最期の希望を背負い目指すは打倒ULTゴジュ!
GM「飛び込んできたのはボロボロのエレファンダーですな。もちろん見覚えはあります。」 レイヴァー「そ、それは忘れたくても忘れられない気が……」 リーチェ「あらあらまあまあ。寝てなくても大丈夫?」 トゥア「あのエレファンダーは……!」 GM「リム「ここから先には行かせない……まだ……民間人の避難だって終わってない… …」え〜と、ホエールキングで暗黒大陸に渡ってきたときに一緒に乗っていました けど、その後病院に移される手はずだったんですが、その途中で抜け出してきた模 様です。動ける状態じゃないんだけど……まぁ、そこは気合いで。」 トゥア「抜け出されたって……つくづく役に立たない人たちですね(苦笑)」 ユリウス「まさか!……リム、リムなのか?……エレファンダーと回線を繋ごうとします が……」 GM「エレファンダーは半壊状態なので通信は受け付けませんね。受信機能が死んでるっ ぽいです。リムの言葉は全周波で流れ出ているので聞こえますが。」 マイルズ「根性だけは認めてあげようじゃないか……後はこいつらに任せて引くがいい(自 分ではなんともするきがない奴)」 トゥア「ぼん!その(ゾイドの)俊足はなんのためにあるんですか!?」 マイルズ「あれだ、エレファンダーにダメージがいかないようにしつつ戦わないといけな いわけか……死にそうだなあ」 GM「(そこまで難易度を上げるつもりはないよ)トゥアとマイルズとユリウスねらいで 孤立波プラズマ砲を撃とうと溜めていた所ですから〜で、その巨大なプラズマの前 に立ちふさがっているわけです。 リム「あなた達を死なせたりはしない……この機体を止めるには……あなた達しか ……」とか呟いているねぇ……」 リーチェ「むう、ちょっかい(攻撃)かけてチャージ中断とかできません……?」 GM「お嬢は距離的に無理があるだろう(苦笑)まぁ、イベントシーンだ。大人しくせい ……で、プラズマ弾体をハウリングブラスターで押し出そうと息を吸い込む……み たいな間があるのですが、そこにリムが雷冥剣を突き立てるわけです。で、剣をぶ ち込まれて破裂したプラズマの塊が両者(エレファンダーとULTゴジュ)を融解 させていきますね。」 リーチェ「うわぁ……」 レイヴァー「どちらも無事では済むまい……」 と、大打撃を受け逃げの体勢に入ったULTゴジュラスを包囲するように移動するPC 達。 (トゥア「では……こほん。ぼん、いやマイルズ、いいですかよく聞いてください。男に は負けるとわかっていても戦わなければならない時があるのです……さあお行 きなさい!勝利のために!ああ、私は女ですからお構いなく……」 マイルズ「何をわけのわからないことを言ってるんですか、私に負けって言葉は無いん ですよ。負けるのは周りのせいなんですから(プレイヤーは笑っている)」 トゥア「いいから行ってこーい!」) しかし、完全に追いつめられたULTゴジュラスは地面にプラズマブラスターを放ち、 そこの穴に身を躍らせる。 トゥア「つくづく報われないですね、私達……」 リーチェ「まさしく「骨折り損部隊」……(苦笑)」 マイルズ「その小さいのなら穴入っていけるんじゃないんですか?先生?(笑)」 トゥア「ゴジュが通れるくらいですよ?ぼんだって充分入れますって!」 GM「ゴジュが通った後は埋まって通れません(笑)」 マイルズ「がーん。」 ユリウス「デスステが要る!デスステを呼んでくるんだー!」 GM「無茶を言うな(笑)で、共和国の主力部隊が展開している首都付近で大規模な戦闘 ……つか、ゴジュが暴れたのを察知して通信を入れてきたりするね〜」 リーチェ「唐突ですね。」 GM「マイケル=マクレーン「何処の部隊か?所属とか諸々と何があったか報告しろ!… …って、マイルズ?」」 マイルズ「……親父か……なんでもないさ。ちょっとした化け物が闊歩してるだけですよ、 あなたはともかく部下には注意するようにお伝えください、以上。」 レイヴァー「うぉ、感動の親子の対面だ。」 トゥア「感動……?」 リーチェ「にしてはあんまり感動な雰囲気がしないのは何故に?」 GM「マイケル「バケモノって……成る程……あれを追っているのはお前だったのか…… そのことに関してなんだが、こちらでとある情報を手に入れた。受け取りに来い。 これは命令だからな!」と言って、通信は切れますね。合流ポイントは表示されて いるので大丈夫ですよ?言い訳には使えませんよ?」 