『人気番組舞台裏〜余計な事するな!編〜』

セッション日時 2001年 12/15〜16

極秘任務、その実状

GM「さて、例によって状況説明から行くとします……え〜と、今はZAC2099年の    5月あたりということで。まだ、本格的に戦争は始まっていませんが、プーの策略    により兵を西方大陸に送り込んでいる最中ですね。共和国もそれに気づき始めてま    す。んで、君らも西方大陸に渡ってきたり、西方大陸で雇われたりしまして……あ    る日上官に呼び出されるわけです。」 ヴァネッサ「へえ、なんですー?なんぞ雑用でもありますのんかー?」 カリュドン「上官、上官と……俺の上官って誰だったっけ?」 ハインツ「お呼びでしょうか?」 ラヴェルナ「いったい何のようなのかしらねえ……」 GM「うむ、他でもない……と語り始めますが、要約。新GMの作っている上官のキャラ    が出て来なくなったら可哀想だし(笑)え〜と、帝国ではベースを作るために前も    って歩兵を派遣する訳なんですが……その一部隊が行方不明となっているのです。    もちろん、調査隊を送りましたが、それも音信不通に。仕方がないのでゾイド部隊    を調査に送り込もうというわけですな。歩兵を派遣した地域はちょっとした山岳に    なっているために、戦略的に重要な拠点なので是非押させておきたいそうな。あ、    つきましては、住民の人達や潜入してきているであろう共和国の偵察部隊にくれぐ    れも見つからないようにしてくださいな〜バレると後々まずいのでね。極秘任務と    でもいいますか〜OK?」 ラヴェルナ「今までの仕事とあまり変わらないわね……(苦笑)」 カリュドン「ふ〜む、質問があるんだが、良いか?上官殿。」 GM「ん?なんだね?」 カリュドン「部隊が行方不明になってどのくらい経ってるんだ?」 GM「うむ、大体一週間程度ですな。」 カリュドン「ほう、結構経ってるんだな。んじゃあ、事故とかに遭っていたとするともう       絶望的だな。」 ヴァネッサ「で、参考までにどの程度の規模の部隊が行方不明なっとんのですか?」 GM「歩兵一個中隊くらい。」 ハインツ「部隊の食料とかの方はまだ持つのかな?」 GM「ベース作るために資材は沢山持っていったので大丈夫と言えば大丈夫かな?(笑)」 ヴァネッサ「一個中隊、かいな……自己で全滅って線は消えるな。そんくらいやと。」 ラヴェルナ「一週間……遊びほうけてたりして(笑)」 GM「上官「では、任務に当たってくれ。以上!」」 ハインツ「了解……野良ゾイドにでも襲われたのかな……」 カリュドン「まぁ、現傭兵とかもいる事だし、傭兵に変装ってとこか。」 GM「あ、そうそう、ラヴェルナは2D振って〜金欠の判定ね(笑)」 ラヴェルナ「うぎゃ……え〜と−1500……ふぅ、日頃の行いって奴ですな(笑)」 GM「ちっギリギリ残ったか(苦笑)」 ラヴェルナ「えと……マジで190しか残ってない……今後の活動に支障が……(苦笑)」 GM「金欠キャラにお金を貸すことは基本的に禁止だぞ(笑)雇用ならOKね(笑)」 カリュドン「そういえば、ハインツはこれが初の任務って事になるのか?」 ハインツ「緊張するな〜」 カリュドン「まっ、気楽に行こうぜ。今回の任務はなんかアレだがな。」 GM「さて、これからどうしますか?現地に向かいます?」 カリュドン「んじゃあ、早速現地に向かうぞ!」 ラヴェルナ「準備もナシですか?少尉殿?(苦笑)そんなお金無いんだが……(苦笑)」 ヴァネッサ「おー!報酬のためや〜いこか〜」 GM「では現地へ〜とは言っても山岳の近くですが。山岳のまわりはこの大陸にしては珍    しいことに湿地帯となっております。街も見えますね。」 ヴァネッサ「山登る準備やったらあの街でできそやな。どないします?ついでに聞き込み       もします?」 ハインツ「そうですね。準備も兼ねて。」 カリュドン「山岳地帯でその上湿地……足場がかなり悪いみたいだな。」 GM「あ、山岳は乾いてますよ。湿地帯がまわりにあると言うことで。」 カリュド「聞き込みかあ、手間のかかるのは好きじゃないが、歩兵がどこで行方不明にな      ったのかも分からないしな。」 GM「歩兵隊も極秘のうちに行動していたので目撃談はあまり期待しない方がいいと思う    よ〜っていうか、聞いちゃったら極秘にならんけどな(笑)」 ラヴェルナ「ゾイドは持っていきます?」 カリュドン「ゾイドは……そうだな、レッドホーンが二体なんて傭兵でもまず持ってない       だろうし……」 ハインツ「隠しておく場所も豊富そうなので大丈夫でしょう。」 カリュドン「だな。