2004年栽培日記

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1月

12日
土作りをはじめる。
縦35センチ横1メートル40センチ深さ50センチの穴二つ。大きさが少々足りない気もするけど、これ以上は無理。
元肥にワラ、牛糞、枯草、そこらへんにあったものとか去年の残り各も芽吹くら半分ぐらい入れる。しかし、もっとほしい。特に化学系の肥料がほしい。なぜなら、ワラや枯草、そのうちHB-101や、竹酢液やらで植物性の栄養分、牛糞で動物性の栄養分があるので、サプリメントがあれば、スポーツ選手並にたくましく育つのでは…?と思う。
掘った土は、連作になるので消毒には特に気を付けたい。その土と入れた肥料に消石灰3キロぐらい混ぜる。たぶん消毒すると思うし、まあ肥料にもなるだろう。

18日
竹酢液300ccとHB-101の2ccを水4リットルで薄め、満遍なくかける。
いつもおもんだけど、HB-101をはじめ、様々な肥料や殺菌殺虫剤って、ものすごく薄めるんだよね。ほんとに効くのだろうか?ギモンだ。(@_@)
とりあえずこのパターンを数回繰り返そうと思う。

24日内に会った米ぬかとおからを小袋1袋ずつぐらいがったので入れる。
前回やった、竹酢&HBをついでにまたやる。



2月

1日
昨日知り合いからいただいた赤貝とシャコを中身は食べて外を肥料に。ayuの糞も投入。
例によって竹酢HBくれる。
肥料は糞やら枯草やら生ゴミなんだけど、コンモリつまっているものを見るとご馳走に見えてくる。オソロシイ・・・ひょうたんの魔力。

15日
コンモリこもった肥料に有機入り化成肥料、カリ、連作障害のネコブセンチュウにいいらしいネマトリンエース、よくわからないけどいいと思うダコニールを投入。ネマトリンとダコはたぶん時期が早いと思う。定植直前でもいいのではと思うから、まぁそのときまた入れたらいいやと思う。
そろそろ天地返しの土を戻そうと思う。

21日
土を戻す。
戻す直前にダコとネマトリンをいれて消毒、病原菌を持っているとしたらこの土だろう。なにせ連作だから…。
竹酢HBを戻した土にかけてよーく染み込むようにさらに上から水かける。



3月

3日
今年は接ぎ木に挑戦しようと思う。 (^o^)/オー
台木用のカボチャ(鉄かぶと、アトランティックジャイアント)と夕顔の種や、クリップなどを購購入。

6日
ジャンボひょうたん会推奨の芽出し箱を作る。(下の写真は別の時期に撮ったもの)
同じくジャンボひょうたん会から送られてきた弥栄と、中瓢、接ぎ木用の夕顔を植えた。本来台木は後から植えるけど、初めての分際で二段接ぎというものにチャレンジするため、夕顔は同時期に植える。カボチャは数日したら植える。
今年は暑くなると思う。そんな気がする。本当は種まきは1週間先にしようと思ったけど、仕事の都合で無理になった。
芽出し箱
※クリックすると「綿引式芽出し箱」のページに飛びます。

10日
カボチャの種2種類を植える。
すでに植えている種の芽が出ない。でもまだ4日目である。しかし夕顔は出そうだ。

12日
中瓢2つ、夕顔二つに芽が出た。弥栄はだけ二つとも出ない。
中瓢はプランタで作ったビニールハウスに入れて水やり。夕顔や接ぎ木用なのでこれ以上育たないように野ざらし…。
消石灰入れすぎと思われる原因で、定植用の土のPhが高くなりすぎたため、赤玉土(中玉小玉)を土に入れる。
国東一と弥栄の残りを予備用として植えた。なんだかこっちがメインになるような気がする。
しかしなぜ弥栄だけ出てこないのだろう。 (?0?)
プランタハウス

15日

弥栄芽が出ない…。
中瓢もひとつ死んだ。最後の種を植える。 (+_+)

22日
野ざらし夕顔死ぬ。(あたりまえか…) (^^ゞ この時点で二段接ぎは早くも挫折。
アトランティックジャイアントは、二つ発芽して、鉄かぶとは一つも発芽しない。
弥栄が発芽した。けどもしかしたら、この発芽は一つ間違って植えた去年の雑種の種のような気がする。
最初の弥栄はいいかげん発芽しないので、捨てた。国東一を植えた。

24日
ジャンボひょうたん会に質問メールしたところ、国東一の弥栄の追加を送っていただいたので、早速、助言どおりにバーミキュライトを芽だし用土にして植える。前回は市販の芽だし用土を使ったんだけど、それはダメなのかな?それじゃ芽だしじゃないジャンと突っ込んだ今日この頃。
水のやりすぎかもしれないということなので、最初の越水の後に水を切ることに力を入れた。
会長さん感謝。 <(_ _)>

