『権謀術数の話術?』

セッション日時 2005/05/29〜30 ※クラウスのプレイヤーは都合が悪く欠席。 ※レクスのプレイヤーは用事で遅れている。

昇進昇給ドンと来い!

GM「さてはて……前回は組織『フラガラッハ』を一応壊滅状態とさせることに成功しま    した。まぁ、実働戦力を根こそぎ奪い取ったという感じですね。で、更にゼネバス    ハンターの部隊に潜入した諜報員を捕まえることが出来たりと、ゼネバスハンター    やスネークハンターズの功績やらが認められまして……帝都ヴァルハラにて勲章が    授与されることになりますよん。」 アンジェ「おお……憧れの飛竜十字勲章が!」 GM「んで、隊長クラスの人達は昇進したりするかも知れません。隊員の人達もお給料ア    ップされるという話です(笑)」 アンジェ「……中尉かぁ……」 GM「……で、ザインには(共和国の方の)上官から手紙が届きますね。」 ザイン「何ぃ?」 GM「まぁ、内容としては作戦成功に対して貢献したことについてのお褒めの言葉だった    りします。」 ザイン「では、内心喜びつつ、顔はそのままで無言で手紙を読み終えます。」 GM「まぁ、内容としてはお褒めの言葉と……これからの活動についてかなぁ。まぁ、行    動方針として『ガイロス帝国に恩を売れ』と言うことですな。共和国ゲリラに資金    とかで援助してくれているのはガイロス帝国というオリジナル設定があります故。    そしてその『恩の売り方は自分で考えろ』とも書いてありますね。まぁ、要するに    上官は丸投げで(笑)端的に言えば『ガイロス帝国に利益がある様に動け』と言う    ことですな。そうすればガイロス帝国も共和国ゲリラに利益のあることをしてくれ    るでしょうから。ギブアンドテイク。」 フューゼル「しかし、同盟や交渉は裏切る余地があるのも事実(笑)」 GM「マルチゲームのやりすぎです(笑)や、真理ですが。で、勲章の授与式まで一週間    ほど時間がありますので……その間にやりたいことはありますか?」 ザイン「まだこれで終わったとは思えないので『グウィネヴィア』に関する噂とかに注意     を払っておきたいかな。出来れば聞き込みとか情報収集も。」 GM「え〜と……『グウィネヴィア』について、と……そのほかの聞き込みで知りたい情    報?……判定する必要もなく明確な情報は出ませんね……噂としても『実在してい    るかどうかも分からない』レベルですな。」 アンジェ「むぅ……なんかタチの悪い組織だなぁ……」 ザイン「う〜ん……『活動している証拠がない』……『活動していないんじゃないか』く     らいしか予想が出来ないなぁ……」 アンジェ「むぅ……継続して一斉蜂起後のクリスの足取りを追ってみたく。あ、それとロ      ーレンツ氏はやっぱり沈黙のまま?」 GM「え〜と……ローレンツは沈黙を保っています。何も喋らず黙秘権行使中(笑)」 ザイン「人生を駄目にする白い粉作戦発動(笑)」 フューゼル「洒落になってないので止めましょう(笑)」 GM「クリスの足取りを追うなら……交渉/聞き込みかな。」 アンジェ「目標値8なので気合い消費して目標値+2です……おぉ、5成功。根性強いよ      (笑)」 GM「ん〜そうだねぇ……ネオゼネバスが中央大陸を乗っ取ってから一年くらいはガイロ    ス帝国軍人やってた様ですね。で、その後軍人を止めてふらりと旅に出た様に見え    た、と言う程度かな。当時の同僚から聞けるのは。」 アンジェ「すぐに離反したわけじゃないのか……その一年の間に何があったんだろう…      …?」 GM「あ、そうそう、クリスの上官だった人はネオゼネバスの一斉蜂起の時に戦死してま    す。」 アンジェ「おや……それが間接的な原因になってたりするのかな?その上官さん、どんな      人でした?」 GM「ベルンハルト中尉。男性で……当時24歳。有能と言えば有能な軍人ですが取り立    て目立っているような人ではないですね。乗っていた機体はエレファンダー当たり    でどうか?(笑)」 ザイン「エレファンダー……漢の駆る機体だな。」 フューゼル「第四回のリムは……?(笑)」 アンジェ「ゼネバス系に対する態度、とかは如何様なものでした?」 GM「普通に敵対していましたが、あくまで軍人として、ですかね。