マイルズ「先生に転送してとりに行ってもらうってのはだめでしょうかねえ……」 リーチェ「マイルズさんも軍人ならそれ相応の対応というものがありましてよ?」 ユリウス「……とりあえず、マイルズさんとかは無視してリムの回収に向かいます。」 GM「リムは……もうほとんど虫の息……つか、かなりの大怪我でもう助からんと思うな。 どだい以前の状態でも助からないと言われていたし。」 ユリウス「な!ああ……なんてことに……」 GM「リム「ユリウスお兄さま……私は……もう……だから、私の代わりに……みんなを ……守って……」」 ユリウス「ゾイドから降りてリムを抱えながら……リム……わかったよ……だから、もう いい喋らずに少しお休み……そう言ってリムのまぶたを閉じます。」 リーチェ「……」 GM「リムはその言葉で安心したのか目を閉じて……そのまま動かなくなりますね。」 ユリウス「リム……かならず、みんなを守って、仇をとってみせるよ……刺し違えてでも ね、だから安らかにお眠り……一筋の泪を流します。隊長……帝国軍人リム= イストリーは立派に戦って死にました、合流地点に向かいましょう。」 リーチェ「ええ、ですわね……彼女の為にも、急がなければ……」 トゥア「ぼん……全然キャラ的に勝てないですね(苦笑)」 マイルズ「僕はそう言うキャラじゃないから(笑)」 リーチェ「とりあえず共和国側はすったもんだしてるみたいなので行きましょう。参りま した。なんだか後手後手ばかりで、間に合うのかしら……?」 GM「で、部隊の行動としては……合流ポイントに向かう、と。」 リーチェ「とりあえず共和国組についていく方針で。」 GM「では、合流地点へ移動しました。マイルズを多少老けさせた感じのマイケル中佐と、 学者風なフランク=リュッテ氏(←軍人じゃないから階級無し)が出迎えてくれま す。」 マイルズ「サングラスかけて不貞腐れた顔してます(笑)」 トゥア「そのサングラスをひったくって注意します。」 マイルズ「もう一個取り出して……(笑)」 レイヴァー「いくつ持ってるんだ……?」 GM「マイケル「さて、君たちに集まって貰ったのは他でもない。ULTゴジュを止めて 貰うためだ……元々ULTゴジュは共和国で開発していたものだが、デーヴィッド 博士が帝国と内通していたのは周知の通りだと思う。帝国から提供されたデータな どが解析できずに有効な装備が無かったのだが……フランク氏の協力により、それ らのデータを手に入れることが出来た……フランクさん、説明をお願いします。」 と説明キャラを交代(笑)」 マイルズ「で、フランクさんにはサングラスをはずして普通の対応を……(笑)」 リーチェ「あらまあ父様。御久し振りです。」 ユリウス「リュッテ子爵……お久しぶりです。」 レイヴァー「リュッテ氏か……まともそうな人に見えるな……」 GM「フランク「ブツブツ……まだ、仕事中だ、まだ仕事中だ、娘とのコミュニケーショ ンはまだ後だ……ブツブツ……はっ!、説明ですね!?」」 トゥア「この親にしてこの娘有り、か……(笑)」 ユリウス「さすが帝国随一の子煩悩子爵……と、勝手な妄想を(笑)」 GM「フランク「ええと、ULTゴジュラスT2には簡単に言うと三つのゾイドコアがあ ります。それらの連携が全く取れないため、通常の大型ゾイド並(ゲーム的には超 大型サイズ)の出力しただせなかったのですが、インターフェイスを利用すること により、いわば電池の並列つなぎから直列つなぎになって出力が向上したというわ けです。その特性を消してしまえば、あの圧倒的な破壊力は抑えられるでしょう。 私達の開発したものはコアに作用してそれらの連携を取れなくするものです。」と、 説明してくれますな。まぁ、プログラム弾と言うよりは特殊な薬品をぶち込むタイ プの武装かな?」 レイヴァー「つまり並列つなぎに戻し、通常の大型ゾイド程度の出力に戻す、と解釈して 良いのかな?」 GM「フランク「むしろ繋がっていない状態にして、コアのエネルギー消費は直列のまま、 と認識していただければ。」」 レイヴァー「ほへ〜、そりゃ此方にとっては良い事ずくめなのね。」 マイルズ「でも、厄介な問題があるんだろうなぁ……」 GM「問題がなかったらつまんないでしょ?(笑)中枢に打ち込まないと意味が無いので すがね。」 マイルズ「うへー」 リーチェ「父様、その特殊弾が使える武装の種類はどのような……?」 GM「フランク「うぅ……無事で良かった……本当に良かった……はっ!?、え〜と、使 える武装はある程度口径のある物なら大丈夫なハズ……出来ればキャノン系、ライ フル系が良いかな?