29日
土のPhが下がらないので、土を少しかえた。竹酢液と窒素肥料を入れる。

31日
プランタのビニールハウス(育苗箱)が、風に倒されてしまった。(;O;)支えをつけて、(上の写真参照)昼は外に出して夜は家内へ入れる。
アトランティックジャイアントと弥栄を接ぎ木する。ダコの100倍液もつける。
手術後なので、芽出し箱にいれておく。多分ここが一番いい環境だろう。高温多湿日陰。



4月

1日
後もらいの国東一と弥栄が発芽。育苗箱へ引越し。
育苗箱は昼は外に、夜は中にと続けている。

2日
間接光を接ぎ木に当てる。
中瓢と鉄かぶとを接ぎ木。今回は上手くいったと思う。

15日
現在の状況
・トレーニングルーム(育苗箱)
  接ぎ木していない国東一弥栄全部。
  国東一の接ぎ木
  いつになっても出てこない弥栄の種
・一般病棟(キャップ)
  弥栄+アトランティック一つ
・集中治療室(芽出し箱)
  中瓢+鉄かぶと
  国東一+鉄かぶと
トレーニングルーム 一般病棟 集中治療室

26日
接ぎ木していない苗木をはち上げ
接ぎ木はよくない。多分やり方が悪いんだろう。たぶん全滅。やっぱり素人だからだろう。農業高校からもらった教科書に忠実にやったのにな…。(T_T)

29日
近所のホームセンターで千成瓢箪を買ってきた。どなたか知らないがさすがプロが育てただけあって、勢いがいい。そのまま定植した。
千成の定植



5月

9日
国東一を定植。結局接ぎ木は全滅。
マルチ、キャップ、アルミホイルをかけた。
国東一の定植

13日
化成肥料8−8−8一握り、カリ半にぎりほど、追肥。

24日
ビニールトンネル除去。
国東一が上に育っていない気がする。千成はすこぶる順調。
昨日まで雨が降ったので、殺虫殺菌剤を撒く。

26日
昨日は晴れたけど、このところ雨がチョイチョイ降って、そのたびに科学殺菌殺虫剤つけていたら、薬害にあいそうな気がするので、自家製防虫防菌剤を作る。
材料と作り方
 唐辛子 ひとにぎり
 にんにく 3キレ
 煙草の吸殻 10本
  ・・・をひと煮立ちして、一昼夜おくいて、濾したものを・・・
 酢 ほどよく
 HB-101 2滴
 竹酢液 ほどよく
  ・・・をまぜて、2リットルのペットボトルに入れておく。
たぶん粉石けん一つまみぐらい入れたほうが展着剤になると思うけど、みつからなかった。

28日
マルチをはずしてワラをひく。
心配していた国東一も成長し始めた。よかった。

31日
昼は31℃、夜はざ〜っと雨が降って、ひょうたん大喜びの天気。
千成に化成肥料一握り。



6月


6日
今週から1週間雨がちな天気らしい。梅雨か?
雨が降らないうちに、ダコニール原液をつける。
国東一に化成肥料一握り。

10日
先日塗ったダコニールが雨で取れてしまったので、塗りなおし。国東一は親づるに、千成は親づると子づるにつけた。
自家製農薬もつけた。

14日
梅雨の中、1週間ほどこれから晴れるらしい。
となると、虫様病様がくるんだよね…。いいタイミングだと思うので、今季初の噴霧器使用。
スミソン1000倍+うどん粉病の薬をつける。

22日
昨日の台風6号は結構すごかった。そして今日はものすごく暑い。群馬県の榛名は37℃らしい。
国東一の親ずるの葉が1本割れた。あと、支えの竹の節とツルがこすれたらしく、ツル割れみたいな傷がついた。ダコ原液をつけた。
スミソン+ダコ1000倍をつける。
今日やっと雄花が咲いた。今まで無理矢理咲いてない雄花を雌花につけたが、今日は大手を振って咲いた雄花を雌花に受粉。やっと人口受粉らしいことがすることができた。
窒素が多すぎるようだ。雄花が少し緑がかっている。
水やりは不要だと思いつつも、今日はすごく暑かったし、昨日の台風でワラ敷きが一部はがれてしまったので、敷きなおして、そうしたら水をかけないとワラが飛んでいってしまうので、水をかけた。その際、竹酢液のあまりもついでにかけた。
ものすごく
わかりにくいけど
千成の状況
こちらは国東一

27日
梅雨の敷きなので、雨がぽつぽつと降る。少しうどん粉病が見えた。
今日は晴れたので、自家製農薬をつけた。

30日
結構棚が葉で一杯になった。
棚に上ったツルに所々の節に根が勝手に出てきた。思いっきり必要ないので摘み取った。
自家製農薬をつけた。
うどん粉病が下からついてゆく…。
棚の外から 棚の中から



7月

1日
国東一の狙っていたところの雌花が咲いた。早速人口受粉。
遊びで千成の雌花に国東一の花粉をつけた。雑種になるが、気にしない。だって、千成の雄花がなかったんだも〜〜ん。(^○^)
国東一にカリをやる。
HB−101の2千倍ぐらいを株元に水やり代わりにかけた。

