〜 2001年 10月 〜
『高齢者ケアの研究・普及へ「癒しの国のアリス」設立』
2001.10.27
高齢者ケアの研究や普及を進めるため、特定非営利活動法人をめざす団体
「21世紀癒(いや)しの国のアリス」(森田仁士理事長)が27日、東京都内で設立された。
発起人は各地の病院や高齢者介護施設などの関係者ら50人。
アルツハイマー病などで支援が必要なお年寄りを「アリス」と呼ぼう、と提唱する。
ある老婦人が、ぼけていた時を振り返って「不思議の国のアリスみたいだった」と表現したことから、
顧問の高柳和江・日本医大助教授(医療管理学)が発案した。
設立記念シンポジウムで
「ぼけ老人や痴ほうより、ずっとすてきな呼び方『アリス』を定着させ、
アリスが尊厳をもって暮らせる日本にしよう」と訴えた。
........(-。-;
あ、『アリス』を『ボケ老人・痴呆老人』の代名詞にするって?
「ウチのおじいちゃん、最近どうやら『アリス』になっちゃったみたいで。」
とか、普段の会話にも使用してくれってことかなぁ。
僕らの世代(いや、けっこう下の方まで♪)なら、普通、
『アリス』と言ったら、谷村新司・堀内孝雄・矢沢透という3人を思い出しちゃうんですが。(*^^*)
いや、それはともかく。
そのアリスのメンバーの3人なら、それを聞いても苦笑するだけで許してくれると思うけど、
外国人はそうはいかないかもしれないよ。
一番考えられるのは、『不思議の国のアリス』の原作者、ルイス・キャロルの関係者が、
『アリス』の名前を不当におとしめられた、とか言って裁判沙汰になる可能性だな。
『シャネル』という名だからという理由で、千葉の小さな喫茶店がシャネル社から訴えられたり、
ポケモンのキャラ、ユンゲラーが、あの超能力者ユリ・ゲラーに訴えられたり、
そういうことって、良くある事じゃないですか。
それで思い出したけど、かつて、
「トルコという国の印象が悪くなる」と、ひとりのトルコ人青年の訴えで、
『トルコ風呂』が『ソープランド』に改名された、という大事件(笑)もあったじゃない?
まぁ、『アリス』という名前自体はありふれたものだから、たぶん使用は自由なのかもしれないけど、
でも、一部の人の押しつけで名称を変えようという試みは、めったに成功した試しがないんだけどね。
← 実例:山手線をE電(笑)
いずれにせよ、僕なんか、「まったくウチの営業と来たら、最近『アルツ』なんだから。」
という言い方を以前からしてますが。<やば♪
『ネットでSOS 助けてくれたのは海外の人』
2001.10.24
自宅の庭にある納屋に閉じ込められたイギリス人男性が、インターネットのおかげで、
遠く離れた米国人に通報してもらい、無事助け出されるという珍事件があった。
20日付デーリー・テレグラフ紙によると、
イギリス北部のランカシャーに住むスティーブン・ライリーさんが、
午前4時ごろ自宅の納屋でパソコンに向かっていたところ、
何者かの悪ふざけで外から鍵をかけられてしまい、出られなくなった。
どんなに助けを叫んでも誰も来てくれなかったことから、
最後の手段でインターネットのあるチャットルームに、警察を呼んでくれるよう
懇願したメッセージを書き込んだところ、
何と海の向こうの米国に住むユーザーが、本当にランカシャーの警察に電話をしてくれたという。
ライリーさんは同紙に対し、「警察から、通報は米国からだったと聞いて、本当に驚きました。
インターネットの力ってすごいですね」と語っている。
通報した人の氏名などは、明らかにされていない。
ほっほぉ〜♪イギリスの警察に、アメリカからの通報とな。
確かに、インターネットならではですな。( ̄。 ̄)
でも。アメリカから、イギリス・ランカシャーとやらの警察の電話番号を、
よくご存じでしたねぇ。その通報者。
仮に僕がその書き込みを見て、なんとかしてやりたいと思ったとしても、
とてもじゃないけど、国際電話で警察に通報なんか、できませんが。
.....あ、そもそも、英語の書き込みなんか読めないけどさ。(*´ー`)
それにしても、通報者はともかく。
その納屋に閉じこめた犯人の方を、明らかにすべきでわ?
『中国海軍幹部を歓迎するのに、台湾旗をかかげた英軍艦船』
2001.10.8
イギリス国防省は8日、同国南部ポーツマス港の英軍艦船を
10月初旬に親善訪問した中国海軍の幹部一行を迎える式典で、
中国国旗の代わりに「台湾旗」を掲げる外交上の失態があったことを公表した。
英軍艦船上での出来事で、中国軍将校の注意で初めて気付き、旗は替えられたという。
誤った旗の掲揚時間はわずかだったとしている。
中国は、「一つの中国」政策の下で、台湾の主権を認めず、台湾と対立している。
不手際を起こした英軍艦船の艦長は、非礼を陳謝する私的な書簡を、
中国海軍の訪問団団長に送ったところ、団長をこれを単なる「ミス」として受け止め、
問題がこじれることはなかったという。
旗すり違えが起きた経緯や、責任者の処罰内容などは伝えられていない。
あ〜、なるほど。こりゃ、焦っただろうねぇ。英軍さん。
ま、ヨーロッパから見りゃ、中国も台湾も、区別がつかないのであろう。
ウチらだって、例えば栃木県民の僕からすれば、島根県と鳥取県の位置に区別がつきにくいし、
あちらの方から見れば、栃木県と群馬県の区別はつかないんじゃないかな?<問題が違う?(爆)
ところで、中国訪問団の団長さんが、「単なるミスとして受け止め」というのは、
さっすが大人だ、こんなことイチイチ問題にしないだけ心が広い。と感心もしたが、
「台湾の主権を認めす、1つの中国とみなしている」中国人が、
「台湾旗を掲げた?それは単なるミスですよね。はっはっは。」と言ったというのは、
何か深ぁ〜い思惑が感じられて、かなり興味深かったです。(*^^*)
『文豪の息子、性転換手術→全裸で散歩→逮捕→拘置所内で病死』
2001.10.4
米文豪ヘミングウェーの息子グレゴリー・ヘミングウェー氏が
フロリダ州マイアミの拘置所で亡くなった。69歳だった。
公然わいせつなどの疑いで9月末に逮捕され、女子房内で病死したという。
作家の2番目の妻の子として、1931年にカンザスシティーで生まれた。
医師だったが、アルコール依存症に苦しみ、放浪を繰り返し、父親への憎しみをあからさまに語っていた。
最近、性転換手術をして女性の身体になり、女性の名である「グロリア」を名乗った。
ある日、全裸で通りを歩いていたため警察に通報され、逮捕されたという。
父子の関係を問われると
「愛情あふれ、威圧的で、善意のつもりの父親のもとでは子どもがダメになる」と語っていた。
「偉大な父親の息子はつらいもの。難しい一生だったのだろう。」とヘミングウェー研究家は話している。
親父があまりにも偉大だと、それに比べられてしまう息子は、つらいものだろうね。
そういや、長★茂雄の息子さんや、★泉首相の息子さんも.....あ、いやいや。(^^;
それはともかく、「愛情あふれ、威圧的で、善意」な育て方をしても、
子どもはダメになるんかい。ホント、子育ては難しい。(-。-;