尋問?鬼門?大疑問!
GM「では、時間はサクサクと進んで尋問とかになるのですが……誰か振る?」 アンジェ「とっても素直になれる薬の注射とかは許可されていますか?(笑)」 GM「やりたきゃどうぞ〜」 アンジェ「……うわ(汗)やりませんよ、そんな……尋問技能って誰か持ってる?」 一同「……」 GM「このチーム技能バランス悪いなぁ(苦笑)」 アンジェ「……流石に『とっても素直になれる薬』の使用はまずいし、技能無しだと私は 目標値4だし……まぁ、いいや振ろう。気合い3点消費で目標値+4……1成 功です。」 GM「その成功度だと分かることは…… 1.『グウィネヴィア』が近いうちに何か行動を起こすであろう事。 2.『グウィネヴィア』と『フラガラッハ』は協力関係にあったのだが、おそらく 売られたであろう事。 3.ルードヴィヒはガイロス帝国のスクール出身であること。 4.ゼネバスハンターに潜入した諜報員は『グウィネヴィア』の者であると言う事。 くらいかなぁ?」 アンジェ「いくつかはこちらが手持ちの情報と被ってる(かもしれない)ものですねぇ… …とりあえず厳重に拘束してもらって、薬が抜けるのを待って再尋問、ですか ね。ガイロス帝国のスクール、かぁ……とまあ、尋問を終えた後複雑な顔で外 見てたりしよう。」 GM「気の長い話だなぁ(笑)」 アンジェ「ああ、NPCな取調官に頼めるものなら頼みたいですがね?」 GM「ん〜情報を引き出すのをこちらでやっても良いですけど?」 アンジェ「ある程度重要な情報が欠落するのは已む無し、と?……NPCに任せつつ、機 会があるならこっちでも聞き出せたりするといいかなぁ……」 GM「で、ガイロス帝国軍はこの戦いで得たキメラブロックスを回収、分析し国防用に利 用できないかと考えているらしいですな。試験的に配備されることが決定するワケ ですが……モニカ隊長とかがみんなにそのことをどう考えているか聞いておきたい とか言ってますね。まぁ、PC達の態度は好きで構いませんが『どれ程配備される か』をPL達で相談して決めて下さい。それを参考にするから(笑)」 アンジェ「……本国は本国で、キメラなんかを使おうとしてるし。騎士の矜持は何処に行 ったのかしら……私は反対です。いくらコントロール可能、とは言っても、無 人機なんかと共に戦うなんて。」 フューゼル「僕もあまり好きにはなれませんね。少なくとも無人の人工ゾイドなんかに守 られてるってのは安心できるものじゃないですし。」 アンジェ「配備数は……諸刃の剣、よねこれ。現状でもアレしてるし、0でいいと思うの。」 ザイン「そんな事は、私などが意見を述べるまでも無い。上からの命令に従うだけだ。」 クラウス「どちらにせよ俺達の出番が無くなることはないだろうが(笑)」 GM「レオノーラ「難しいことはよく分かんないけど、モニカ姉が良いって言うならそれ で良いんじゃない?」……やっぱり馬鹿だ(笑)」 アンジェ「GMに馬鹿馬鹿言われて……可哀想な子……(笑)」 レクス「俺も賛成はしかねるな。それにこれらゾイドの制御が敵に乗っ取られる……とい う可能性はないのか?」 GM「モニカ「より強い……つまり『ボス』となりうるゾイドならそれも可能かも知れな い、との研究報告もあったわね……まぁ、理論上でしかないらしいけれど。」」 レクス「まぁ、傭兵の俺が口を出す問題じゃないがな……」 フューゼル「特に敵にスパイナーやディメトロドンが居る様な状況では危険性が増すだけ ですよ。」 クラウス「そこまで簡単に操られるようじゃネオゼネバスも使わないのでは?(苦笑)」 フューゼル「危険性があると言うことです(笑)」 GM「あ、モニカ隊長は『戦闘能力が従来のゾイドに劣っていても生産性が高く人員損害 が減らせるため、ある程度配備するのも悪い考えではない』と考えているらしいね ぇ。」 アンジェ「人的被害を削減できるのは賛成だが、無人機だけにどんな落とし穴があるか分 からないし何より本人の矜持的に許し難い。無人機同士の戦争など、きっと終 結を見ずにどちらかが破滅するまで終わらないに違いない、と言うスタンスか な。私は。」 GM「モニカ「今のままで本当に戦争が終わると思ってるの?」」 