13日目ローマ→フランクフルト→成田(+1)

ローマ・フィウミチーノの欠点は、深夜〜早朝間の公共アクセスがない事。
リムジンはかなり高いし、早朝のタクシーも不安・・・なので、
信用おける人に紹介してもらい空港への送りをお願いしました。
通常タクシーより高めだけれど、副社長さんが来てくれました。
空いているからと早朝のローマの見所を流してから空港へ向かってくれました。

大きなスーツケースを預け、小さなピギーに壊れ物を入れて機内持ち込みの予定だったのですが
小さな方も預けるよう言われてしまいました。
この小さい方は、日本の国内線では確かに預けなければいけないサイズなのですが、
海外では90%位の確立で機内持ち込み可能だったので、油断していました。
オリーブオイルの大瓶、ワイン2本、リモンチェッロ5本を取り出して預けます。
でも冷静に考えれば、フランクフルトからのLH便は2階席なので
重いピギー持っての上り下りするより良かったのかも・・・

早朝の為スターアライアンスのラウンジは開いていないので、
ひとり10ユーロ分のバルの利用券をいただきました。
でも早朝から食欲はない・・・でももったいないし・・・
という事でとりあえず見に行ったら、売店が併設されている♪
11ユーロのBOX入りのチョコレートを1ユーロでお買い上げ〜。お土産になるじゃない。 (^^)v

2時間のフライトなので、安定飛行になったらすぐドリンクに続いて朝食のサービスが始まる。
朝なので軽めに(^.^)瓶のビールを頂いたけど、朝食がなんだったか覚えていない・・・
フランクフルトも定時に着陸でした。本当はもう1便後でも十分接続できるのですが、
副題のように「ファーストクラスターミナルビル」を堪能したかったので、
ローマで高いタクシー代を払ってでも朝1番便を利用したのです。

ここでチェックインをすると
車の手配をしてくれます。
傍らのソファーで待っていれば
ドライバーが迎えに来ます。
シートの皮の匂いが
真新しい感じの車でした。

車がターミナルビルに横付けされると、係りの人(女性)が車寄せで待っていました。
担当の○○です・・・と名刺を頂き、搭乗までずーっとお世話してくれます。
「時間も気にしないで」と・・・
荷物はドライバーさんがソファーまで運んでくれます。重かったことでしょう(笑)
広いスペースにソファー&ローテーブルがゆとりある配置で置かれています。
各テーブルの上には4種のナッツと5種のドライフルーツがすでにセッティングされています。
席に着くやいなや、ドリンクのオーダーを取りに来てしまったので
すぐに見学したかったのを抑えて、ちょっと喉を潤します。

全てのテーブルにすでにセッティングされているおつまみ。 ドリンクリストもすごいラインナップです。

さて見学(^.^)

このビルの中には、免税店、出国審査場、レストラン、バー、仮眠室、バスルーム、喫煙室などが
ゆとりのスペースであります。
床から天井まで一面の窓なので開放感も感じ取れます。
水やグリーンのあしらい方、プライバシーを考えたソファー&テーブルの配置、全てが見事です。

レストランでは
アラカルトでオーダーしても
ビュッフェで好きなものを
自分で取って来てもOKです。
ドリンクと1品位オーダーして
あとは自分で取ってくる人が
多いですね。
オードブルからデザートまで
かなりのラインナップで、
ぜ〜んぶ味見したい位
美味しそう!
レイアウトもとっても芸術的♪
ラウンジ内とはとても思えない
セッティング。
グラスやカトラリー等も
さすが良いもの使っています。

バスルームです。
この右手にトイレ、そしてその
裏手にシャワーブースがあります。
バスローブも上質だし
アメニティはETROです。
バスタブのシャワーは引き込み式だし
ジャグジーになるし、
ハンガーも濡れ縁風のベンチも
高級感あふれています♪

バスタイムのお供のアヒルは
サッカーボール模様。
隣のは、ゴム付きで鼻につけ
盛り上がる為の応援グッズ
胸には Lufthansa
First Class Terminal

と印字されている。
ポインタしてね。
ETROのアメニティ
ボディローション・シャンプー
コンディショナー・バスソルト

スパイシーな香りでナイスです。

お味も雰囲気も満足して、ソファーの方の席に戻ります。
間もなくすると名刺をくれた人が、「お時間です」とやって来て
出国審査官のところへ案内してくれます。当然待ちなしです。
「私はここ迄で失礼します」との事、お礼を言ってお別れします。

ポルシェorベンツ、どちらかしら?
と、気になっていたらポルシェでした。
「よろしかったら助手席へ」って。
こちらの心中察している(^.^)

このポルシェでLHの機体に横付けです!
そしてアッパーデッキの座席まで案内してくれます。
この間荷物はずっとドライバーさんが持ってくれました。
液体の瓶物計8本入りのバッグをですよ。
片手で下げて、肩にはかけられないバッグなのでかなり重いです。
きっと何が入っているのだろうと思っていたでしょうね、ありがとうございました。

往路と同じ83HK、前に席がなく、トイレから程よく遠い、お気に入りの席です。
写真は撮りにくい席ですが・・・
物入れなどはNHの方が充実していますね。
最初の食事前に、真紅の薔薇1輪をリネンの上に置いてくれるのですが
それを自分でアームの花挿しに入れます。
こう言うプロセスって外資系独特ですよね。



アミューズグール:
右:鶏のつくね風
左:燻製白身魚のカナッペ
もちろんキャビア♪
生ハムの盛り合わせ
白アスパラガス♪
これがあったので
和食にしなかったのです。
が、しか〜し、
オランデーズソースって
書いてあったはず・・・

「ソースが分離してしまった」
との事でバターがのっていました。
「バター」はダメでしょ・・・

アスパラそのものは
シャッキリ美味しかったです。
塩とオリーブオイルでいいのに。

シェーブルとゴルゴンゾーラ
ラディッシュの花が可愛い
立派な箱入りチョコは
サッカーボール模様
カルヴァドスとエスプレッソ
チョコレート付き

いつもならワイン片手に映画を楽しむのですが、
成田から車で帰らなくてはいけません。
飛行機の中で飲むお酒、特に今回はファーストクラスなのでなおさら楽しみなのに
この後からはずっと水ばかり・・・
昨夜から睡眠時間が短かった上に早起きしたので、ちょうどよく睡魔が・・・
映画もそこそこに到着前の食事までよく眠れました。

かなり駆け足日程でしたが、良い季節で22時位まで明るいため
1日が長く有効に使えました。
次回イタリアに行く機会があるなら、やはり南の4州をじっくり巡りたいですね。
南には気どりのない温かさがまだあります。
美味しい料理とワインを堪能し、個性的な街々を訪ねたい・・・
そしてわくわくと体験したファーストクラス・ターミナルビル、
次回はしなやかに堪能したいものです。いつのことやら・・・

最後まで読んで下さってありがとうございました。
よろしかったらBBSへひと言お願いいたします。

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