実際そこまで憎むよ    うな感情はなかったそうです。これ以上ベルンハルト中尉の情報が欲しければもう    一度交渉/聞き込みで判定かな。」 アンジェ「さてどうしたものか……一応、聞き込みしておきましょうか。目標値8で……      (出目六ゾロ)おお!」 フューゼル「美味しいなぁ(笑)」 GM「まぁ、失敗しているので追加情報は無しで。」 アンジェ「……あー、そういえばモニカ大尉の素性とか洗ってましたっけ、私ら……?後      レオノーラも。出来たらその辺も調べたく。」 GM「じゃあ、それぞれ……モニカは交渉/外交もしくは聞き込み、レオノーラは交渉/    聞き込みでどうぞ。それなりに時間があるから全員やっちゃって良いですよ。」 アンジェ「両者ともに目標値8です。気合一点消費で+2ずつしよう……根性強いなぁ      (笑)つか、技能持ちは手伝うよーに(笑)んで、外交3成功聞き込み8成功      ですが。」 ザイン「私は外交7成功、聞き込み8成功ですね。いつもの『ショボい出目』の御陰でご     ぜえます(苦笑)」 GM「確かに出目は悪い……が、アンジェの一ゾロと同じ成功度じゃないか(笑)」 フューゼル「負けたくないときは気合いを使うんですよ(笑)とりあえず、レオノーラだ       け調べます。モニカに関しては調べない方向で……失敗しました(苦笑)」 GM「では……モニカに関しては……今までと同じ様な事くらいかな。分かるのは。母親    と仲は良かったようですね。」 アンジェ「仲は良かったのをあえて告発……母親がそれだけ非道だったか、さもなくば成      り上がる為に売った……?」 GM「そうそう、婚約者が居たらしいですが、ネオゼネバス一斉蜂起で戦死しているよう    です。」 アンジェ「あらー……それで『ネオゼネバス憎し』となったか、或いはクリスみたくにな      ったかでいろいろ違ってきそうな……」 GM「で、レオノーラは……そうだねぇ……戦災孤児でゾイド乗りとしての素質を買われ    て『ゾイテック』に引き取られた、と言う感じかな。出身は某ティル(※第二回参    照)が居た孤児院としておこう(笑)考えるの面倒だし。」 アンジェ「ふむ……『ゾイテック』に入ってから、何か怪しい行動をしてたりとかはあり      ません? 特定の人物と不可解な接触をしてたり、とか。」 GM「それは本人に聞くの?」 アンジェ「いや、流石に本人に聞くのは(汗)……あ、本人に聞かんと分からんような事、      だっていうならパスで。」 フューゼル「『ゾイテック』関係者じゃないと分からないと思うのですが(笑)」 GM「でしょうねぇ(笑)」 アンジェ「でしょねぇ……んじゃパスで。なんかもう、レオノーラだけは完全に外してい      い気がしてきた(笑)」 GM「『情報屋』を持っているのならそれを使えば情報収集可能ですが……誰も持ってな    いね(笑)」 アンジェ「残念ながらそういうどっかの飲んだくれゴルドス乗りが持ってた能力は持って      ないのです。」 ザイン「『ゾイテック』かあ……メガザウラーとか出てきたら怖いですな……」 フューゼル「や、メガザウラーで済めばまだ僥倖?(笑)」 GM「人を何だと思っていやがる(笑)」 フューゼル「前回のボスを見てもメガザウラーよりはるかに厄介な気がしましたが(笑)」 ザイン「パイロットレベルがバカ高くてこちら側の攻撃が全然当たらない中型高速ゾイド     とアホみたいな装甲で全然ダメージが通らないデカブツと……どっちがイヤなの     か自分でもあまり分からない(笑)」 フューゼル「自動命中とか使える分後者の方が嫌ですね(笑)」 アンジェ「嫌な予想ばっかりしてるなぁ……」 GM「ニヤリ」 アンジェ「そんじゃまあ、帝都ヴァルハラへレッツゴー、ですかねぇ……」 GM「では、ヴァルハラへ〜……ローレンツとルードヴィヒも一緒に連行されていきます。    また、試作型エナジーライガーも運ばれていきますね。    モニカ「あ、皆さんもゾイドに乗って凱旋してくださいね?国民の士気向上にも役    に立って貰わなければなりませんから。」」 フューゼル「外見上DSライフルも折りたたんでいきましょうか。」 ザイン「私は完全な実戦装備で出ますよ。いつでも戦えるように。」 アンジェ「了解しました……なんだか気恥ずかしいなぁ……整備班の人らに頼んで式典礼      装っぽい儀装をしてもらいましょうか(笑)」 ザイン「整備兵「え〜と、アンジェ少尉、便器マークなんか描いて本当に良いんですか?」     (笑)」 フューゼル「便器マークじゃなくてトイレマークですよ(笑)」 アンジェ「描くなぁ!描いたら真っ二つにしてあげますよ!?」

