいらない。
会社:標準の服装があるが、その服は自費で購入しなければならない。
刑務所:標準の服装があるが、その服は無料で支給される。
会社:ドアの施錠/開錠も自分でしなければならない。
刑務所:看守が代わりにすべてのドアの施錠/開錠をやってくれる。
刑務所:テレビも見れるしゲームも楽しめる。
会社:テレビを見てゲームをしていると首になる。
刑務所:職業訓練の費用は無料で、おまけにその時間も与えられる。
会社:教育費用は自分持ちで、おまけにそのためには自分の時間を削る必要がある。
刑務所:運動ができる場所があり、ほとんど好きなときに利用できる。
会社:運動のできる場所がある場合もあるが、やはり自分の時間を削らなければならない。
刑務所:仕事中に寝てしまっても、さして深刻な事態にはならない。
会社:仕事中に寝ていると、次回の首切り候補にリストアップされてしまう。
刑務所:完全な医療制度があり、そのための費用もかからない。
会社:医療費の一部しか補填されず、残りは全額自己負担になる。
刑務所:すべての費用は納税者によって支払われる。
会社:すべての費用は自分持ちで、なおかつ給料から税金を差し引かれる。囚人を養うために。

