災厄のマイムマイム(?)

GM「え〜と、君たちが泊まっているお宿に一人の少女が    尋ねてきて、店員と何やら話してからまた出ていき    ます。で、それを見ていたベッツは店員に何事か聞    いて、君たちに相談を持ちかけるわけですな。」 ガーディ「おぉ、なんかふぁんたじぃな展開(笑)」 キティ「あれ?ベアトリスさん、どうしました?」 GM「ベッツ「あの子を手伝ってあげてはくれないでしょ    うか?」と……」 シドニー「ん?手伝ってと言われても、何を手伝えばいい      んだい?」 ガーディ「……」 GM「え〜と、孤児院の子供達が数名見あたらないので探    しているらしいですね〜」 シドニー「行方不明って、珍しいんですか?」 GM「行方不明という程じゃなくて、見つからない、程度    だから、そんなに珍しくはないかと……」 キティ「なるほどぉ……わたしは助けたいなぁ……」 レイチェル「……人捜しか。まぁ待機中だからかまわんが       ……」 シドニー「まあ、依頼主が言うならやりますよ。こっちは。」 ガーディ「何故あなたがわざわざそんな事に関わろうと言      うんです?」 GM「ベッツ「あの子は……妹なんです……」と言いにく    そうに。」 レイチェル「はぁ!!?」 シドニー「はああぁ???」 キティ「へえ?そういうことなら、力になってあげたいな     ……」 GM「え〜、説明しますと、彼女たちはとある孤児院で育    ったんですが、まだお金の稼げない妹は孤児院のお    手伝いをしつつ生活をしているわけですよ。最近戦    災孤児も多いし。で、ベッツは妹に自分の職業を知    られたくない、と言うわけですな。兵器職人という    のを知られるのは嫌なんでしょうね。」 キティ「中央大陸にも戦火の火の粉、かぁ……」 シドニー「よくあることですな〜」 ガーディ「手伝うのはやぶさかではないが……コンテナは      放っておいていいのか?」 GM「コンテナの方は大丈夫。町の中なら警備兵とかもい    るから、戦闘は起こらないし。原則的にはね(笑)」 シドニー「いいんじゃないのか?依頼主がいいって言って      るんだしな(笑)」 ガーディ「確かに彼女が依頼主なのは間違いないが……半      分は軍の依頼だぞ?」 シドニー「ん?軍人の私がいいと言っているんだ。気にす      るな(笑)」 ガーディ「コンテナの安全が保証されるなら全然構わない      けど。」 レイチェル「まぁ、子供のためならしょうがない……しか       し、数人が一気に消えるというのは……自分       たちでどこかに行ったのでは?」 キティ「どこかへ行った……?この近くにピクニックに向     いた場所とかあります?」 GM「特にそういったものは……まぁ、町の外は結構荒野    が広がっておりますが(苦笑)」 キティ「町の外に行った、ってのは無しかな。荒野で何す     るんだか(笑)」 シドニー「町中ねえ〜写真とかはあるのかい?」 GM「写真とかは妹に聞いてみないと分からないよん(笑)    で、ベッツは妹に自分のことをばらさないようにし    て下さいとの事。」 シドニー「なんて言えばいいんだか(苦笑)」 ガーディ「おじちゃんたちは通りすがりの子供好きなんだ      (笑)」 レイチェル「子供の気まぐれなら、どんなところでも遊び       場だ……夕方になったらふっと帰っては来な       いだろうか?」 ガーディ「そうだねぇ……ゾイドの格納庫だって遊び場だ      (笑)」 キティ「何時から行方不明かにもよりますよ。朝からなら     ともかく、昨日から行方不明だったりしたら……     夕方になっても帰ってこない、夜に探すとこっと     も行方不明になるかも知れない、で、今日になっ     て探しているとか……」 GM「ベッツが先ほど聞いた店員の話によると、朝から見    あたらないらしいですな。」 シドニー「朝からか……夕べは呑んでたからな。よく分か      らん(笑)」 レイチェル「それこそ遊びに行っただけかも知れないし。       本当に行方不明なんだろうか?」 