フューゼル「話し合う余地も無いような自動兵器を使っても終わるとは限りませんけど ね。」 ザイン「いつものむっつりとした表情で足を組み壁にもたれ頭を垂れつつ、皆の話を聞き 流している。」 クラウス「まぁ、確かに今のままで戦争が終わるとは考えにくいな。」 アンジェ「……少なくとも、自動兵器同士の戦争が永遠に終わらないだろう事は分かりま す。殴り合いに嫌気がさす為には、目に見える形で怪我しない事には。」 レクス「でも、この星の歴史って(苦笑)」 ザイン「過去は過去です(笑)」 クラウス「歴史を学ぶと言うことは年号を憶えることが全てじゃない……歴史からパター ンを見いだしそれによって未来を読みとる事だ……でも、それだと戦争終わら ないなぁ(苦笑)」 アンジェ「……私も人死にが少なくなるのには賛成です、大尉。ですが、それでこちらも 自動兵器を使うようじゃネオゼネバスの連中と同じ穴の狢、ですから。」 GM「モニカ「……ごめんなさい。ちょっと感情的になりすぎたわ……あ、そうそう、貴 方宛に手紙が届いているらしいから事務の方で受け取って置いてね。」ダミーの住 所だから事務所に送られてくるのです。」 アンジェ「……はい?了解しました。受け取りに行こう……」 GM「では、封筒に入った手紙で差出人の名前とかは……封筒には書いてないですね。」 アンジェ「ふむぅ……軽く振ったりして、中身を確かめてみますが。カミソリ入ってない? 白い粉は?(笑)」 GM「ないよ……白い紙が中に入ってるくらいだ。」 クラウス「そんなのが入っている心当たりがあるのか(笑)」 フューゼル「白い粉は…ほんとに入ってたからなぁ(苦笑)」 GM「同じネタは何度も使わん(笑)」 アンジェ「んじゃあ開けて読もう。ぴりぴりー」 ザイン「ビリビリビリ(封筒を破る音)……これはっ!?……アンジェは、『人生をダメ にする白い粉』を手に入れた!(笑)」 GM「それがあればルードヴィヒから情報聞き出しやすかろうなぁ(笑)」 アンジェ「……うわー(苦笑)」 GM「まぁ、冗談は置いておくとして……『ローレンツに関わるな。』それだけ書いてあ る紙が入っていますね……あと、一応メモ書きの様に公園の場所と時間が書いてあ るが……筆跡はクリスっぽいかな?」 フューゼル「検閲しろよ、軍……(苦笑)」 クラウス「プライベートですから!(笑)」 アンジェ「クリス……どういうこと?……行ってみようか。とりあえず一人で。」 クラウス「誰にも知らせずに?」 アンジェ「んー……パーティには、一応。ちょっと行ってくる。帰ってこなかったら何か あった証拠だから後はよろしく。とかそんな感じでー」 クラウス「うわぁ……死にフラグ(笑)」 フューゼル「はぁ、行ってらっしゃい。とだけ言って視線をノートに戻す(笑)」 アンジェ「とりあえず行き先と目的くらいは伝えておきましょうかねぇ……?」 レクス「忍んで後をつける。何だかんだで我ながら面倒見のいい人間だな(苦笑)」 アンジェ「あ、密会については他言無用ね?」 クラウス「と、基地内で(笑)」 アンジェ「いや、流石に基地の外に集めて言ってますよ(苦笑)」 クラウス「あぁ……ザインが見つけて置いた料理の美味しいお店で(笑)」 アンジェ「それだ(笑)」 ザイン「店名は『スプリングス』バネではなくて春の複数形みたいな感じ。洋風の小屋の 様な外見をした、大きくは無いけど洒落たお店ですね。と、勝手に捏造(笑)」 クラウス「スプレディ=リングス伍長みたいだ(笑)」 ザイン「え?ああ、私の家の近くにあるレストランの名前そのまま拝借してますが(笑)」 レクス「そんなところで明らかに軍人と分かるような五人組が密談……(苦笑)」 ザイン「私服でも分かる、『明らかに軍人』な連中(笑)」 クラウス「そこまで立ち居振るまいが軍人っぽいのは……?(笑)」 ザイン「いや、決定的な『他の人を階級で呼んでいる』が(笑)」 フューゼル「確かに隊長って言ってるなぁ……(笑)」 アンジェ「まあとりあえず、行きましょうか……武装はしておこう。流石にケヴラーは着 ないけど。剣は持っていく。」意外な展開?信用できるのはクリス?
