なんていいますか、当日に書いているだけに(書き始めはそうでした…)
いろいろ燃えつきた感がある現在ですが、記憶が薄れないうちにつらつらと
書き綴っていこうと思うSPお茶会1回目(10時)のレポートでございます。


時間通りに入場がはじまり、思い思いのテーブルにつく参加者達。
前回のお茶会は地方スペシャル(勝手に命名)。同じテーブルで
ご一緒した方達は、名古屋・名古屋・九州という、端っことはいえ
関東の在住のわたくしが一番近距離という、なかなかすごい布陣でした。
ですが今回は、千葉・千葉・千葉・千葉……っごめんなさい、ウソつきました。
バラエティに富んだ居住地域にあって、千葉の方が3人いらっしゃいました。
そして、それが後に新たな伝説を生むことに…。

全員が着席するのを待ちながら、
同席のみなさんと談笑していると、目の端に店奥の通路を
すばやく何かが横切る影が映りました。不審に思い、そちらを
向くと見えたのは今日の主役がレストルームに消える後姿。
わたし:「(驚いて横を向いたまま)・・・いま、萩野さんが・・・・」
皆さん:「えぇ?!」
わたし:「『あーはじまる前にトイレ…もーみんな入っちゃったか。
     ……。パッと入ればだいじょぶかぁ』って感じでした(笑)」
皆さん:「ふ、普通すぎる…(爆笑)」
※ 帰りは、『気づかれなかったぜー』と
悠々歩いて控え室に戻っていかれました。


それからしばらく、奥からひょっこり萩野さんが登場。
「おはようございますー。えー…見ての通り寝起きです(笑)
髪も(髪をつまむ仕草)全然、なにもつけてなくてボサボサ
ですけど…ねぇ?(笑顔であたりを見回してテーブルに
あったBOXをみつけ)あ、それDVD?ちょっといい?
(手にとってしげしげ眺め)こんな感じなんだー」

あまりに物珍しそうな様子に
「まだ見てないんですか?」参加者から質問が飛びます。
「うん。っていうか貰えるかどうかもわからないんだけどね」
衝撃の告白をしてみるも、驚いたわたし達を見て
すぐに、「ウソウソ。(笑)」

「これ(シャンゼ)まだ見てない人もいるんでしょう?(会場同意)
あの・・・このパッケージをみるといい感じなんだけどぉ、
内容見ると・・ハギノっ!ふざけんなこのっ(BOXを殴る仕草)
みたいになると思うんですが(笑)まぁ、楽しんでくれると嬉しいです」

ここで、BOXを戻しながら
「今日は時間、どれくらいなの?」と、萩野さん。
「2時間50分です」何気なく答えると、
「え?そんなに!?」
とても驚かれたので、またネタがきた…
今度こそのらなくちゃ!妙な使命感にかられ
「えぇっ?違うんですか?」
両手を口にあて大仰なリアクションをとる私を尻目に、
「え?本当に?…2時間50分??」
企画人である吉田さんに、時間を尋ねる萩野さん。
しかもニュアンス的に『そんな長くないですよね、違いますよね?』
ってな感じです。そうですか、ホントーに把握してなかったんですか…

・・・ネタじゃなかったなんてっっ!涙(こ、このアホは…黙して語らず)

吉田さんは笑顔でかるくひと言。
「うん。2時間50分」。
「じゃ、けっこう今日は余裕あるんだ」
『あ〜』と、長めな時間に妙に納得しながら
明るくいい放つ萩野さんに、『それはどうだろ?(笑顔)』
参加者達が心持ち首をかしげたところでお茶会がスタートしました。

「前(のお茶会)は自己紹介とかやってもらったんだけど、
どうする?やりたい?やりたくない?どっちでも…希望の方で」
萩野さんの問いかけに幾人かの方がやりたいと、答えて自己紹介へ。


千葉でシャンゼ大人気 (※萩野さん調べ)

前記した通り、私達のテーブルで千葉出身の方が
3人いらっしゃいました。同じ出身地の人が同テーブルに
座ること自体はそれほど珍しいことではないのですが
(不思議なことですが、同じ出身地で同テーブルということ、
多かったですね。現地到着時間がほぼ一緒とかそういった関係でしょうか)
しかし、千葉からの参加者が3人という事に気づいた萩野さん。
「千葉ねー、千葉多いよね!千葉で大人気だったんだよ、シャンゼ」
一体なにでお調べに…(笑)

それを聞いて、そうなんだーと、感心する反面、
妙にウケてしまった私たち。思わず吹き出すと、
「いや、ホントそうなんだって!…多分。(笑)」
それからも、千葉出身の方が挨拶するたび、
「ほら、また千葉!ね多いでしょー(爆笑)」
誇らしそうに報告しながらも、言った傍から自分で
大ウケしている萩野さんに私たちも大爆笑でした。
しかし、本当のところはどうなのでしょうか。千葉でシャンゼ大人気…(笑)


