『跡形も無く』

セッション日時2001.8.4〜5

旧交を温めよう

GM「さて、PLのみんな、準備はいいか〜?」 シドニー「OKだすよお」 レイチェル「いいとも〜」 GM「○ューヨークには行きたいか〜?罰ゲームは怖くな    いか〜?(笑)」 シドニー「こわい、いやじゃ(笑)」 キティ「またやらないかな、ウルトラ○イズ(笑)」 GM「怖くても始めちゃう(笑)前回までのおさらい、そ    ろそろテスト会場。以上(笑)」 レイチェル「相変わらず短いねぇ(笑)」 シドニー「酒呑みつつのんびりと。」 キティ「……ふと思う。一体たいちょは何本お酒を隠し持     っているんだろうか?(笑)」 シドニー「教えて欲しければ酒付き合え(笑)」 ガーディ「ダメだぞ、キティ(笑)」 キティ「また悪酔いになるのはいやです(苦笑)」 シドニー「贅沢め(笑)」 レイチェル「バカがいなくなったので、これでやっとまと       もな……いや、平穏無事な日々になるなぁ、       とか思ってる。」 GM「え〜と、前回、ベッツの妹のティルが人質に取られ    てしまい、テストの失敗を強要されています。さて    どうしましょう?と言うか、ベッツはテスト失敗さ    せる気満々ですが。」 シドニー「えっと……そこまではしらんのよね、私は。」 GM「あれ?ガーディとかキティに教えてもらってない    の?(苦笑)」 シドニー「教えてもらったっけ?」 キティ「そういえば教えた記憶がない。二日酔いのせい?     (笑)」 ガーディ「この間から何日経ってる?」 GM「え〜と、二日くらいかな?まぁ、連中がいなくなっ    てやることがほとんどありませんので、時間はフル    に使って結構ですわ。」 ガーディ「二日もあれば教えてるだろうなぁ。」 シドニー「二日間呑み放題(笑)」 キティ「ダメだって(笑)」 レイチェル「とりあえず、実験を妨害しようとしている連       中は共和国軍であることがはっきりしたわけ       だけども。」 シドニー「まぁ、時が来るまで酒を呑みつつ見張りですか      の……」 GM「え〜と、ベッツの方は妹のことが心配なのかどうか    は分かりませんが、あまり(グスタフコンテナとか    にある)部屋から出て来なくなってますね。ほとん    ど顔を合わせる機会もなくなってますなぁ……」 レイチェル「真面目に話を進めるか。みんなを私の部屋に       集めよう。」 シドニー「ん?飲み会か?」 ガーディ「……違う。」 キティ「呼ばれたのでれいちーの部屋へ行きましょう。ど     うだっていいけど、こういうのってたいちょの役     割だよねぇ?(笑)」 シドニー「隊長は部下の健康管理で忙しいのだ……めんど      くさいし(笑)」 レイチェル「隊長……私はベッツの妹殿が心配なのであり       ます。要求が飲まれたからと言って確実に帰       ってくる保証はありません。」 シドニー「だからといって、素直にしない方がリスクは高      いと思うがな、レイチェル。」 レイチェル「何とか軍内部のつてから今回の事件について       の情報をもっと集められないものでしょう       か?」 シドニー「まあ、旧知の情報屋がいるが……高い酒を要求      するもんでな……ブツブツ……」 レイチェル「実験しないではいおしまい、となるとはどう       にも考えにくいのですよ。それに……背中に       そんな奴がいるというのはどうにも安心でき       ませんので。」 シドニー「まぁ、考えられなくはないな……他の人の意見      は?」 レイチェル「まぁ、それに、なにぶん我々はCAのことを       知ってしまいましたからね……連中にとって       都合の悪いことこの上ないでしょう。最悪の       場合、我々ごと消されるかも知れませんわ       ね。」 シドニー「退役だったらいいんだけどな……消されるのは      いやだな(笑)」 キティ「んと、CAのテストを成功させて得られるメリッ     トって何かな?それ考えて、デメリットも考えた     ら、ひょっとしたら相手の目的も推し量れるんじ     ゃないかなーってボクは思うけど……」 ガーディ「レイチェルの意見に賛成だ。