GM「昼飯の時間になっても戻ってこなければ、それなり    に探す必要はあるかと……」 シドニー「確かにごはん食べてないってのは不自然だの。」 レイチェル「それにしたって当てずっぽうに探すのはあま       りに無謀だな……何とか手がかりがいるかも       ……」 キティ「とりあえず、その妹さんに会ってみるのがいいか     も。ベアトリスさん、孤児院の場所とか分かりま     せん?」 GM「場所も何もそこ出身だよ(笑)」 シドニー「私が行ったらビックリするかもな(笑)」 GM「美形過ぎて?(笑)」 キティ「酒臭いからでしょう(笑)」 ガーディ「おっさん陣は妹に会わない方が良さそうだ      (笑)」 シドニー「ロリの気はない(笑)」 GM「では、会いに行く、でよろしいですかな?」 シドニー「ついてはいきませうよ。会わないでおきますが      (笑)」 レイチェル「んでは、早速行こうか。」 キティ「依存無し。」 ガーディ「女性陣、いってら〜(笑)」 GM「では、孤児院かな?妹はまだ探しているようで戻っ    てきてはいないらしいです。まぁ、少し待っている    と戻ってきますが。」 キティ「では、少し待っていましょう。え?お茶でも?い     え、お構いなく。」 シドニー「じゃあ、見つからないところでこっそり待機      (笑)」 レイチェル「あなたが朝、宿にやってきた子かな?」 GM「妹「ええ……そうですけど、何か?……あ、もしか    して見つかったとか?」」 レイチェル「宿の方から話を聞いてきたの。私たちは探す       手伝いをしようと……」 GM「妹「見つかってないんですか……あ、でもありがと    うございます!とっても心強いです!」」 レイチェル「ところで、いなくなったこの写真とかあれば       見せてもらいたいんだけど。」 キティ「……どうやら交渉とかはれいちーに任せておくと     いいようだ(笑)」 GM「ちょっと待って……妹の設定が見つからない……お    お、あったあった。名前はティル、年齢15歳、性    格は真面目で朴訥で正直(笑)」 シドニー「ぐは、15歳だったのか(笑)」 GM「ティル「写真ですか……あいにく少ししかないんで    すけど……」」 キティ「ワンセットあれば、コピーしてみんなに配れるか     らよし(笑)」 レイチェル「写真見て行方不明なのはどんな子なのか分か       ります?」 GM「ええ、大体は。」 レイチェル「で、いなくなったのは男?女?」 GM「いなくなったのは四、五人のお子さま。全員男です    な。」 レイチェル「その男の子達がよく行っていた場所とか知ら       ない?」 GM「ガキ共の一部が昨日のゾイド同士の戦いを目撃した    のを自慢していたので、それが原因だと思って、現    場の方に足をのばしてみたそうな。いなかったんで    すが(笑)で、よく行っていた場所は、やはり作業    用とは言え、ゾイドが見られる場所ですな。」 レイチェル「今ここらでゾイドの見られる場所……格納       庫!?」 GM「軍の施設付近にもよく行っていたそうな。外から眺    めるだけだけど(笑)」 レイチェル「作業用とは違って実戦用だし……シャレにな       らないかも……」 シドニー「怪しすぎる(大汗)」 レイチェル「一度自分たちの格納庫に戻りませんか?」 キティ「そうですね、うわあ、クレイドルのセッティング     いじられてないかなぁ〜」 レイチェル「と言うか、コンテナに興味なんぞ持たれた日       にゃ……」 シドニー「無難かも知れないな。」 キティ「……嫌な予感がする……何かすっごくいやな予感     がする……」 GM「しかし、戻ってみてもガキ共はいません。安心して    くれ(笑)」 シドニー「一安心(笑)」 ガーディ「安心だねぇ(笑)」 キティ「いない……じゃあ、どこに?」 レイチェル「警備兵とかいるんだっけ?」 GM「そりゃ多少は。」 レイチェル「警備兵の目の届かないところに潜んでいるか       も知れない。」 ガーディ「既にコンテナの中とか……」 シドニー「徹底的に洗い出しかな。」 レイチェル「コンテナの中に入ったのなら……生かして帰       せんな。」 GM「軍関連の施設にはいませんよ(苦笑)中に入れない    し。」 