2日
虫除け鳥よけになるかわからないけど、CDをつるした。使い古しCD-Rは、あまっているからたくさん作れる。
国東一第二候補の雌花が咲いた。受粉。
ありがひょうたんの茎をはっていた。殺虫剤をつけたいところ。
CD吊り

4日
やっと農薬をつけた。スミソンとうどん粉病約100倍。
最近雨が降らない…。

5日
前からやりたかった千成の畑の耕しなおしをする。
根が切れるのを恐れてやらなかったけど、Ph計も受け付けないほど硬くなってしまったので、とりあえず右半分だけ耕した。ついでにその場所に固形肥料や液肥を混ぜた。

8日
暑い。気温30度は軽く超える日々。
第一候補のひょうたんの形が好みじゃない…わりにはすくすくと育っている。
残った農薬をまいた。

11日
アリが未だにひょうたんをはっている。
農薬撒くのはこわいので、自家製農薬をつける。

19日
暑い。40℃ぐらいありそう。
アリがものすごい。スミソン500倍液。
ボチボチと成長中

20日
カリを一握り国東一へ
水もやった。
暑い。

22日
HB-101をまく。

26日
農薬スミソン500倍とうどん粉病薬。

28日
万田酵素散布



8月

8日
農薬をまくスミソン+病気予防。 虫が多い。
国東一にカリと化成肥料一握り。

15日
万田酵素

16日
農薬スミソン+病気予防+木酢液

18日
昨日雨が降った。万田酵素に木酢液とHB−101を隠し味。

24日
千成の収穫及び水付け。
数えたところ42個だった。2m×2mのスペースにしてはよくできたと思う。


収穫待ちの千成1 収穫待ちの千成2 収穫 並べてみました

もうかなり枯れてる 国東一もそろそろ収穫

31日
台風16号がものすごかった。今までの苦労が水の泡になると思ってかなり心配していたけど、どうやら何事もなくて一安心。



9月

7日
また大型台風がくるらしい。心配だ…。前回といい今回といい「りんご台風並の大きさ」という。
りんご台風がどんなものだったか正直忘れたが、青森のりんごが軒並み倒されたんだろう。
未だ大瓢を採っていない私にとっては「ひょうたん台風」にならないことを願うばかり。

14日
暑い。暑さ寒さも彼岸までっていいてた人って誰だ?
そろそろ収穫と思っていた国東一がまだ収穫していない。ホントそろそろ収穫しなくては…。
そういえば、千成もまだ入浴中だった。

20日
やっと、国東一を収穫した。
千成も十分腐ってくれたので、種抜きをした。
わかっていたけど相変わらず臭い。しかも千成の数が自分史上最も多かったので、種抜きがつかれた。
特に9ミリ穴で漬けたのやつは種が本当に取れない。途中で「種有りもまた一興」と妥協してしまった…。
国東一のサイズは家庭瓢園レベルでは大きすぎたようで、(といっても胴回り1メートルほどだけど…)うちにある一番大きいポリバケツ(60リットル)に入らなかった。急遽風呂桶を調達してきた。ステンレス製の風呂だからやばいかもしれない…。
とりあえず収穫できてよかったね。 入浴。黒くなったらなったで、
しょうがないと覚悟している。




0月

3日
雨。最終仕上げの予定していたものがすべてキャンセル。来週こそはできるだろうか?
そろそろ寒くなってきたので、早めに作業したい…。

11日
あく抜きの千成を水上げ。約3週間のなが入浴だった。あまり天気は良くないけど、天日干しに切り替えた。
国東一も水上げ。重い。腕が痛い…。(T_T)種がやっと取れた。でもまだ一部腐りきっていなかった。まぁ黒くなっていなかったので良かった。(^3^)♪
それとまだ種もアク抜きといっしょに水漬け中だけど、このページを読んでいる人で取れた国東一の種をほしい人がいらっしゃいましたら差し上げます。その旨と住所と氏名を書いてメールください。たぶんお届けは早くて今月末になると思うけど…。

30日
ここのところ忙しくて、水上げができない状態だったけど、時間ができたので今日こそ水上げ…と思ったのに、雨。(T_T)またもや延長。種を差し上げる方、もうちょっと待ってください。<(_ _)>



11月
3日
やっと種が取れた〜〜〜。(T▽T)
ここまで長かった…。あとはお片付けをして、そうこうしてるうちに、来年の土作りもしなくては。

12日
種も本体も乾燥して、今年の収穫作業もおしまい。
メールで種を希望された方は順次発送しております。
ジャンボひょうたん会の大会が今月末にあるけど、そこに出品する作品が今から作れるだろうか?

27日28日
JH(ジャンボひょうたん)大会にいってきました。
ひょうたん好きにはかなり充実した日でした。その模様はホームページで近日アップします。
国東一の種を送った方からお礼状を沢山いただきました。その返事のはこの場にてかえさせていただきます。
人工受粉をきちんとしたので大丈夫だとは思います。


12月
18日
今年も無事すごすことができました。今月は来年に向かって、お片づけ。
畑に穴を掘って、ワラつめて、堆肥つめて、鶏糞牛糞を入れた。

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