隠し事
GM「んじゃ……テスト一日前ですな。全員、整備、補修 /ゾイド技能で振ってみて~」 キティ「(六ゾロ)1失敗……あれ~?」 レイチェル「補修無いぞ~3失敗~」 ガーディ「(六ゾロ)なんだこりゃ……(苦笑)」 レイチェル「二人ともソードワー○ドやってた?(笑)」 キティ「やってない~(苦笑)」 シドニー「日頃の行いだの(笑)」 キティ「たいちょは?」 シドニー「不幸使います(ニヤリ)4失敗。」 キティ「気合い使って振り直しまーす。6成功~ざっとこ んなもの~」 GM「では、明日テストだというのに、第一話で分割保存 したドライバを回収されてないことに気付きます な。これ系はインストとかに結構手間取ることが多 いので、速めに処理するハズ、とキティは思ったね ~」 ガーディ「そんなものもあったねぇ……」 GM「伏線だったんだよ、実は(笑)」 シドニー「忘れてた……(苦笑)」 キティ「あれぇ?そういえばこれどうするんだろ……聞い てこよっと。ベッツさんのお部屋へ。すみませ~ ん、ちょっと聞きたいんですけどー?」 GM「ベッツ「はい?なんでしょう?」と出てきますよ。」 キティ「CAのドライバありますよね?あれ、インストー ルしとかなくていいんですか?明日テストでし ょ?」 GM「ベッツ「え……ええ、そうですね、ちょっとうっか りしてました。」と言って、回収に向かいますが、 先ほどコンテナの中で見た(準備された)ライガー ゼロにはCAはしっかりとついてましたねぇ~ステ ム社職員もインストのことについて何も言ってませ んから、問題なかったのかとも思えるし。」 キティ「むぅ……ドライバ無しで問題無いわけないし。わ ざとインストールせずに失敗させるつもりだっ た?『あ、手伝いますよ。一人じゃ大変でしょ?』 って言ってついていきます。言っちゃ悪いけど、 監視のために。」 GM「OK、了解。では、問題無くドライバを回収してラ イガーゼロにインストしようとしますが…… ベッツ「ここからは企業秘密なので……」と言って 見せないけど?」 キティ「『一人で大丈夫ですか?人手はあった方がいいだ ろうし、手伝いますよ?』と返します。」 GM「ベッツ「いえ、慣れていますから……」と協力は断 るっす。」 キティ「そうですか……っと、レイチェルさん?」 レイチェル「……ベッツ、あんたまだあたしたちに隠し事 してるんじゃないの?」 GM「ベッツ「……別に隠し事なんて……」」 レイチェル「……確かにあたし達はあんたに雇われた護衛 でしかないけど、短い間でも同じ釜の飯食っ てきた仲だろう。ちゃんと話してくれよ。」 GM「ベッツ「……実は……この間、通信機の他にCAの 疑似ドライバを渡されていたんです。これを使って テストを失敗させるように、と……さもなければ妹 の命はないぞって……」」 キティ「なる……だからドライバを回収しなかったのか。 敵さん、何か不備があったときとかに備えて連絡 先とか教えてくれてない?」 GM「え~と、連絡先は教えてもらっていないそうな。失 敗したら妹の命がないだけだし。」 レイチェル「……(嘆息)どうしたらいいんだろうね、こ れ。妹の命を考えるなら実験を失敗させれば それでいい。しかしその後はどうなる?」 GM「ベッツ「……信用するしか……今のところは手が無 いじゃないですか……」」 ガーディ「こっちから行動を起こせる状況じゃないのが辛 いな……」 シドニー「受け身にならざるをえんのか……」 キティ「連絡できたら呼び出してもらって強襲、締め上げ ~が出来たのにぃ(笑)」 GM(人質連れてくるわけ無いぢゃん(苦笑)) レイチェル「……相手に不審がらせるのもまずいな。とり あえず、私たちはこれで帰る。ベッツ、一人 で何でも抱え込むな。何でも一人で出来る人 間なんていやしないんだからさ。」 GM「頷くっす。んで、『ありがとう、あなた達に会えて 良かった……』と小さく呟くけど、聞こえるかどう かは知らない(笑)」 ガーディ「具体的にその疑似ドライバはどのような失敗を 引き起こすようになってるんだ……?」 GM「うむ、強制的に暴走状態を作り出すそうな。」 シドニー「危険だな……それは……」 ガーディ「暴走か……暗黒ゾイドの恐ろしさを改めて知ら しめたいのか?」 キティ「じゃあ、ちゃんとしたドライバ入れて、誰かが『暴 走しているように操縦』して、テストを成功させ てみればどうだろう?(笑)」 GM「んな芸当出来る人いません(苦笑)」 レイチェル「試験時にドライバを使うまでもなく動かなか った、と言うことで失敗させればいいので は?」 GM「相手の要望というか、命令ですからのぅ……難しい かと。」 レイチェル「ガーディ、ウオ男に連絡を取るってのはどう だろう?」 ガーディ「連絡できるのか?」 GM「していいですよ。っていうか、連絡先教えたと思う し(笑)」 レイチェル「どっちにせよ、我々だけじゃ対処できそうに ないわ。彼らのクライアントについて聞いて みたら何か手がかりがつかめるかもね。」 ガーディ「んじゃ、連絡しよう……って、これは普通隊長 の役目では?(笑)」 シドニー「テスト前にウオに襲撃させて延ばすとか(笑)」 GM「ゴード達と連絡は取れます。彼らは今中央大陸だけ ど。」 シドニー「ちっ……中央大陸か。」 GM「彼らを本格的に犯罪者にしたいのか?(笑)」 シドニー「我々のために犠牲になってもらいましょう (涙)」 ガーディ「(涙)だと?嘘付けシドニー(笑)」 シドニー「たまには泣かないとな(妖笑)」 レイチェル「中央大陸の方が都合がいいんでは?少なくと も妹の消息がつかめるかもね。」 GM「ゴード「全部聞こえてるぞ……とりあえず、俺達は クライアントについて調べている最中だ。彼女のこ となら一緒に調べておく。見つかれば、だけどな… …」」 シドニー「ちっ……聞こえていたか……「いやあ、いつか 一緒に酒飲みたいな……無事終わったらな」(白 々しく)」 レイチェル「とりあえず、誘拐されたってのは本当なの ね?」 GM「ゴード「ああ、孤児院にも警察にも裏をとった。」」 レイチェル「くそ。この戦時下に一般市民に牙をむくとは ……捕まえたら八つ裂きの上前線送りだ。」 シドニー「八つ裂きにしたら前線に送れないぞ……」 キティ「お願いします。あなた達だけが頼りなんです。」 GM「クレア「りょ~かいっ!任せといて~ちっとやそっ とじゃやられないから安心してね。」 メル(ゴジュのパイロット)「皆さんも気をつけて ……」」 シドニー「さて……どうやって時間を稼ぐか……誰か匿名 で脅迫するとか……」 レイチェル「コード引っこ抜くか?(笑)」 GM「ステム社のテスト順番は最初だから時間稼ぎは難し いかと。第一、そんな時のために君らみたいな護衛 を雇っているわけだし。」 シドニー「他の企業の護衛に喧嘩売るか……?(笑)」 キティ「こうなったらぶっつけ本番、中央大陸の傭兵さん 達を信じてテスト行くしかないのかな?」 GM「んじゃ、何もやらないのなら、次の日。テスト当日 ですな……」 キティ「『やらない』んじゃなく『できない』のが本音っ ぽい。」 レイチェル「奴等はどこかで必ず見ている……どこだ……」
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