レイチェル「子供だから、抜け道とか知ってそうだと思っ       たんだけどなぁ……」 キティ「いない〜じゃあ、どこへ?後行きそうな所と言っ     たら……港湾部かな?あそこでもゾイドは見られ     るし……」 レイチェル「じゃあ、港へ行ってみる?」 シドニー「そうだな、ゾイドが見える場所だとそうなる      か。」 キティ「はい。可能性は全部当たってみないと。最悪の事     態を考えるのはそれからでも遅くないです。」 GM「え〜と、港の方に行くと……そっち方面に行くには    商店街とか通るのですが……件のガキ共を引き連れ    た、と言うより、まとわりつかれた男女が……(笑)」 キティ「はいい?」 レイチェル「……何をやっているのやら。」 ガーディ「なんじゃそりゃ?(笑)」 キティ「その男女に見覚えあります?ってか前襲ってきた     二人?」 GM「この間の通信じゃビジュアルは分かりませんよ(苦    笑)ちなみに、見覚えも無し。」 シドニー「こんな所に誘拐犯がいるとはな(笑)」 レイチェル「会話こっそり聞いていい?」 GM「じゃ、分かるところを……    女「リーダーお人好しですねぇ(笑)」    男「ガキは嫌いなんだよ。まとわりつかれないよう    にちゃんと保護者に引き渡さないとダメだろう    が!」等と……(笑)ちなみに、ガキ共は昼飯代わ    りにパンとかおごってもらっていたり、何か買って    もらっていたり(笑)」 キティ「その声に聞き覚えは?」 GM「う〜ん、最近聞いたような……(笑)」 レイチェル「……全ての状況を理解しました。何か災厄が       マイムマイム踊りながらこっちに向かってき       ているような気が(苦笑)」 ガーディ「嫌な災厄じゃ(笑)」 シドニー「ああ、どうしましょう(笑)」 キティ「あ〜!頭が痛い……」 GM「この間の通信は音声のみだから、面が割れているわ    けではありませんよ。一応(笑)」 レイチェル「……何か解決したようですし、帰ります?別       の問題が出てきたようですが。」 キティ「とりあえず、成り行きを見ています。やばくなっ     たらベレッタ抜いて突撃(笑)」 ガーディ「帰ろう……余計な問題にならないうちに。」 GM「え〜と、ガキ共を見つけるとティルは駆け寄ってい    こうとしますが……止めます?」 シドニー「様子見ですな。ここは。会話内容とかは聞こえ      る?」 GM「ん〜騒がしいので、盗賊技術判定を。読唇術だと思    って(苦笑)」 シドニー「じゃあ、不幸で振ります(笑)……失敗。」 キティ「……失敗。何故こういう時に失敗するかね?(苦     笑)」 レイチェル「……一差で失敗。」 GM「あれ?誰も成功無し?(苦笑)」 シドニー「いないみたいじゃ(苦笑)」 キティ「三人いて全員失敗って……(苦笑)」 GM「じゃあ、会話内容は聞き取れません……と言うか理    解できません。で、ティルと二人組+ガキ共は歩い    ていきます。一応孤児院の方向へ。」 キティ「じゃ、尾けて行きます。」 GM「尾行は忍びで行ってね(笑)気付くかも知れないし。」 シドニー「三成功〜」 レイチェル「え〜みんな帰らないんだ……忍びあるけど不       安。帰ろう。」 ガーディ「私はそういった技能無いからのう……先に帰っ      てますか。」 キティ「あ〜、技能無しは能力値−3ですか……やっぱり     帰ります(苦笑)」 シドニー「みんな帰るのか……」 キティ「ってわけで、隊長よろしく〜」 GM「尾行はシドニーだけか……では……ふっ気付くさ    (笑)『誰だ?』と誰何の声が飛びます。」 シドニー「ちっ……知らないふりして歩いてって通り過ぎ      ます(笑)煙草吸いながら。「今日も博打に負      けちまった……ついてねえなあ〜(笑)」」 GM「男「ちょっと待てやオッサン、今俺らの後尾けてた    だろ?」とインネンつけつつ近づいてきますが(笑)    ガキには聞こえないように声を潜めてますけど。」 シドニー「ええ?私がそんな事するわけないじゃないです      か……どうです?煙草吸いますか?