GM「では、夜の九時頃……近くの公園……まぁ、人はほとんど居ませんね。あ、レクス は後を付けているのなら一応忍び振って置いてね〜」 レクス「目標値11〜気合い余ってるし使おうかな、3点ほど。というわけで目標値14 で……(出目11)うげ……クリスいるし振りなおすか。気合い3点消費……6 成功でお願いします。」 アンジェ「え〜と、私の危険察知は9か……(出目10)全然気付きません(笑)」 GM「そこのベンチに座る人影が一つ……クリスですな。え〜と……危険察知15もある よ(苦笑)第六感持ちだからなぁ……まぁ、今のところは気付いた素振りを見せま せんね。」 アンジェ「クリス……手紙、読んだ。どういうことか説明して。隣に座って、そんなこと を。」 GM「クリス「……なんて言ったら良いんだろうな。とにかく……自分の身が可愛いなら ローレンツには関わらない方がいい。自分と自分の周りの人が大切だと思うのな ら。」」 アンジェ「そう……彼も『グウィネヴィア』の工作員なのよね?……私たちの部隊に潜り 込んで何をしてるの?」 GM「クリス「……」」 アンジェ「言えないなら、いい……秘密だらけだね。」 GM「クリス「俺にはこれ以上の言葉を費やすことは裏切りになるんだ。あいつらはもう 俺の仲間なんだから裏切ることは出来ない……でも、身近な……お前くらいは… …」」 アンジェ「……守って、くれるんだ?ふふっ、嬉しいな……クリス、あれから『グウィネ ヴィア』の事、ちょっと調べた……この戦争に加担して戦火を広げて私腹を肥 やし……あなたはそんな組織に入って何がしたかったの?それは、ガイロスじ ゃできないことだったの?」 GM「クリス「……お前も気付いているんじゃないのか?ガイロス帝国の力じゃ戦争は終 わらないって……」」 アンジェ「それは……『グウィネヴィア』なら終わらせられる、ってそう言うの?彼らは 戦争を終わらせる気なんて無いんじゃないの?」 GM「クリス「『グウィネヴィア』は終わらせるつもりはないだろうな……だけど、俺は 終わらせたいんだ。ただそれだけだ。」」 アンジェ「わかった……クリス、いつか、戻ってきてくれるよね。この戦争が終わったら ……戻ってきてくれるよね?」 GM「クリス「幸せを掴めるほど俺の手は綺麗じゃないよ……じゃあな……」」 アンジェ「あ……追いすがろうと手を伸ばすが、伸ばしきれないで茫と見送る、みたいな。」 クラウス「レクスは出て行かないんだ?(笑)」 レクス「そこまで野暮じゃないですよ(笑)」 アンジェ「……ベンチに座りながら、去っていく背中を見てましょう……私だって、終わ らせたいよ。早く終わらせて……クリス……で、顔を伏せて声を殺して泣いて みたりするのよ(笑)」 ザイン「ところで隊長がクリスと密会してる間、我々はどこに居るのだろう?(笑)」 クラウス「スプリングスでお食事中かと(笑)」 GM「隊長の奢りでな(笑)」 ザイン「隊長の奢りなので調子に乗って注文しまくるザインであった(笑)」 アンジェ「他人のお金だと思ってー(笑)」 レクス「……帰り際にクリスと会話する位はしてもいいかもしれませんね。まぁ、それは 相手次第で。」 GM「なるほど……じゃあ……『居るのは分かってる。今は敵対するつもりはない……む しろ敵対しないことを願いたいな。』と、レクスに向かって。」 レクス「うわ、来たよ。じゃあ……ああ、俺もそう願いたいものだな。と木にもたれ掛か りながら。」 GM「クリス「お前の目的……敵討ちか。その相手は……多分知らない方が幸せになれる ぞ?」」 レクス「幸せなどとうの昔に無くしている。お前こそ本当に大切なものを見失わないよう にするんだな……失った後にいくら後悔しても……遅いぞ?」」 GM「クリス「そう思える内はまだ引き返せるモノさ……『タスラム』がお前の恩人の仇 だ。長生きしたければ関わらない方が利口だがな……」そう言って去っていく〜」 レクス「待て!最後に教えろ!俺の仇は……爺さんを殺した奴は誰なんだ!!」 GM「クリス「それは自分で調べろ。そして……その時どう行動するかもお前が決めろ。 男なら、な。」」 レクス「……ああ、そうするさ。たとえ誰が仇であろうと俺は迷いはしない。と呟いて見 送りましょうか。」 フューゼル「親が死んだ(ネオゼネバスにやられた……のかは詳しくは不明)のに敵討ち とか考えて無いフューゼル……情が薄いのか?いや、敵討ちなんて不毛なん ですよ。」 