人目につき難い場所にでも置いておけばいいだろう。」 GM「なら、特に問題無く……」 ヴァネッサ「では聞き込みを……」 GM「交渉/聞き込み技能で振ってみて。」 ラヴェルナ「尋問ではダメですか?(笑)」 GM「不許可である(苦笑)」 ヴァネッサ「二成功〜」 GM「えっと……二成功だと、『ああ、あの山には近づかん方がええ……山の神様の罰が    当たるでのぅ……』と言った話が聞けるデスヨ。」 カリュドン「ふぅ、後ろで見ているぞ。交渉なんて出来っこないからな。」 ハインツ「山の神様?何だろう……?」 ラヴェルナ「なんか匂うわね……その話し(苦笑)」 ヴァネッサ「山の神さん?大層な話やなぁ……ありがとな。これいくら?」(目の前の籠に山と積まれた果物を持って差し出す)」 GM「とりあえず、1で(笑)」 カリュドン「ん〜、それだけじゃ、わからねえな。ただ、歩兵隊が向かったのは多分そっ       ちの方だろう?」 GM「うむ、その山ですな。オマケに伝説とかも聞けますよ。曰く、山の中にある泉に斧    を落とすと神様が出てきて金の……とか、曰く、罠にかかった鳥を助けたら恩返し    にはたを織ったり……(ぉ)」 ハインツ「斧持っていきたいな〜(笑)」 GM「あ、山はゾイドなら楽に走破できます。戦闘ルール的に言うと地形は山岳扱いです    な。」 ラヴェルナ「ゾイドに乗って探し回るか……ばれないように歩いて探すか……どちらかだ       ね。」 カリュドン「山の神様ねえ。宗教的聖地だと厄介だよな。基地建設に対して、地元住民の       理解はまず無理だな。(苦笑)」 GM「基地建設と言うよりは小規模なベースというか、そんな感じです。あと、信仰の対    象というわけじゃなくて、UMA扱いというか、そんな感じで(笑)ご年輩の方々    が山の神様という……(笑)」 ラヴェルナ「基地を作るのは私たちの仕事じゃないですからね……どうにかするんでしょ       う(笑)」 カリュドン「そうだなぁ……山で遊牧している連中とか、狩人の類とか、いそうなものだ       がな。とりあえず、地元のことを知るのが優先だろう。」 GM「うむ、この村は湿地帯を利用して米(?)を作っていますね。山は特に利用価値が    ないようなので滅多に入りません。樹木が多いわけでも無し、化石燃料が取れるわ    けでも無し。」 ラヴェルナ「いきなりゾイドで侵入……はやっぱりマズイかねぇ……?」 GM「村から山まではそれなりに離れているので、ゾイドで侵入してもばれませんよ(笑)」 ヴァネッサ「とりあえず現地の人間に出くわす事もなさそうやし、しんどい目して徒歩で       行くよりゾイドで行った方がええ思うけどね。」 ラヴェルナ「そうだねぇ……見つかれば消せば良いんだし。」 ヴァネッサ「荒事はなるべく避けた方がええと思いますけど……」 ラヴェルナ「あくまでも可能性の話よ……聞き流して置いて。」 ハインツ「現地の山岳民族を雇うかして詳しい話でも聞けたらいいんですが。」 カリュドン「地理は事前に調べて置くぞ。地図はないのか?」 GM「地図くらいならすぐに手に入りますよ。細かいところは分からないだろうけどね。」 カリュドン「それでもないよりはよっぽどマシだ。」 ラヴェルナ「だれも……入ってないって事かしら(苦笑)」 ハインツ「では買ってきます。後はロープなどを買っておきたいのですが……」 GM「一般的な装備は何処でも手にはいるので〜計算面倒だから経費から落としちゃって    イイですよ(笑)」 ハインツ「では、50mを人数分と言うことで。」 ヴァネッサ「了解。」 ラヴェルナ「使える経費は使わないとね……(切実)」 ヴァネッサ「ええなぁ……『経費で落とせる』どや、ここぞとばかりに飲み食いして……」 ハインツ「それは任務が終わった後でやりましょう(笑)」 ヴァネッサ「せやな(ニヤリ)」 カリュドン「そういえば、このあたりには傭兵かゾイド乗りの類はいねえのか?」 GM「特にいませんねぇ……まだ西方大陸戦争始まってないから働き口が少ないし。」 カリュドン「成る程……他に街でやることもないし、さっさとゾイドの所に戻ろうぜ。」 ヴァネッサ「……だとすると我々は酷く珍しい存在になるわけか……一連の事件に人為的       な何かが介在していたとすれば……勘付かれてるかもね(苦笑)」 カリュドン「勘付かれていたとしても正規軍の俺達がそうそう引けを取る事はないと思う       がな。」 ヴァネッサ「そうであって欲しいけどな……」
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