なんでだろ〜♪

挨拶が聞き取りやすいように、通路を移動していた萩野さん。
挨拶が隣のテーブルへ移ったのにあわせてそちらへ移動。
そこで、見知った参加者を見つけたらしく、
「あ、この間のお茶会に来てくれた」と、ご挨拶。
とても驚かれた様子で、覚えていた理由を尋ねられた萩野さん。
「んーなんでだろ?(笑)」
答えた後、ハッと気づいて
『なんでだろーう、なんでだろー♪』
小さく、なんでだろうムービング。(笑)



女子高でアキラ大流行

ある参加者の方は、シャンゼリオン放送当時、
通っていた女子高でシャンゼリオンが(というより、むしろ暁?)
大流行したというエピソードを披露。興味深いその内容は、
「誰かが『暁ー!!』って叫ぶと、聞いたみんなが
一斉に、
『サバじゃねぇ〜!!』のポーズをする」
という愉快なもの。「そんなの流行ってたんだ、アハハ(笑)」
これを聞いて、萩野さんは思わず暁笑い。嬉しそうにしていました。


シャイニング・ブレード

お子さんがシャンゼリオンのファンで、
シャイニングブレードを欲しがっている、と聞いた萩野さん。
聞き取れなかったようで何度も聞き返していましたが
「え?ブレード?シャイニングブレード?
………(困惑の間)…。なにそれ(小声)」
と、おもちゃ事情にはさっぱりなご様子。
それでも、「あ、ブレードって剣?」
なんとか“シャイニングブレード”が、何をさしているのか
自力で理解しますが「それは売ってないよね」と、ひと言。
今現在は売ってない、ということかと思いましたが、
「だって…あんな剣だけなんて売ってるわけないもんね」
やっぱり
おもちゃ事情には、まったく全然さっぱりなご様子。(笑)
結局、なにか棒のようなものを柄(?)にさして
シャイニングブレードに見立てるということで
話が落ち着いたようでしたが、お子さんは納得されたでしょうか。(笑)


自己紹介のあいだ中、参加者ひとりひとりの目を見ながら
きちんと受け答えしてくれる萩野さんの、優しい瞳が
印象的でした。が、やんちゃな仕草ももちろん健在。
緊張のため、どうしても小さくなってしまう参加者の声に
『聞えなーい?』と、耳に手をあて首を伸ばして兎のようなポーズ。
最初、片手だけだったのがそのうち両手になり、その姿は
まさに“耳ダンボ”状態。(笑)長身で大人の魅力漂う、
祝!三十路突入の萩野さんですが、そうなると
もうこの表現以外見つかりません。
なんて可愛らしい!
いや、
むしろ愛らし過ぎ(ウルサイ)


自己紹介も終了。
「それじゃ、いまからテーブル回っていくんで、
みんなそれまでコーヒーとかケーキとか食べててーって、まだなんだ?(笑)」
早い時間からのスタートだったので、まだ何も出ていない
テーブルをみて思わず苦笑い。その後、しばらく回る順番を
どうするか考えていましたが、結局私達の後ろのテーブルをチョイス。
「ここ(私達のテーブル)たぶん、最後だから

そこからCの字逆回転にまわるらしい萩野さんは、
わたし達ラストテーブル組に悲鳴をあげさせ(笑)
楽しそうに笑いながらテーブルまわりをスタートさせました。

萩野さんは、この日集まったファンひとりひとりと、
楽しそうに談笑。各テーブルに幸せのスコールを
まき降らしながら、なごやかにお茶会は進行していきました。
ラストテーブルになったわたし達のテンパり具合は
後日、時間があればドタバタ記でも書かせていただくとして、
ここからはテーブルでお話できた内容を書いてみようと思います。


天然ヤケ

「(すごい焼けてますね)あーそう?日サロとかも友達が店出したから
1回行ったけど、あとは全然。毎日稽古場まで歩いていってるからかな。
(それじゃ天然(日焼け)なんですね。)天然?うん、そう。(笑)」
確かに、肩口が一番焼けていて下に行くに従い
グラデーションかかっていたような萩野さんの日焼け。
サイン会の時より、さらに鍛えられた小麦色の肩がまぶしかったですが、
ちょっと赤くなっていて、紫外線の影響が心配になるくらい焼けていました。(笑)


(オレのところに)「来いよーー!!」

「なんかねーもう初めてに近いから、舞台とか。本読みの声が
大きくてもうびっくり。えー?なんだよコレ本読みー?って。(笑)」
はじめての本読みでショックを受けたとか。
「みんなすげー声が大きくて、俺だけ全然ちがくて。
感情こめてさー、ちいさい(日常会話クラスの)声で
『…来いよ』とか言ってんのに、みんなそんなかよっ!(笑)
だからもう俺も?サザンシアターバージョンで。
(声大きくして)『…来いよ!』、
『…来いよ!!』、
『来いよーー!!!』
(爆笑)
恋愛シーンなのに、雰囲気もなにもないジャン、みたいな。(笑)」

