MA-1  MIL-J-8279E  (DSA100-76-C-1712  JULY 22, 1976)

実物

 

 

1976年度分契約/1976年納入の8279Eモデルです。
GREENBRIER社製になります
GREENBRIER社は、納入メーカーとして多くの製品を納めています
CWU-45/Pや36P、CVC等の他、Jモデル以降のN-3Bはその多くが同社製でした

しかしMA-1に関しては、この単契約のみだったようです

パッチ類のハガシ跡は有りませんし、他にもこれといった難点も無く状態は非常に良いです
各リブに数箇所ずつ虫食い・ほつれ破れが有りましたが、リペアでなんとかなりました
この年代にしてはしっかりとしたリブが付いており、伸びも無くテンションは良好です

 


ウエストリブがキュッと絞れていていい感じなのですが
これでも私のウエストには少々太くて隙間が出来てしまいます...
8279Dから8279EへのSPEC改定において、どうしてこれほどウエスト周りの寸法を拡大したのか
どなたかご存知でしたらぜひ教えてください


 

メインファスナーはSERVALの真鍮製ファスナーです
8279Eはアルミファスナーの印象が強いのですが、真鍮でも意外と違和感無いですね
動きは悪くありませんが、大変スムーズという程でもありません
革タブが欠損していた為、またもや自作タブを作るハメとなりましたw
実物写真をあまり良く見ないで作ってしまった為、形・縫製ともかなりいい加減なシロモノです
いずれもう少し実物に似ているモノに作り変えようと思っています

シガーポケットのファスナーもSERVALの真鍮製ファスナーです。

 

同じ縦縫製の前立てを持つ78年のALPHAに比べ、前立ての幅がやや狭いように見えるので
裏側の付け根からの幅を測ってみた所、ALPHA=54mm GREENBRIER=48mmでその差6mm程でした
GREENBRIERは他の8279Eと比べても、パイルがやや厚めの感じで本体のボリューム感が有るため
たった6mmの差ですが、視覚的には前立てが随分と細く感じられてバランスがあまり良くありません
またファスナーのテープ幅が若干広めで、その分前立てを隠してしまっているのも印象に拍車をかけているようです
裏側から見ると、それ程細く感じないのはその辺りのせいだと思います

ラベルも大変良い状態で残っています
ストック番号の2番目に“00”が追加されて拡張されています

 

 

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