ただ、装甲を貫通できる物ではないから……」」 マイルズ「おとおさんだいじょうぶなのか……?(汗)」 レイヴァー「娘の方とは違う意味で危なそうですな……」 リーチェ「人畜無害なはずですのに……」 ユリウス「大事な一人娘ですからね〜、子煩悩パパとしては心配でしょう。」 トゥア「装甲はがしてから中枢に撃ちこむ、という手順になるんですかねえ……」 レイヴァー「こりゃ特殊弾を撃ち込むまでが骨だな……」 リーチェ「ふふ、皆様のお陰で無事ですわ。それで、レールガンは大丈夫でしょうか?」 GM「フランク「取説によると大丈夫だそうだ……まぁ、試し打ちするわけにも行かない からどうなるかは分からないが……」この特殊砲弾は三発しか有りませんので〜 (笑)」 トゥア「配分に頭をつかわないとまずそうですね……」 GM「フランク「ちなみに、使われた三つのゾイドコアは真オーガノイドコア、キメラコ ア、ベースになった野生体のコアですね。」コア周辺の技術は帝国の物だったわけ ですな〜」 レイヴァー「真OSにキメラねぇ……」 ユリウス「オーガノイドコアにキメラコアかおまけに生命力の野生コアですか……どれも 制御が難しいものばかり……」 GM「マイケル「先ほど君たちが戦闘を起こしていた地域付近でネオゼネバスの輸送部隊 を発見した……積み荷は大量のディオハリコンだった……つまり、これを使えばお びき寄せることも可能なわけだ。」ULTゴジュはエネルギー消費が激しいのでそ れを補う形でディオハリコンを喰おうとしていた訳ね。」 リーチェ「先程までいた所なら決戦場にはもってこいですけれど……」 マイルズ「随分と準備が周到ですね……最初からそうすればいいのに(笑)」 トゥア「延々と回り道をさせられたような気分ですね……って、なんでこういうところば っかり、ぼんと意見が合うんだろう(苦笑)」 GM「君たちがあそこで戦闘起こしたから察知できたわけよ。ゴジュの攻撃に巻き込まれ たらたまらないと言うことで移動を始めたところ、索敵に引っかかってしまった、 と。」 レイヴァー「ま、ま、回り道をした分人生を楽しんだと思えば(笑)」 GM「で、装甲の貫通について何か思いつくかも知れないので、先ほど直接戦ったマイル ズと先生はゾイド工学判定を〜−5修正でどうぞ(笑)」 トゥア「11−5で目標値6……修正がきついなぁ……失敗です。」 マイルズ「先生がんばれ〜僕はゾイド工学なんて技能は持ってないよ(笑)技能無し値だ と……修正で0だ(笑)一ゾロのみ……ほら、失敗(笑)」 トゥア「専門家としてはいささかホッと……(笑)」 リーチェ「では、正面から正々堂々と?」 レイヴァー「当たって砕けろと……?」 ユリウス「装備狙いか撃つ瞬間に叩き込むとか、っていうのどうかな?あとディオハリコ ンを食べる時にとか……」 GM「まぁ、その辺の有効性は判定に成功してないから分からないですな。」 トゥア「近くでじっくり観察すれば何かわかりそうな気がするんですよねぇ……」 GM「ちなみに、この間のソリタリープラズマブラスターの威力を見て貰えば分かるよう に普通は太刀打ちできませんね(笑)まぁ、当たったら一撃で消滅扱いの武装なの で〜……それを気合いで消すことを前提に行動すれば戦えなくはないと思いますけ ど(笑)」 レイヴァー「そんな無茶な(苦笑)」 GM「だから、それなりに状況は用意させて貰います〜」 リーチェ「それはそうでないと……(苦笑)」 GM「マイケル「帝国首都に展開している部隊に被害を出すわけには行かないな……私の 部隊からも多少ではあるが協力させよう。止めて見せろよ、マイルズ。」」 マイルズ「任務ですからね、そちらこそ足を引っ張らないようお願いしますよ。」 レイヴァー「お嬢の親も相当どうかと思ったが此方は此方でぎすぎすした親子だなぁ……」 GM「何もやることがないのならゴジュラスをおびき寄せる、で良いのかな?罠とか仕掛 けたり他にもやることがあるのなら行動宣言して行動してくださいな〜作戦決行ま ではまだ余裕があると見て良いですから……まぁ、出現するまでの時間を正確には 計れないから大体半日くらいで出来ることにしてくださいな。」 リーチェ「最後にこちら側の人間が立っていれば良い、の覚悟ですかしら……」 この後、特殊砲弾の分配について相談したり、罠を仕掛けたりする。 弾丸についてはユリウスの方が命中率が高いため二発、お嬢が一発という配分となる。 もっとも、他のメンバーは実弾兵器を使っていない事もあるのだが。 (レイヴァー「ワイヤートラップとかで転ばせるのはどうだ?」 