やっぱり事件に巻き込まれるのね

アンジェ「車を降りてそれらしい人を探してみよう……あ、あんまりきょときょとしない      方が隊長らしくていいのかな?」 GM「えーと駅は某東京駅の様な感じで……まぁ、あんなにでかくないですが。では……    時間になると電車の中から大荷物抱えて降りてくる小太りの男性が居ます。で、君    らの顔を見つけると笑顔を浮かべてよたよたと近寄ってきます(笑)」 クラウス「やれやれ……荷物持ちか……いや、口にはしませんが。」 アンジェ「む、近づきつつ会釈しましょ。」 フューゼル「隊長に倣います。」 GM「ではアンジェリカが会釈をした瞬間。駅のどこかで爆発が起きます。」 フューゼル「って、何ー!?」 クラウス「何っ!?周囲を警戒&怪しい人物が居ないか見ます。」 GM「ちなみに怪しい人影……は特にないな。」 アンジェ「貴官のご送迎に預かりました、アンジェリカ・カーロッタ他二名です。この度      は……って何!?え、爆発!?」 GM「で、少し間を置いてパニックになった人達が我先にと出口へ向かい走り始めます。    あ、件のおっさんはその波につっころがされて転んでます。」 フューゼル「っ!……一体何が?一瞬耳をふさぎ目を瞑ろうとしてあわてて思い直し周囲       を見回す。」 アンジェ「むぅ……転げたのを助け起こしたら、避難誘導などを手伝いたく思いますが…      …」 GM「おっさん「むぅ……来た早々に……我ながらついて無い……」などとブツブツ呟き    つつ。」 アンジェ「お怪我、ありませんか?……ウィンズ准尉、この人をお願い。私は何が起こっ      たか確認に行きます。ルーエンモルグ軍曹、警護は任せました。と言う訳で、      とりあえず状況把握の為駅員か誰か捕まえて話聞こう。」 GM「おっさん「避難誘導などは駅員がやってくれている。君たちは危険物の探査をして    くれ。爆発物が一つだけというのは考えにくい。」    駅員「ネオゼネバスのテロらしいです。収容所の仲間を解放しろ、との要求があっ    たそうですが……」あ、実際は『ネオゼネバス』ではなく『ネオゼネバスから援助    を受けてテロをしている組織』ですな。公然の秘密だが実際に証拠は挙がっていな    いので知らんぷりできる、と言う奴で。」 フューゼル「指揮系統混乱の図(笑)」 アンジェ「新米少尉の頭もパニクってます(笑)」 クラウス「了解。で、少尉についていきつつ戦術振りたいのですが。どの辺に爆弾を仕掛      けるのが効果的か、戦術でいいよね?」 GM「戦術ではどの辺にあるか、とかヒントをやろう。実際には盗賊技術で探索して貰う    ことになります。」 クラウス「盗賊技術なんて持ってないぞ?」 フューゼル「あるけど7しかない(苦笑)」 アンジェ「ネオゼネバスの……民間施設でしょうにっ……!そういうわけで、危険物の捜      索をまあ、手分けしてやろうかと。」 フューゼル「不確定名称『おっさん』の周囲で警戒中です(笑)」 クラウス「とりあえず、戦術は2成功。」 GM「基本的に人に見つかりにくい場所に爆弾を置く場合が多いですね。ゴミ箱の中とか    植え込みの中とか、鉢植えの下とか。で、まぁ、見つけるのなら盗賊技術で宜しく。    場所をちゃんと宣言しておくと難易度が下がります。」 クラウス「じゃあ、まずは出口やら途中の扉やら人の行き来が制限される付近を探してみ      ます……警護してないと言うツッコミは……(苦笑)」 GM「おっさん「私を狙うような物好きは居ないよ(笑)」」 クラウス「あと応援は呼んでおきますよ。」 アンジェ「あい、それじゃ私は権限使って捜査活動の邪魔されないようにしてます……現      地警察との交渉とか。」 GM「ゼネバスハンターは軍警察なので権限は大きいですよ。某ティターンズの二階級上    並に(笑)警察の到着には少し間がある……が、まぁ、すぐに来るよね。」 クラウス「線路の方は爆発が起こったとなれば簡単に列車も入ってこないだろうし、って      ことで後回し。」 フューゼル「警察来たら不確定名称『おっさん』の人警察に任せて探索手伝いますかね。」 GM「では、場所を宣言したら盗賊技術で判定を。ちなみに今回の判定では一回の捜索に    十分かかると言うことで。時間によって作動する爆弾が違うので〜」 クラウス「技能無しで探索……危険だよなぁ(苦笑)」 GM「知力系技能だから技能無しは振れないのだが……まぁ、探索はペナルティがあって    出来ても良いだろう。探そうとすることが出来ないのはおかしいし。と言うわけで    ファンブル無いから振るだけ振った方が得だと思うがー」 フューゼル「技能有っても7じゃ微妙です(苦笑)」 GM「なお、場所の具体性が増すほどに難易度は下がりますので……頑張れ。」 クラウス「それじゃまず、さっき言ったように人の行き来が制限されるところ付近の物陰      など……失敗。」 GM「では見つかりませんね。で、クラウスの十分目の行動が終了、と。」 