結局疑心暗鬼
アンジェ「とりあえず、どこかに連れ出せたらいいんですが……大尉、ちょっとお話が。 お時間宜しいですか?……連れ出すのはアレよ、隊長室に盗聴機が仕掛けてあ ったりしたらアレだし(笑)」 レクス「疑心暗鬼はうんざりじゃなかったんですか?(笑)」 GM「んぢゃまぁ、近くの喫茶店ということで。オフの日の午前としておこう。 モニカ「何?みんなで改まって?」」 アンジェ「ええ……実は……と、『グウィネヴィア』の事、ローレンツ氏がそこの工作員 らしいこと、などを話します。情報の出所は秘匿。証拠として二話でクリスか ら受け取った(?)書類も渡そう。」 フューゼル「PLとしては大尉は敵だと思うんですが……どうだろう?」 アンジェ「そうなったら知りませんわ、私と一緒に死んでくれ(笑)つか、個人的にはレ オノーラが怪しいの。」 フューゼル「や、言動がクリスのと被って見えまして……」 レクス「確かに二人とも『戦争を終わらせたい』と考えているようですが……」 ザイン「関係無い。私はその時その場で、自分が最も正しいと思った事をやるだけだ。そ の結果が我が身に降りかかって後悔する事はあっても、迷いはしない。」 アンジェ「……と、いうわけです。今まで黙っていたのは、正直なところ大尉も間諜では 無いか、という疑念が捨てきれなかったから、ですが……申し訳ありません。 と、頭を下げたり。」 GM「モニカ「いえ、賢明な判断だわ……良く知らせてくれました。ローレンツが情報を 渡すときに受取に来る者を捕まえて背後を探ってみましょう。私も全力で協力する から……と言っても完全に信用できるのはあなた達とレオノーラくらいだけど。」」 アンジェ「お願いします……大尉、その、くれぐれも気をつけてください。巻き込んでし まっておいて、言うのもなんですが……むう、『レオノーラもなんか怪しい、 警戒して欲しい』とは言えないなぁ……それはこっちで調査しますか。」 GM「モニカ「ゼネバスハンターになった時点で危険とは常に隣り合わせよ。覚悟は出来 ているわ。」」 レクス「……書類にある『タスラム』と『バロール』について聞いたことは?と、さりげ なく大尉に聞いてみよう。」 GM「モニカ「……『ゾイテック』の方でも聞いたことがないわね……ごめんなさい。力 になれなくて。」」 レクス「いえ、別に……と何でもないように素っ気無く。絶対に自分と『タスラム』の関 係については知らせません。」 アンジェ「みんな、秘密だらけ。なんだかバカらしくなってくるなぁ……とか心中で思っ てたり。」 GM「んぢゃまぁ……ローレンツを捕まえると言うことでokね?まぁ、接触する相手を 捕まえてから、だが。」 アンジェ「……実は壮大極まる罠だ、ってオチじゃない限りそれで。それこそ大尉が間諜 で、ローレンツは帝国諜報部のエージェント、全ては『グウィネヴィア』が邪 魔な帝国のエージェントを葬るための罠、ってのもありえるからねぇ……」 レクス「疑いまくりの隊長も何だかんだでクリスは信じちゃってますよね(笑)」 アンジェ「それは……(赤面)」 ザイン「そして仲間よりもクリスと共に歩む事を選んだアンジェリカ。どうなるスネーク ハンターズ!?−つづく−(笑)」 アンジェ「仮面をつけてみんなの前に立ちはだかろう。今の私は『グウィネヴィア』の女 ……(笑)」 フューゼル「大尉が敵だった場合その役目はこっちに回りそうですが(苦笑)」 ザイン「ザインは、本心はどうあれ表向きは迷わない男ですから、敵として立ちはだかる ならもう隊長だろうと容赦しませんね(笑)」 フューゼル「とりあえずみんな帰ってきたら『すみません』とか謝っていよう。」 アンジェ「大尉に……お姉さんに会わなくてよかったの、准尉?」 フューゼル「あ、えと、その……心の準備が……じゃ無くてえと……目まぐるしく表情の 変る真っ赤な顔とか言うやたら珍しいものが見れたことでしょう(笑)」 ザイン「キャラが変わってますね(笑)」 アンジェ「くすくす笑って純な少年の嬌態を眺める方向で(笑)」 レクス「……隊長が人のこと言えるのかなぁ(笑)」 GM「まぁ、ローレンツは週に一回公園の公衆トイレの個室に入り、隣の個室に入った諜 報員に情報を記載した書類を渡しているようだ、との報告ですな。」 フューゼル「一話一トイレ……(苦笑)」 アンジェ「またトイレですか……」 GM「あえて苦難に立ち向かってこそGMとしての腕が上がるというモノです(笑)」 アンジェ「違うところで精進してください……」 GM「で、ローレンツが書類を渡した相手も捕まって、ローレンツも捕まえられますね。」 アンジェ「うわぁスピーディ(笑)」 GM「ローレンツが渡そうとしていた資料は……そうだねぇ……ゼネバスハンターの行動 記録、作戦内容、隊員の個人情報、等々ですな。」 アンジェ「こうまでスピーディだと本当に何かの罠だったんじゃないかって気になるなぁ。 何か間違えてる気がする(汗)」 フューゼル「尻尾切られましたね、多分……」 GM「いや、時間的にきつそうな人が多いからサクサクっと(苦笑)」 アンジェ「ふむぅ……」 GM「で、資料を受け取りに来た『グウィネヴィア』の諜報員は『上の者に言われて回収 しに来た』と言うだけで他のことは知らないようですね。一方ローレンツ氏は何も 語らない……」 アンジェ「むぅ……『とっても素直になれる薬』は使えないしな……」 GM「ん、ローレンツを薬漬けにして情報聞き出す?やるなら考慮しますよ?」 ザイン「ああ、『人生をダメにする白い粉』ですか?(笑)」 GM「生々しいな(苦笑)」 アンジェ「いやあ、流石にそれは洒落になってない(汗)」 GM「これを読んでいる皆さんへ……やばい薬は人生を駄目にします。やらないに越した ことはありません(苦笑)」 アンジェ「次はレオノーラ調べたいなぁ……怪しい人物多すぎ……」 GM「レオノーラは馬鹿な子だってば(笑)」 アンジェ「バカを装った頭のいい子だと思ってます(笑)」 GM「そして今回のシナリオは終了だ。経験点は……ルードヴィヒを捕まえた、ローレン ツを突き出した、で+1ずつの計7点で。」
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