と、あくま      でしらを切る(笑)」 キティ「……ボクやれいちーが尾けていた場合、どういう     反応だったのだろうか(笑)」 GM「それは知らないが……ティルと直接会ってないから    助け船も出せない(苦笑)」 シドニー「ぐは、シドニー大ピンチ(笑)」 ガーディ「がんばれ〜(笑)」 レイチェル「隊長の危機だ。でもそのころ隊員はみんな宿       でのんびりしていた(笑)」 キティ「隊長大丈夫かな〜、ジュース美味しいな〜♪(笑)」 シドニー「さあて、どこまでしらを切り通せるか(笑)」 GM「男「いいからちょっとツラ貸せや……」と言いつつ、    路地裏に引っ張っていきます。」 シドニー「あ〜れ〜〜〜大人しく引っ張られながら、隙を      伺いますか……弱々しくふるまいながら(笑)」 ガーディ「さらばシドニー……次の隊長は誰?(笑)」 レイチェル「仕方がない……気合い使ってその場に戻った       ことにしていい?」 GM「了解〜じゃあ、気合いは三点消費で。」 シドニー「あ、あの、お金だったら持ってませんが……      (笑)」 GM「で、路地裏に引っ張り込まれる前にれいちーが来る、    と。で、ティルが「あ、レイチェルさ〜ん、みんな    見つかりました〜」と声をかけます。」 レイチェル「あら?ティル、それはよかったわねぇ(にっ       こり)ところで、うちの上司につかみかかっ       ているこの方は?」 GM「ティル「あ、なんだか知らないけど、うちの子達を    保護してくれた方なんですけど。」」 レイチェル「それはそれは……ところで、うちのシドニー       が何か失礼でもしましたか?」 GM「男「怪しい行動してたから、ちょっと遠くに行って    もらおうと思っただけさ。」」 シドニー「怪しいって……博打で負けてトボトボ歩いてた      だけなのに……トホホ。」 キティ「遠く……西方浄土かな?(笑)」 レイチェル「そうですか、失礼がありましたのならお詫び       しますわ(営業スマイル)」 GM「ティル「とりあえず、こんなところで立ち話もなん    ですから、戻ってお茶でも。」」 レイチェル「用事があるので失礼させていただきますね。       ティルちゃん、またね。と手を振って別れま       す。」 GM「ティル「あ、はい。なんのお礼も出来ませんでした    けど……ありがとうございました。」」 シドニー「またどっかでお会いしましょ〜」 レイチェル「シドニーつれてさっさと……寄り道しながら       帰ります。」 シドニー「寄り道?」 レイチェル「向こうも我々の正体に薄々は感づいているで       しょうが……素直にばらすのも癪なんで、撒       く努力だけはしようと思いまして。」 シドニー「ああ、成る程ね。てっきりおごらされるもんか      と(笑)」 レイチェル「彼奴等がここに来ているということは……コ       ンテナの動きを正確に掴んでるって事ね。油       断は出来ないわ。」 GM「うむ、ではその後は特に問題なく帰れます。で、や    ること無ければ次の日。出航ですな」 シドニー「粛々と出航の準備を〜」 GM「ベッツ「出航の準備は整っています。それでは西方    大陸に向かって出発しましょう。」で、西方大陸に    つくまでは五日間ほど海の上です〜」 キティ「うーっ、揺れるのダメ〜……割り当てられた船室     で呻いています。」 シドニー「海の上の酒はまた格別じゃ……ぐびぐび(笑)」 GM「で、襲いながらも二日くらいは順調に進みます。で、    二日目の正午あたりかな?強制通信が入ります。『積    み荷をよこせ、さもなければ撃沈する』と。」 レイチェル「はぁ……やっぱりか。」 ガーディ「来たか……」 シドニー「またかいな〜」 キティ「……こっち、圧倒的に不利だよね。海の上……」 レイチェル「と言うか、打つ手無し?」 シドニー「また空飛んでるのか〜」 キティ「……蹴れないじゃないか(苦笑)」 レイチェル「これはマズイよ、敵の思うつぼって感じ。」 GM「あ、改造はしておいてOKね。船の上で水中戦とか    出来るようにするでしょうし。」
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