この時の、「来いよ!」3連コンボは、
となりに座っていたお嬢さんへ両手さし出しつきでロックオン。
萩野さん…なんて罪な……(笑)

ジョー・リノイエ 「シンクロナイズド・ラブ」

「ダンス?こんな感じ。(手を上にバッと広げる)それとか
こんな感じとか♪(横に広げた後すばやく胸の前に持ってきて指を鳴らす)
○○○(踊りまくるCM)みたいな感じ。(笑)」
ジャズダンス、がんばっていらっしゃるそうです。


趣味は読書というけれど

「最近おもしろかった本?…んー
(ステキな笑顔)」
私たち「あれあれ?『趣味:読書』ですよね!(笑)」
「そう、なんだけどねー♪(笑顔)
そう書いてあるんだけどねー♪♪(萩野さんを含め一同爆笑)」
「中島らもさんのがおもしろかった。あの、普段はエッセイとか書いてる。
タイトル?【今夜、すべてのバーで】。アル中の男が主人公で、
(みんな密かな笑い)そう。(笑)もうアル中で入院するところが
始まりだからイキナリ。(笑)(作中に出てくる)“女”との関係も
『お?どんな感じなんだろう…もうちょっと知りたいな〜』と、
思わせるし。本当〜に、ちょっとしか出てこないんだけどね。」
※中島らも著「今夜、すべてのバーで」。講談社から文庫化。


ぽわ〜ん

サインを書くとき、名前とともに
「ぽわ〜んは?いる?」と聞いていた萩野さん。
他のテーブルから幾度となく聞えてくる
萩野さんの「ぽわぁ〜〜ん」。(笑)
2時間以上これを聞き続けた私達のテーブルでは
「一体なに?!」と、気になりまくりでしたが、
その正体は萩野さん描く大きなハートマーク。
「最近、気に入ってるんだ」とのことでしたが
「意味…?わかんないっ(笑)」

そんな、お気に入りのハートマーク。
書くときに必ず「ぽわ〜ん」と言いながら
書くのが、またなんとも言えず可愛らしく(笑)
王蛇のUFOキャッチャーにサインしてもらったファンの方が
「部屋の中が王蛇グッズだらけでもう部屋中紫って感じなんですけど、
お母さんが紫キライで文句言われるんですよー(笑)」そう訴えると、
「そうなんだ(笑)それじゃ“ぽわーん”こっちにも書こうか」
王蛇の頭部、左右に張りだした部分のどちらにもぽあ〜んする萩野さん。
「お母さんも紫色になっちゃえーぽわぁ〜〜ん

そんな可愛らしすぎる、ぽあーーーん奉行の
萩野さん(何)を横に、私の目は萩野さん描くぽわーんに釘付けでした。
なんといいますか…久しぶりに見ましたです。ハートマークの
スタート地点とゴールが結べず、いびつなを書く人を。(笑)
『アレ?また繋がらない…』と、上へもう一度跳ね上げて
ムリムリつなげている萩野さんがもうもうもうもう愛らしくて
(くどい。ごめんなさいっ)困ってしまうくらいでした。


     


申込みをしてから4ヶ月。
楽しみに指折り数えて待っていたお茶会も、
いよいよ終わりの時間となりました。

「今日はほんと、朝早くから集まってくれてありがとう。
シャンゼリオンの関係で、こうして特別なイベントが出来るのは
もうないと思うので、あとはDVDで、楽しんでもらえると嬉しいです」

萩野さんと「それじゃ、ね」と、お別れ。
挨拶の途中、萩野さんに捕まえられて(笑)
「今回の会を企画した、シャンゼリオンをものすごく愛してる人」
と、紹介されていた吉田さん。これまた紹介しようと伸びた萩野さんの
腕を、寸前ですり抜けにげた敏捷な動きのマネージャーさん。(笑)
2度とない機会をありがとうございました。
そして、とても疲れていたでしょうに、最後まで
ふんわか笑顔を絶やさずに接してくれた萩野さん。
抜群のチームワークを発揮した同じテーブルのみなさん。
楽しい時間を本当にありがとうございました。


イベントで萩野さんに接した時、いつも感じるのは
「集まってくれたファンをなるべく平らに扱いたい」
という萩野さんの心配りです。遠い場所に座ってしまった
ファンには、サインなどで近くにきた時よく話を聞いていたり、
誰からでた質問であっても、平等にみんなの顔を見て話をしようと
努めてくれる。本当に気持ちのよい、まっすぐな気質が感じられ
それが、“俳優:萩野崇”をさらに魅力的に育てていくのだろうか…
帰り道、お茶会の終了をさびしく思いながらも、そんなことを考えました。

またいつか、まっすぐな萩野さんに会えることを
願いつつ、ますます魅力的になっていく演技者としての
萩野さんを、これからも応援していきたいと思います。




ここまで読んでくださってありがとうございます。おつかれさまでした。

(2003.6.28 * taira) 



 
     




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