アンジェ「ふむぅ……とりあえずまあ、隊長でもあるし手伝おう。トイレの中なんてどー      か?……駄目だ。失敗。」 GM「あ〜……じゃぁ、アンジェは一度知覚判定を。」 アンジェ「……ギリギリ0成功です。」 GM「では……男子トイレの個室に爆弾を発見しました(笑)」 アンジェ「……っ!?……軍曹や准尉を呼んでる時間は……無いかっ!?……あー、ひょ      っとして爆弾の無力化もやらなあかん?」 GM「うむ。」 アンジェ「……ええいままよっ……とまあ、男子トイレに入って爆弾のところまで辿り着      きたく……タイマー付いてる?後何分か、とか見てわかる?」 GM「タイマーは付いていないので分かりませんね。振動感知+光源感知+溶液混合爆薬    って感じかな?イメージは。」 アンジェ「むぅ……揺らしたり、光に当てたり(或いは遮ったり)したらヤバいわけか…      …んで、後何分かもわからない、と……その手の技能は捨ててるんだけどなぁ      ……」 フューゼル「……ガイロス軍少尉(女性)男子トイレで焼死体で発見……とか嫌だなぁ       (笑)」 GM「まぁ、気合いあるから死にはしないだろう(笑)」 アンジェ「……ええい、素人が下手に突っ込んで火遊びするのもアレだ、一旦外に出て爆      弾処理出来るやつを呼ぼう……無線とかは持ってるよね?」 GM「その辺は持っていないと不自然です。私が困るし(笑)」 アンジェ「なら、『ウィンズ准尉、男子トイレで爆弾を発見、至急来てください』とかな      んとか連絡してみます。」 クラウス「ううむ、トイレが大当たり。流石隊長(笑)」 GM「では、アンジェリカが表に出ようとしたときに……男子トイレ個室から出てくる人    が(笑)当たり前だが発見したところとは別だぞ(笑)」 アンジェ「……?職務質問などしてみよう。もしもーし?」 GM「青年「あ……?もしかしてお前アンジェリカか?」」 アンジェ「……はい?はい、アンジェリカ・カーロッタですけど?」 GM「青年「昔から男勝りだとは思ってたけど……お前男だったんだな(笑)」」 アンジェ「……っ!捜査活動の一環ですっ!私はれっきとした女だっ!」 フューゼル「な、なんだってー?(笑)しかし、男子トイレでばったりと会ったにしては       普通の会話だ。もしかして本当に違和感無かったりするのかな?(笑)」 アンジェ「……で、この人とは顔見知りですか?」 GM「うむ。四年前のネオゼネバス一斉蜂起の辺りから行方不明になってた元クラスメー    ト。名前はクリスティアン=ヴァッサーファル。男、23歳、ゼネバス関係の家系    のため色々といじめられて育った人。ちなみに負けず嫌いなのでいじめた奴はボコ    ボコにしている事が多かった感じかな(笑)」 アンジェ「あなたは……クリス?こんな所で何を?……これから旅行、って雰囲気でも無      いようだけど……」 GM「クリス「んな事言ってる暇があるのか?いや、さっき隣で爆弾を発見とか言ってた    し。」」 アンジェ「……っ。そうでした。隣に爆弾があるんです。クリス、あなたも急いで避難を。      と誘導したく。あからさまに怪しいが(笑)」 GM「クリス「一応士官学校にいたときには解除方法も習ったけど?人手が足りないなら    協力するぜ?」」 アンジェ「……え、本当?……お願いします。後で金一封くらいは出るでしょうし。」 GM「クリス「金なんぞいらねぇよ。人として普通協力するだろ。こういう場合はよ。」    などと言いつつ……盗賊技術目標値10だが……そっちで振る?」 アンジェ「……むう、振りましょうかねぇ。というわけで、うりゃ。失敗するなー……無      駄に一ゾロが(笑)」 クラウス「偽アンジェリカ「まるで知っていたかような鮮やかな解除の仕方ですね?」      (笑)」 GM「疑われてる!?(笑)」 アンジェ「わぁ……流石。やっぱり頼りになるね、クリスは。」 GM「クリス「ガラにもなく世辞を言う暇があったら他にあるかどうか探せよな……」」 フューゼル「……とりあえずは待合室的なところを探ってみたく……判定は失敗していま       す(苦笑)」 GM「では見つかりませんね。と、ここで十分が終わります。続いて二十分目の探索をど    うぞ〜……もう無いと思うのなら止めても良いけど(笑)」 アンジェ「むぅ……さあどうするか。トイレ以外にもありそうですし……あー、駅構内に      ベンチとかあったりします?その下とか。」 GM「そりゃ駅ですから。ベンチは普通にありますね。」 アンジェ「では、その下を手当たり次第に。持ち主が居ない荷物なんか怪しいですし。」 GM「では探索してみたまえ。」 アンジェ「クリス君の目標値使っていいんですか?」 GM「別行動を取らないのなら使っても良かろう。」 アンジェ「一緒ですよ、もちろん。PC的には頼りになるから、PL的には容疑者だから      (笑)……で、取り敢えず5成功です。」 GM「じゃあ、ベンチの下に不審な荷物が(笑)」 アンジェ「……またかっ。