『負の遺産』

セッション日時 2005/06/12〜13、18〜19、24〜25 ※ザインのプレイヤーは都合で前半は欠席。 ※レクスのプレイヤーは回線不調で中盤は欠席。

流れ流れて中央大陸

GM「さてはて……状況説明から入りますか。」 アンジェ「いろいろあって中央大陸へ行く事になりました。母さん、親不孝な私を許して      ください。」 GM「前回の話から約三週間後から今回は始まりますが……その間にあったことを説明し    ておきましょう。え〜と、スネークハンターズの失踪はニュースになりません。同    じ機体を作成し偽物で民衆の目を誤魔化しているようですね。モニカについても公    式的には処罰はないが『捕虜(ルードヴィヒ)が機体を奪い破壊をまき散らした事』    の責任を追及され前回の昇進と帳消しとされた様です。フランクさんからの情報に    因ればモニカのゼネバスハンター部隊は『一種の懲罰部隊』として扱われる事にな    ったそうな。一応大隊まで増員されるが……それは色々と問題のある奴らを纏めた    ようなモンでしょうね。」 アンジェ「うう……なんだか申し訳ない気分です……」 レクス「あの時はあれが最善だった……と信じたい。」 GM「そして『ディオハリコン貯蔵施設』が襲撃されたらしく大量のディオハリコンが奪    取されるという事件が起こったようです。モニカの信用が無くなったから提案して    いた『ディオハリコン貯蔵施設の警備強化』が実行されなかったようですね。」 アンジェ「むうう……なんつーか、私らとんでもないミスしちゃった?」 クラウス「あの状況では仕方ないだろう。」 フューゼル「前回の砲撃に加えてディオハリコン……手が付けられなくなってる気がしま       すね……」 GM「で……今回の話ですが、中央山脈から少し西側に行った街(ミーバロス港辺り)で    フランクさんが骨董品とかを取引している相手に『仕事を求めて渡ってきた傭兵』    として紹介されます。故に『ネオゼネバス帝国』でもある程度自由に動くことが可    能です。もちろんある程度の変装や偽名を使って貰ったりはして貰うわけですが。」 アンジェ「紹介されよう……下手にしゃべるとボロが出そうなので本職に任せて(笑)」 フューゼル「まぁ、機体も混成臭いのでその辺はなんとでもなりそうですな……大丈夫か       フューラー?(笑)」 GM「で、共和国ゲリラで街に潜伏している仲間と話をして貰うことになりますね。あっ    ちの都合はあっちで聞いてくれ、と言うことで。共和国の街潜伏ゲリラの人から接    触してくるまでは一日ほど時間が空くわけですが……何かすることはありますか?    結構大きな港町ですので割と色々ありますが。」 アンジェ「ふむ……すること、と言われても。適当に現在の戦況とか街の周辺状況につい      て聞き込んでみようかな。」 GM「戦況は……やっぱり小競り合いくらいで大規模な戦闘はほとんど無いようですね。」 フューゼル「機体に篭ってノート読んでます。とりあえず何か役に立つ情報があればとか       思って。」 レクス「何か面白い噂でも流れてないか聞き込み。」 GM「近くに前回にちょっと話した『キメラを造っている工場』があるのですが、そこで    『実験のためゾイド乗りを募集』しているらしいですね。あ、工場は港の郊外にあ    って、『ゾイテック』の研究施設と併設されていますね。」 クラウス「労働力はミーバロス港の住人でしょうな。おそらく……」 アンジェ「『割のいいバイト』に行って帰ってこなかった人、の話はよくあるよね……」 レクス「む、何か怪しいですね〜。もっと詳しく聞き込めますか?」 GM「機密保持のため詳しい情報は未公開ですね。でも、肉体的な危険はないらしいです。」 レクス「ふむ……一応、気には留めておく程度にしときますか。単独で行動するのもアレ     ですし。」 クラウス「ところでディオハリコンを奪った連中はどんなやつらだった?」 GM「その情報は公開されていませんが……フランクさんが教えてくれると言うことで。    キメラゾイドを含む混合部隊ですな。機体としては帝国、共和国どっちもありだっ    た模様ですね。」 アンジェ「流石に国籍を特定されるような真似はしていない、と……」 クラウス「……まぁ、そういう部隊にするだろうなぁ(苦笑)」 GM「どこかに罪を着せる、と言うのなら故意に分かりやすくするんでしょうけどね(笑)」 クラウス「敵国じゃあ奪ったってなんの問題もないし自国じゃなんの意味もないし(笑)」 アンジェ「クリスの足取りとかはここじゃ追えないかなぁ……戦況とかについて聞き込む      かたわら写真見せたりしてもみますが……」 GM「じゃ、交渉/聞き込みで判定を。」 