クラウス「言い訳してる辺り薄情だよな(笑)」 アンジェ「父親はともかく、母親は殺しても死なない人だと確信している私です……大し て強くないのに(笑)」 レクス「う〜ん、大人なクリスと甘ちゃんなレクスって感じだ(笑)」 GM「で、アンジェ隊長がスプリングスに戻ってくると……クラウスがローレンツ調べて いたって事で良いよね?寝落ちしてるからNPCと言うことで(苦笑)」 フューゼル「時間的に辛いですしね(苦笑)」 アンジェ「はい。眼がなんだか赤いです……元から紅いですが(笑)」 GM「クラウス「どうした?声が枯れているようだが?」(笑)」 アンジェ「な、なんでもありませんっ!ちょっと外が埃っぽかったからそれで、だ、だか ら泣いたように見えるのも眼のゴミを取ろうとしただけでっ!」 GM「クラウスがローレンツを張っていて彼が何かの情報を受け渡している場面を見たそ うな。相手を捕まえても良かったんだが一人では手に負えない状況もあるので見送 っただけだが。で、次もおそらく同じ方法で情報のやりとりを行うと思われるので それを抑えることも出来るかも知れない、と言うことです。」 アンジェ「本当?それを押さえられれば……でも……軍曹、次はモニカ大尉を調べて欲し い。大尉を信用していいのか、知りたい。」 GM「じゃあ、時間を更に一週間かけて調べた、と言うことで。ていうか、みんなで協力 して調べるでしょうし……一応代表者が盗賊技術で振っておいておくれ〜」 アンジェ「そうですねぇ……相手に気取られないように、あまり派手に動くのは避けたい よね……かと言ってノーマークってわけにもいかないし。盗賊技術が一番高い 人は?」 レクス「多分俺の目標値10だと思うが……じゃあ、振ってみよう……2成功だ。」 GM「ふむー……では、特に変わったところはないですね。あ、そうそう、戸籍とかの情 報を見てみるとモニカ大尉はフューゼルの腹違いの姉ですね。」 アンジェ「……はい?」 フューゼル「は?」 GM「オヤジが同じ。母はゼネバスの血を引いている……矛盾点はないと思われますが。 だから前回オヤジの汚い文字が読めたわけで(笑)」 アンジェ「……あー、ひょっとしてそういうことか……?」 レクス「戸籍上はそうなってるが?」 GM「戸籍上というか、血筋の関係ですな。オヤジと母は離婚して、母の方に育てられた ようですね。モニカ大尉は。」 フューゼル「まぁ、そうならばそうなんでしょうね。」 アンジェ「っつーわけで、大尉に打ち明け話してみよう……ローレンツ氏の事を。」 ザイン「みんなの意見を聞かないのかっ!?(笑)」 アンジェ「じゃあ、そのへんどう思う?」 レクス「モニカを巻き込むなら『タスラム』の情報が聞けるかもしれない。よってレクス 的には問題は無いかな。」 ザイン「私は、ミルヒシュトラーゼ大尉にも打ち明けるべきだと思います。確かに、彼女 が本当に我々の味方に付いてくれるかは疑わしい。ですが、この先そんな不信感 を抱いたまま時を過ごしても、何も変わらないと思うのです。ですから、今の段 階で、彼女が信頼出来るかどうかを『試す』という意味でも、話すべきだと思い ます。」 アンジェ「そうですね……いい加減私も、疑心暗鬼にはうんざり(苦笑)」 GM「キャンペーンやる前から権謀術数と(苦笑)」 アンジェ「疑心暗鬼になってもしょうがなし、大尉は信用できるだろう、と踏む……懸案 はレオノーラ嬢、ですが……」 フューゼル「ん、表面上は興味なさげに言ってますが内心は一応別と言うことなのでその 話題は頭に届いていませぬ(笑)」 アンジェ「……ありがとう、伍長、レクス。……賛成3かな……これから、話に行って来 ます。同伴者求む(笑)」 ザイン「私が行っても良いですが……フューゼルさんを連れていくのは、やはりまずいで しょうかねえ?」 アンジェ「や、どっちかってーと大尉に聞きたいことがありそうな人ついてこいって感じ で。」 GM「全員で行けば良いんじゃない?(笑)ちなみにモニカ大尉は多分フューゼルが弟だ って知ってるよ?部下の身元くらい洗うから。なお、知らせなかったのはゼネバス の血筋と関係がある、と言う汚名を着せたくなかったからで。」 フューゼル「あ、僕は今回はパスさせてもらいます。」 アンジェ「そう?……分かった、じゃあ四人で行ってくるわ。お会計お願いね?(笑)」 フューゼル「あ、え、会計?え、ちょっと待ってください〜」
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