麗しの帝都ヴァルハラ

GM「で、帝都ヴァルハラに到着します……近いので一日かかりませんけど。夜五時くら    いにヴァルハラに到着して……明後日の授与式までホテルでくつろいでください、    と言うことで。まぁ、モニカ隊長とかはその間もローレンツの尋問とかしているわ    けですが。で、その日の夜……何かしますか?」 フューゼル「何かすることがありますか?(笑)多分部屋で謎ノートでも見てることでし       ょう。」 アンジェ「むー……とりあえず街をうろついてましょうかねぇ。ヴァルハラはあんまり訪      れた事の無い身なのです。」 ザイン「私は新たに武装を追加した愛機の調子を見てから、ホテルで次の指示を待つ事に     します。ヴァルハラに到着した翌日に、共和国の連中への土産を探しにいく予定     (笑)」 GM「んぢゃ、アンジェ……夜街を歩いていると……」 フューゼル「トイレから悲鳴が?(笑)」 アンジェ「……斬る!」 GM「んな事はありません……前から歩いてくる見覚えのある人影……クリスかな?」 アンジェ「……クリス!と、呼びかけてみますが。」 GM「クリス「……まずは昇進おめでとう、とでも言っておくか?この馬鹿女!」と、新    聞記事を見せながら。新聞記事には『スネークハンターズが潜入していた諜報員を    捕まえた』と言う記事が出ていますね。」 アンジェ「なによ、藪から棒に……」 GM「クリス「ローレンツには関わるなってあれほど言っただろうが!」」 アンジェ「……その事。でも、見過ごせなかった。彼が本当に敵の間諜で、私たちの事を      探っていたのなら……黙って放っておくわけにはいかないよ!」 GM「クリス「人の忠告をちゃんと聞かないのも昔と変わってねぇな……いいから、荷物    纏めて逃げ出す準備でもしておけ。出来れば今の内に表舞台から消えた方が身のた    めだ。」」 アンジェ「随分物騒だね……そこまで言うなら教えて、彼は……ローレンツは私たちの部      隊で何をしてたの?どうして関わっちゃいけなかったの?」 GM「クリス「お前は組織の影響力を甘く見ている……社会的に不味いことになるって事    だ……それ以上は……言えない。」そう言って去っていきます。」 アンジェ「むぅ……その背中を見送って……肝心な事を教えてくれないのも、昔から変わ      ってないねクリス。いっつも、そう……と、洩らしてましょ。」 GM「では……次の日……勲章授与式の前日ですね。」 ザイン「私は午前中はホテルでくつろいで、午後から土産を探しにいく訳ですな(笑)」 フューゼル「部屋でごろごろしながらノート読んだりノートに書いてある理論を元に何か       式立ててみたり。」 アンジェ「むう……午前中は何してるか、クリスの言葉に思い悩みつつ……あー、そうだ。      実家に連絡取ってみていいですか?何か変わった事がないか、とか聞きたい。」 GM「では、普通に連絡が取れますよ。    アナスタシア「あー久しぶりだな我が娘よ。そうそう、今回の功績は褒めてやるぞ。    私も勲章授与の時には出席するから楽しみにしておけ。」」 アンジェ「あれ、母さん帰ってたの?ああ、ありがとう。楽しみにしてる……そうだ母さ      ん、最近そっちで何か変わった事ない?城に侵入者が、とか?」 ザイン「……意外だ。母親の口調から言って『お母様』とか呼んでると思っていたのに(笑)」 GM「侵入者とかそう言ったのは皆無ですな。別段何も変わらず〜」 アンジェ「むぅ……そんじゃまあ、世間話しつつ適当なところで電話を切りますか……そ      れじゃ。あ、母さん身辺には気をつけて。父さんや、みんなにも伝えておいて。」 GM「あ、レクスは某『タスラム』に付いてそれとなく情報収集してるのかな?」 レクス「そりゃ調べてますよ。元々、蛇狩り小隊にいるのもそのためですし。