アンジェ「あーい。目標8を、気合い1点消費で+2……ああ、根性って(笑)……3成      功です。」 クラウス「正確には『気合いを二点消費して目標値+2』で『根性の効果で消費量−1』      だな(笑)」 GM「町の人「あぁ……この兄ちゃんかい?『ゾイテック』の研究施設の方で見かけたこ    とあるよ?何を研究しているのか知らないけど……研究者と言うよりはゾイド乗り    って感じだったねぇ……」とか話が聞けるね。」 アンジェ「……本当ですか?ありがとうございます……さあどうしよう……」 レクス「いつも通り『タスラム』と『バロール』について聞き込みたいです。まぁ、誰も     知らないだろうけど。」 GM「ん〜……特に知っている人はいないようですね。」 レクス「やっぱり……(笑)」 クラウス「あ、それと砲撃だったか?あれについての情報とかは?」 GM「ん?『バロール』の事?」 クラウス「あ、バロールがやったことだった?(笑)あ、確かにクリスが言ってるねぇ…      …確認した(笑)ふむ…バロールがやったとして……なんであそこで『グウィ      ネヴィア』が出てくるんだ?」 フューゼル「ガイロス帝国の戦力低下を懸念したんですかねぇ……?」 レクス「エナジーライガーの技術をガイロス帝国に与えたくなかったのかも……?」 アンジェ「とりあえず、研究施設でクリスを見かけたって話はパーティにも打ち明けてお      きたく……実際にどうするかは未定ですが。」 レクス「じゃあこちらはゾイド乗り募集について話しておきます。」 アンジェ「ゾイド乗り募集、か……共和国ゲリラの人と接触が取れて時間がありそうなら、      行ってみてもいいかもしれませんね……」 GM「まぁ、そうこう言っていると共和国ゲリラの人が接触してきますね。指定されたホ    テルとかでかな。」 アンジェ「でしょうねぇ……」 GM「コルネイユ「おお……あなた方が……フランクさんからお話は聞いています。我々    の拠点にご同行願えますか?」」 アンジェ「アンジェリカです……今すぐに、でしょうか?」 GM「コルネイユ「ええ……暗い方が見つかりにくいですし。尾行されても人が少ない方    が分かりやすいですからね。」」 アンジェ「そうですか……むう、どうしよう……研究施設が気になると言えば気になるん      だけど……」 レクス「……隊長。ここに来た目的を忘れるな。」 アンジェ「……そうです、ね。わかりました、行きましょう。」 GM「コルネイユ「あなた方に頼みたいことは……直接あの事件に関わった方から話をし    たいそうなので……では、街の郊外まで出たら私のゾイド(コマンドウルフ)につ    いてきてください。」」 クラウス「一応尾行とかには気を配って置くぞ?」 GM「なら危険察知でどうぞ。」 レクス「……6成功です。第六感持ちを舐めるなよ(笑)」 クラウス「……失敗した(苦笑)」 アンジェ「……(一ゾロ)7成功が出ました(笑)」 フューゼル「僕の出番は無さそうですね(笑)」 アンジェ「まあそういうわけで、多少後ろ髪引かれつつも拠点に移動しましょう……」 GM「では……ウルフの後をついて進んでいくと……全員索敵行動で判定しておくれ。も    ちろんゾイドの能力を加味した値でね。」 レクス「こんな時にザインが居ない!(苦笑)」 フューゼル「……1成功です。」 アンジェ「……丁度1差で失敗しています(苦笑)」 レクス「……4成功ですね。」 クラウス「……同じく1差で失敗だ。」 GM「えーと、大体どんな並びで後ろについていました?というか、後ろの方に付いてい    たと思う人は手を挙げてー」 アンジェ「はい。後方から追撃された場合、対処楽っぽいですし。」 クラウス「隊長が後ろなら俺は前だろうな。」 GM「ふむ……では、アンジェに不意打ちでエレクトロンバイトファング〜……8成功で    すな。不意打ちだから回避行動は出来ないか……24点が……右腕ですな。背面か    ら扱いとしますのでADシールドの射界外です。」 アンジェ「ぶぎゃ!?装甲殆ど剥げたー!」 フューゼル「頑張ったなぁ、フューラーの右腕に背後から……(笑)」 クラウス「回避行動をとって腕を噛ませたんじゃ?(笑)」 レクス「確かに腕は一番破損して実害のない部位ですからねぇ(笑)」 アンジェ「みんなで冷静になってないで助けてください!」 GM「一匹の黒い四足獣ゾイドが不意打ちを仕掛けてきた模様です。」 