正直、今の状況で      はこの先どうなるかわかったものではない…      …」 GM「一応言っておくと、共和国には暗黒ゾイドの恐ろし    さと言う者が半ば伝説的に残っているので、CAは    それだけで民衆の恐怖心を煽ることが出来るような    ものです。メリットとしては、共和国軍が重力兵器    を使えるようになる、くらいかな?」 レイチェル「とりあえず、あの兵器が実用化されれば戦争       は早く終わるだろう。これがまずメリットだ       ろ。パノーバもその子供も大喜びだ。」 シドニー「じゃあ、相手の情報収集と……実験は成功させ      ることを前提に行わせる……か?」 キティ「んじゃあ、CAが正式採用されたら非難轟々な可     能性もある訳か……それがデメリットだとして、     それだけで保安部はテストを失敗させようとする     ものかなぁ?戦争を終結させる強力な手札が手に     入るんだから……」 ガーディ「デメリットとしては、暗黒ゾイドの技術を流用      した事による国民感情の悪化ってところか…      …?」 レイチェル「当然、戦争が続いて欲しい者やパノーバ以外       の会社、それに暗黒技術を恐れる者にとって       は望ましくない結果が出るわけだ。」 ガーディ「テストが成功しても正式採用とは限らないぞ。      その後もかなりもめるだろう。」 GM「まぁ、まだ暗黒ゾイドのゾイドコアを使って使用し    ている段階ですからのぅ……実用化までは結構間が    あると思って間違いないですわ。」 レイチェル「いずれにせよ、まだ情報が足りないな。もっ       と情報が欲しい。」 シドニー「しゃあないな、情報集めてみるか……ああ、最      高級の酒が(涙)」 ガーディ「あきらめろシドニー。たまには有効に酒を使      え。」 レイチェル「隊長、ここで背中から撃たれて死ぬのか、そ       れとも秘蔵の酒一本で済ませるのか、どちら       がよろしいのですか?」 シドニー「撃たれる前に酒持って逃げるがな……私だった      ら……冗談だ(笑)」 GM「じゃあ、どの辺の情報が欲しい?」 シドニー「どの辺にしようかのお〜ちと仲間と相談してみ      ます〜保安部内部のことについて調べるか、兵      器業者関係で調べるか、妹さん関係で調べるか      ……う〜む。」 レイチェル「妹さんを確保している連中とその目的が分か       れば、随分動きやすくなるんでない?」 シドニー「そこまで分かるかどうか……」 キティ「なんかこう、保安部の行動がアレなんだよね。テ     ストが成功しても、採用するかどうかで揉めるの     は見え見えだろうし。なら、その段階で潰しちゃ     えば確実だもんねぇ。そうじゃなくて、テストの     段階で潰そうとするって事は……とりあえず『テ     ストが成功しさえすれば最終的には採用される』     ってのが保安部には分かってるって事なのか     な?」 レイチェル「キティ、結局この段階で潰さないことには採       用は確実視されるほどの兵器だって事だろ       う。我々も見たとおりだとは思うが……」 キティ「確かに……凄いですもんね。どんなデメリットが     あっても、使いたくなりますもんね……」 シドニー「むぅ……ダメ元で妹さんと捕まえた連中のこと      について聞く?」 ガーディ「情報屋相手に『妹さん関係』で情報があるかね?      『保安部内部』の方がありそうだ。」 シドニー「そうおもっとる今日この頃(笑)あ、情報屋は      フリーですので。」 GM「了解〜」 シドニー「ういうい、では情報屋に連絡取りまする。」 GM「OK、お得意さまなので、すぐに繋がります〜」 シドニー「ああ……酒一本が……(涙)と、言うことで、      挨拶もそこそこに情報収集を。」 キティ「一本で済む分ありがたいと思おう(笑)」 GM「情報屋も飲兵衛なのか(笑)それはともかく、聞き    たいことは?」 シドニー「酒屋で知り合いました(笑)最近の軍保安部内      部で目新しい動きをしているかどうか、特に新      兵器関係で、かな?」 ガーディ「酒屋で知り合う……ダメダメだ……(笑)」 GM「情報屋「OKOK、夕方までには調べておくよ。