でもまぁ怪     しまれない位で(笑)」 GM「では、その日の午前中……レオノーラが昼食に誘うわけですな。    レオノーラ「いっつも素うどんばっかりだと栄養偏っちゃうじゃん?折角昇給する    んだからお祝いくらい盛大にしようよ……っていうか、何でそんなにお金無いの    さ?(笑)」」 レクス「ズズズズ……とうどん啜りながらレオノーラに視線を向けますね。ちなみにうど     んには天かすが山盛りです。頑張って量かさまし(笑)」 アンジェ「不憫な子……」 GM「レオノーラ「……昼食にはちょっと早くない?まぁ、奢ってあげるから一緒に食べ    よ?」」 レクス「……まぁ奢りなら付き合おう。とうどんのツユを飲みながら(笑)」 GM「レオノーラ「ほら、基地の外に出るのも久しぶりだし、帝都だから美味しいモノも    あるでしょ」と背中を押しつつどっかのレストランに連れて行こう(笑)」 フューゼル「元気だなぁ……」 GM「レオノーラ「メニューのここからここまで持ってきて〜」とか騒ぎながら昼食を取    るハメになりますね(笑)」 レクス「少しは落ち着け。周りに迷惑だぞ……と呆れつつ頬杖ついてます。」 GM「レオノーラ「そう言えば……『タスラム』……だっけ?を調べてるんだよね?」」 レクス「ああ、ちょっと気になってな。と何でもないように装います。あまり執着してる     って知られたくないので。」 アンジェ「警戒してるなぁ……」 ザイン「隊長が無警戒すぎると言う話しもありますね(笑)」 GM「レオノーラ「それ、聞いたことあるけど……良く憶えて無いなぁ……研究してる人    達は計画とかゾイドとかコードネーム使ったりするから。私はゾイドに乗ってそれ    の不具合とか調べるだけだから気にしたこと無いし……もしかしたら乗ってたりし    てね?(笑)で、それがなんなの?」」 レクス「いや……『グウィネヴィア』についての資料にそんな名前があってな。個人的に     気になってるだけだ。特に深い意味は無い。」 GM「レオノーラ「ふーん……あ、ウニ美味しいな……もう一個頼んじゃお。」とか言い    ながら若い二人の昼は過ぎていきます(笑)」 ザイン「若い割には食生活が豪華ですよ(笑)」 レクス「俺は!?(笑)」 GM「で、同じく昼頃……外出先からホテルに戻ってきたモニカ大尉が凄く疲れた様子で    ソファーに座り込んでます。まぁ、ホテルのロビー当たりと言うことで。」 アンジェ「帰ってきた大尉に一礼しつつ、成果とか聞いてみましょうか。それで、尋問の      成果は……?」 GM「モニカ「いきなり饒舌になったのは良いんだけど……肝心なことは全然話さないの    よね……」」 アンジェ「そうですか……何をしていたんでしょうか、彼は……不安だなぁ……」 GM「モニカ「……アンジェ、尋問の経験は?」」 アンジェ「……は?経験はありませんが……一通りの技術は身につけているつもりです。      具体的には技能レベル2で目標値7(笑)」 GM「モニカ「……貴方の部隊に尋問できる人はいるかしら?どうも今のままでは手詰ま    りだから少しでも経験があるのならやって貰いたいのだけれども……何故か同じ人    にはあまり喋りたがらないようで……」」 レクス「尋問は一応目標値7で取りましたよ。」 ザイン「レベル1で目標値9です。」 アンジェ「みんなで『24時間でマスターできる尋問講座』みたいなのを取ったんだろう      か?(笑)」 GM「まぁ、前回から一週間くらい時間あいてるし(笑)で、尋問してみる?それともス    ルーする?」 ザイン「やってみます。」 レクス「『タスラム』について聞かねば。」 アンジェ「……とりあえず、各員を召集して行ってみましょうか……個人的にも気になる      し。」 ザイン「ミルヒシュトラーゼ大尉、私が彼と話してみましょうか?」 GM「モニカ「お願いしますわ……せめて彼の目的が分かればいいのだけれども。」では、    全員でローレンツに会いに行くと言うことで?」 アンジェ「謎ノート読んでる人がついてくれば全員ですかね。」 フューゼル「技能はありませんが……一応ついて行きます。」
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