GM「ULTゴジュT2の重量は600t以上あるのでワイヤーごときでは足止めにも ならないかと。バランスは崩すかも知れないけど。」 マイルズ「一瞬でもバランスを崩せば勝機がある……と思いたいなあ(笑)」 レイヴァー「某トビア=ア○クロスも『バランスを崩せばそれで十分だ』と言っていま すし(笑)」 リーチェ「設置はその手の技能持っている方にお願いしますわ。」 マイルズ「僕は爆発物なら目標値13〜」 トゥア「じゃあ、ぼんは地雷設置を……」) と、ワイヤートラップと基本に忠実に地雷で攻める。 ユリウス「そう言えば……トゥアさん、普通のゾイドがディオハリコンを摂取したらどう なるんですか?」 トゥア「ぱちくさい色に変貌します。という冗談はさておき、どうなります?」 GM「相性が悪いとパワーアップすら出来ずにゾイド使用不能に。運が悪いとそのまま死 亡。相性が良くても一時的なパワーアップですな。正式にディオハリコン反応炉が 無いと真の力は発揮できませぬ。副作用はそれぞれランダムですので。副作用が一 生続くと言うこともなきにしもあらず〜」 トゥア「……というわけですから、あまりやろうとは思わない方がいいですよ?」 ユリウス「相性が良ければ一時的とはいえパワーアップは可能なんですか……」 レイヴァー「うぉ、本気か!?」 ユリウス「破壊困難なら最後の手として、まぁ……えらく分の悪賭けですが……」 リーチェ「やめておくべきですわ。過ぎた力は良い結果をもたらしません……リムさんの 命を奪ったのが何か、忘れたわけではないでしょう?」 GM「うわ、何かまともなこと言ってるし!」 リーチェ「一度くらい格好良い台詞吐かせてください(苦笑)」 トゥア「いいですか、ディオハリコンのエネルギーは反応炉を通してはじめて有益になる のです。無理に使うのはゾイドの為にもよくないですよ?」 ユリウス「ええ……安心してくださいサマエルの為にも使う気はありませんから……」 マイルズ「周りを巻き込まないように。それだけです。」 レイヴァー「ま、本人が本当に使いたいと思うのなら使えば良いさ。」 リーチェ「まあ、その話はここまでと言うことで。隊長権限で使用は禁止とさせていただ きます。それで、対ULTゴジュラス戦の機体配置とかはどうしましょう?」 GM「ディオハリコンはどの距離に置くか宣言して置いて下さいね〜ゴジュの足はそれ程 速くないので補足してから部隊を展開すれば真っ正面からぶつかれるでしょう。」 トゥア「機体の配置についてなんですが、ぼんとレイヴァーが前線でゴジュを遅らせつつ、 私が観察。ウィークポイントがみつかれば後方からお嬢とユリが攻撃、という陣 形でいかがでしょう?」 レイヴァー「それで良いのではないかと思うぞ。」 マイルズ「いやな配置ではあるが、無難ですなあ……」 ユリウス「それがベストかと。」 リーチェ「では、ディオハリコンの置き場所は……ヘクスにして20くらい離しておけば 良さそうと思うのですが……?」 マイルズ「いあ……たぶん、そこまで突破されるぞ。」 リーチェ「……二倍か三倍くらい取って置いても罰は当たりませんわね……では、40ヘ クスほど距離を取りましょう。」 トゥア「(机を叩きつつ)ではこれでいきましょう!……って、何で私が参謀やってるん です?(笑)」 GM「ホワイトボードに油性マジックで編成とか書いて仕切ってるんだろうなぁ……(笑)」 リーチェ「古来より渾名が「先生」の人は参謀と相場が決まっているのです(笑)」 トゥア「わたし民間人なのに……(苦笑)」 そう言いつつも弾薬やらの補給、装甲の修理などを行い最終決戦に向けて準備を完了さ せる。 GM「マイケル「それでは頑張ってくれたまえ。共和国と帝国の運命は君たちの双肩にか かっていると言っても過言ではない……かも知れない。」」 トゥア「人事は尽くしました……あとは天命を待つのみ。今度こそ終りにして探求の旅に ……(苦笑)」 ユリウス「では、吉報をお待ちください……リム、必ず約束は守るよ……」 マイルズ「まあ、それなりにやってみますよ。」 リーチェ「……行って来ますっ」 レイヴァー「愈々、最終決戦、というヤツか……俺の命、ここで散るか生き延びるか!」 GM「んぢゃ、ディオハリコン運び出して誘き寄せ、かな?ULTゴジュT2は首都から ある程度離れた南のほうで発見されます。で、ディオハリコンの臭いというか、そ んなのを感知したのかこちらに向かってくるわけですな。」
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