あ、    報酬はいつもの店で奢りな〜」って、特に何も消費    しなくて良いんですが(笑)」 シドニー「安くしといてくれよ(涙)……と、これで夕方      までに情報は来るだろう。シドニー酒ポイント      1減で(笑)」 キティ「なんなんだそれは(苦笑)」 シドニー「どれくらい酒を飲めるか(笑)」 レイチェル「これでよし、と……あとは万が一のために出       動できる体制を整えておきましょう。」 GM「で、得られる情報は……保安部の方を調べると……    まぁ、上からの命令で動いてますね。不審な点は特    にありません。あと、兵器関連で調べていくと、多    少不振なところがありますね。意図的に情報を漏洩    している感じがあるそうですな。」 シドニー「誰か一部の人間が何かしようとしてるわけじゃ      ないのかな……」 レイチェル「情報を漏らして……どこかを動かそうとして       いる……誰に?国民か?ライバル会社か?」 GM「共和国新兵器開発課は最近活動が活発ですなぁ〜ま    ぁ、戦時中だから当たり前としても、情報をやりと    りしている回数が異常に多いですな。」 シドニー「むう……かなりきな臭いね……」 GM「これは余談ですが、新兵器開発課の最も有名な成果    として、『小型荷電粒子砲』がありますね〜」 レイチェル「役に立ってねぇ(苦笑)」 ガーディ「もっと軽く仕上げやがれ(笑)」 キティ「……黒幕はガイロスだ。新兵器開発課はガイロス     帝国から技術を得たに違いない(笑)」  当時小型荷電粒子砲は重量が4で使い難い武装でした。 GM「酷ぇ言われようだ(笑)とりあえず、分かるのはこ    れくらい。」 レイチェル「意図的に情報をリークさせてどこかを動かし       た……誰を?何のために?この開発計画自体       が開発部からいいように見られていないのか       もしれんな。」 シドニー「誰かの強引な後押しで始めたとか……」 GM「あ、そうそう、現在保安部は評判の悪い方が指揮を    取ってます。」 シドニー「あうち。」 GM「どう悪いかといえば……変に金回りがいいと、そん    な感じ。」 レイチェル「この戦時下に金回りがいいのか……要領は良       さそうだな。さて、どこが彼の財布になって       いるのやら。」 シドニー「いいねえ〜そんな生活送りたいよ(笑)」 キティ「何となく、全てはガイロスが仕組んだことだって     気がしてるんだけど。まず開発部(旧大戦の頃か     らガイロスと通じていた)がガイロスにCAの情     報をリークする。で、ガイロスのスパイであると     ころの保安部部長が妨害工作をやる。どうかな?」 レイチェル「ガイロスが裏ならもっと手っ取り早いことを       するだろ。そもそも開発計画自体に予算を与       えなければ全てオッケーな訳だ。」 シドニー「予算を与えて財政逼迫させて……計画を潰すと      かもあるぞ。」 レイチェル「……ダメだ、酒がないと頭が回らん。飲もう。」 シドニー「む、飲むなら手伝うぞ。」 ガーディ「却下だ、却下!」 キティ「あ、そっか……じゃあ没と。あれ?『ガイロス』     を『ライバル会社』に置換して、CAが気に入ら     ない開発部とライバル社が結託した、でもいける     気が……?」 れいちー「ぷぁーっ!おーいしぃー!!ん〜何か深刻なこ      とを考えていたような……まぁいいかぁ(笑)」 キティ「呑んじゃったよ……この人は……(笑)」 シドニー「お〜呑むぞ呑むぞ〜〜〜酒持ってこ〜いっと、      時間は過ぎていく(笑)」 れいちー「以後、朝まで呑みます(笑)」 GM「さて、現段階で分かることはこれくらいですな。他    に何か行動する人がいなければ、時間を進めますが    〜?」 ガーディ「つ〜か、憶測だけで具体的な行動指針が全然決      まってないぞ……」 れいちー「あえて次の一手があるなら、相手が接触してき      たときにその相手を押させてしまうぐらいかし      らね。」 シドニー「果報は寝て待て、とも言うぞ……」 GM「んじゃ、時間進めてOK?」 一同「OK〜」
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