クリス、お願いします。」 GM「クリス「……お前……希望配属先書き間違ったんじゃ……?」」 アンジェ「そ、そんなことは、そんなことはっ!だって私よりアレな母に勤まってる仕事      よ!?……解除は2成功です。」 GM「クリス「どんな仕事だよ……それ……まぁ、軍関係の事は聞くつもりはないけどな。    機密多いし。」    むぅ……サクサク解除されるなぁ……ちなみに紙袋に入れてある爆弾なので振動感    知などの高度なセンサーは付いていなかったのだ。」 クラウス「それじゃ自分は2Fで爆破によって下に降り注ぎそうなものの近くなどを……      失敗していますが?」 GM「そうだねぇ……構造的に張り出している屋根が崩れるように爆弾が設置されている    ね。解除するには敏捷判定で屋根から落ちないようにして近づいてから解除判定、    となります。」 クラウス「むぅ、難しいな…だが迷ってる暇はないか……こういうとき運動を高くしてお      けば良かったと思う……とりあえず1成功。」 GM「判定に失敗しなければ落ちはしないね(笑)」 クラウス「それだと助かる。で、解除…は気合いで+3して、っと……3成功〜」 GM「解除できました。」 フューゼル「そう言えば呼ばれたまま連絡がないのでトイレに向かうことになります(苦       笑)どこのトイレか判らずにトイレを探して回る羽目になりそうです。と言       うわけで別のトイレを捜索……該当トイレかどうかの判断はGMに任せます       ……3失敗(苦笑)」 GM「では……見つかりませんねぇ(苦笑)」 フューゼル「無いですねぇ……隊長、どこのトイレですか?とか間抜けな通信を今になっ       て(苦笑)」 アンジェ「……ああ、ごめんなさい准尉、実は……とかくかくしかじか。」 GM「と、説明したところで、三十分目の探索をどうぞ。」 クラウス「この駅は構造的に崩しやすいかな?要になる柱とかがあるならそこを。」 GM「その辺は学術/建築学辺りの判定が要りそうだな……」 クラウス「そんな学問なんて勉強してないって(苦笑)知力系技能は技能無しで振れない      から……普通に柱を調べてみる。2成功。」 GM「では……無いと自信を持って断言しよう(笑)」 クラウス「うぅ……見つからねぇ……俺はゾイド乗りだっ!(笑)」 フューゼル「配電設備当たりを入念に。2成功ですがさて……?」 GM「うむ。そっちにもないねぇ。」 アンジェ「一般人が立ち寄れそうなところで、人目に付かない場所……売店とかある?そ      の近辺、壁際の死角とかそんなところを。」 GM「駅だし売店は普通にあります。」 アンジェ「んでは、クリス君お願いっ……2成功〜」 GM「クリス「都合の悪いことは全部人任せってのは直ってねぇなぁ……」で、ありませ    んね。」 アンジェ「うううう、リーチェよりはマシだと思うんだけどぉ……」 GM「クリス「俺に言わせりゃ五十歩百歩だよ。」(笑)で、三十分目の探索が終わると    爆発音が一つ。」 アンジェ「……しまったっ!どの辺から?」 GM「駅のホーム当たりですね。売店付近を探していたアンジェリカは気合い判定を。失    敗すると近くにいたことになりますよ(笑)」 アンジェ「気合いは10ありますから……余裕で4成功(笑)」 GM「つまらないな(笑)で、犯行声明とかに因ると仕掛けられた爆弾は10個でその内    二個しか爆発しなかったそうな〜まぁ、犯行声明の個数を信用すれば、の話だがほ    ぼ間違いはないでしょう。爆弾の作りなどを見れば大人数で作ったモノではない、    というのは分かりますからね。」 アンジェ「えーと、現状、爆発二個、私(+クリス)二個、軍曹一個、准尉ゼロ……で、      いいのかな?」 GM「残りは応援に来た特殊工作兵の人達が処理してくれています。要するに専門家が到    着したので後は任せて大丈夫と言うことですわ。おおかた無いでしょうし。」 クラウス「応援が来てくれたか…後は任せることにしよう。」 アンジェ「……クリス、ありがとう。あそこにあなたがいなかったら、どうなってたこと      か……」 GM「クリス「おっと……本業の奴らが到着か……俺が軍を辞めたからな。気まずいんで    さっさと退散するぜ。」」 アンジェ「あ、ちょっと待って、せめて連絡先くらい教えてくれても。」 フューゼル「隊長が積極的だ(笑)」 GM「クリス「軍を辞めたと言っても情報公開出来る職じゃなくてな……縁があればまた    会うだろ。」と言って去っていく。」 アンジェ「もう……相変わらず……」 GM「おっさん「いやいや……来た早々これか。ネオゼネバスの暗躍が多いとは聞いてい    たが……」」 アンジェ「では、後のことは専門家に任せて合流しましょうか。」 フューゼル「とりあえずあまり大事に至らず何よりです。さて、本来の任務に戻りますか。」
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