フューゼル「さようなら隊長(笑)」 GM「??「……この程度か?」」 レクス「……チィ!気付けなかった!?」 アンジェ「なっ!?何者です!?」 フューゼル「……敵!?」 クラウス「あいつは!!……何?(笑)」 GM「??「これから死ぬ相手に名乗る名前はない……行くぞっ!」」 アンジェ「言ってくれる……全機戦闘態勢!コマンドウルフを守りつつ襲撃してきた敵性      体を排除せよ!」 フューゼル「敵……何者かは知りませんが、敵ならば……殲滅させていただきます!」 レクス「了解!周囲に他の伏兵の可能性は!?と言いつつ洞察力使うぞ。」 クラウス「四対一でずいぶんと強気に出てくれるじゃねぇか。覚悟しろよ?」 GM「敵は……見たことのないゾイドですね。」 アンジェ「見たことのない……ブラストル?(汗)」 GM「えーと……相手のゾイドは黒地に白いストライプで……翼の様なモノが付いている    虎型に見えますね。データはゾイドデータだけアップしたのでそっちを宜しく。」 アンジェ「……えらく強くない?(汗)」 レクス「コマンドウルフの位置は?」 GM「隠れたと言うことで戦線離脱扱いで宜しく。」  こういった状態で戦闘開始である。相手が主導権を握り『スネークハンターズ』が先に 移動を行うことになる。レクスは相手の後ろに回り込もうとするが至近距離で戦闘が始ま ったため、『突破』の手伝いのために全員を相手と密着させる。  だが、その時点で勝てないと悟った相手は『阻止』せずにレクスを逃がす……背面から 扱いだったが振り向くための移動力を消費していないのは、語りの時に全員振り向いてい たのでしょう(笑)  レクスは相手の背後に回り込み設置型光学迷彩を射出。  謎の相手はアンジェ、クラウス、フューゼルの後ろに回り込もうとするが三人が協力し て『阻止』を試みる。 (クラウス「ここで負けるのは死活問題だから牽制射撃も二つおまけしよう。射撃失敗は       ないから相手に−2だ。」  GM「了解。こちらも気合いを多少使うか……」  アンジェ「……ほう?では、私も気合いを消費して目標値+3で。」  GM「……出目いいなぁ……17成功。」  アンジェ「……16成功。一差ですかっ!?」  クラウス「アンジェーー!!(笑)」  フューゼル「出目が9以上じゃないと負けないのに……(苦笑)」  レクス「振り直すのも手ですけど……気合い結構使ってますしね。」  アンジェ「……回復を信じてー!振りなおしっ!!酷い出目が出ても恨むな(笑)……       19成功!」  GM「??「少しは戦い方を心得ているようだなっ!」とりあえず、『突破』が成功す     るまでやっても良いけど面倒だから攻撃に移るか。」  クラウス「同じ事を続けたら全員の攻撃回数無くなるからな……有り難い(苦笑)」)  謎の敵はレクスに対して背面を向けているが構わず攻撃に移る。 GM「エレクトロンバイトファング、ワイツクロー×2、208o二連装ショックキャノ    ン、ウイングスラッシャーで……アンジェに牙と爪、フューゼルにショックキャノ    ンとウイングスラッシャーで攻撃。」 アンジェ「ブラストルじゃないからってー!」 フューゼル「……ワイツタイガーか……って、何時の時代の機体ですか!」 GM「取り敢えず9.7.7成功をアンジェに〜」 アンジェ「……殺す気か!……6.4.0成功です。」 GM「19、15、19点が……頭、胴体、頭……凄い出目だ(苦笑)」 アンジェ「最後の一発は二回ADシールドが発動しました。防護点で全部防いでもダメー      ジ一点喰らうんですよね?頭部の装甲値が1点です(汗)」 GM「で……パイロットへの命中は……胴体だ。ADシールド発動して良かったね……次    のダイス目先に振ってたけど六ゾロの後も六ゾロだったよ(笑)」 アンジェ「殺す気ですかー!?(汗)」 GM「ダイス目まではコントロールできませんから(笑)で、フューゼルには14.18    点が……胴体と胴体ですね。」 フューゼル「ぎゃぁ、胴体の防護点が2ほど持ってかれた!」 GM「??「『イスタリ』……今日も調子がいいようだな……思う存分屠れっ!」」 クラウス「……隊長の後ろに死神が見えた(苦笑)」 アンジェ「……だい、じょうぶ。まだ、生きてます。」 フューゼル「何者かは知りません……ですが、五体満足で帰れるとは思わないでください       ね?」  背面を取ったレクスだが、最低射程を割っている武装が多く、相手は『瞬発力』を使用 し回避行動を行ったため命中したのは一発のみだった。  クラウスは阻止を行う際に牽制射撃をしており、残った攻撃回数で攻撃するも当たらず。 (GM「??「良い筋をしている……だが、まだ経験が足りないな!」」)  フューゼルも三回攻撃するが全て外れ。 (GM「??「相手を直接狙うな……次の動きを読んで当てろ……」」  フューゼル「こいつ……嫌な間の取り方をする……まさかね……」)  アンジェは四回攻撃して一発命中。それは後ろ足に命中してしまい実害はあまりない。 (GM「??「……なかなかやるな。これなら使い物になりそうだ。」」  アンジェ「……これでも一撃だけかっ!……使い物になりそうだ?」  レクス「む、俺のときだけセリフがないぞ!?イジメか!?(笑)」) フューゼル「く、手強い……」 GM「次のターンに進む前に……    コルネイユ「……!ソニア隊長!?何で戦闘なんか!?」」 クラウス「……ま、そんなところだろうな。」 フューゼル「って、ソニア!?」 GM「ソニア「……実力を確かめるには刃を交えてみるのが一番だからさ……君たちの実    力を試させて貰った。非礼は詫びる。許せ。」」 レクス「とかいって危うく隊長を殺しかけたがな……(苦笑)」 GM「そこは事故ですから(笑)一応説明しておくと、第一回チャットセッションで隊長    を務めたゾイド乗りの人です。」 アンジェ「ああいえ……手厚い歓迎、感謝します……」 フューゼル「……まったく。やけに嫌な間合いの取り方をすると思ったら……」 GM「ソニア「お前たちになら安心してあのことを話せる……拠点はすぐそこだ。落ち着    いてから話そう。」まぁ、そう言うわけで拠点に案内されますよ。」 フューゼル「ふぅ……しかし、少し緩みすぎてたかな?」 アンジェ「了解です……できたら、機体の修理もお願いします。」 GM「拠点は……中央山脈でも険しいところにありますね。規模はかなり大きくゾイド工    場などもあるようです。ガイロス帝国の援助のお陰で物資は十分あるので修理など    はやってくれますよ。」 アンジェ「助かった……ついでに手当てして貰おう(笑)」 GM「さて、話とは他でもない……と切り出されるわけですが。この拠点で二体のプロト    タイプゴジュラスギガが完成段階にこぎ着けている様ですね。起動に成功したらキ    メラブロックス工場を強襲する予定であり、その援軍が欲しかったわけです。ちな    みにそのほか『ゾイテック』が調べていることを把握したい為に情報収集を行って    欲しいそうな。まぁ、ぶっちゃけ『ゾイテック』が何を目的としているか、とか『ど    の辺まで解析しているのか』とかその辺を調べてどれ程脅威になるか図ろう、と言    う事な訳ですよ。」 クラウス「『ゾイテック』は隊長も調べたがっていたしな(笑)」 GM「ソニア「で……言いにくいことなのだが、昔、我々が破壊した遺跡が発掘されてい    る。その作業を行っているのはネオゼネバスと……『ゾイテック』だ。悪い予感が    するのだがいかんせん戦力が少なく、我々『稲妻部隊』も拠点防衛の為に持ち場を    離れられない。」」 アンジェ「遺跡、ですか……?そこには一体どのようなものが?……PLは知っているん      ですがねぇ(笑)」 GM「ソニア「負の遺産だ……あんなモノがあってはならないんだ。」」 フューゼル「……負の遺産……ね。」 クラウス「昔俺達がPLでやったときは割と楽に倒せなかったっけ?(笑)」 GM「ディバ、ゴジュ、シールド、コマ犬、蛇、グスタフ、ヘルディ、レッドホーンのチ    ームだっただろ?……戦力が違いすぎるわ(笑)」 フューゼル「サイクロ?干渉兵器?それとも雷神?相変わらず好きだなぁ(笑)」 GM「まぁ、第一回の時に何があったかは事細かに説明してくれますよ。信じる、信じな    いは別ですけどね(笑)」 アンジェ「我々に、何の目的があって発掘作業を行っているか調べてこい、ということで      すね。了解しました。私的には信じる方向で。リーチェからいろいろ話聞いて      て、トンチキな事柄には耐性ついてるでしょうし(笑)」 GM「トンチキ言われたよ(笑)」 フューゼル「トンチキでしょう。」 アンジェ「貴方のシナリオは大抵トンチキ事物が出てくると思うのです。」 GM「まぁ、当時の事件を一応説明しておくと……『グローバリー三世号のAIとオーガ    ノイドが手を組んで人間を滅ぼそうとした』と言う感じですね。その際に『AIと    オーガノイドが旧大戦時のゾイドを再生して使用』したのですよ。」 レクス「荒唐無稽すぎるな……」 アンジェ「……この世の中にはいろいろあるみたいですね。重力制御可能なCAとかは噂      で聞いた事があります。」 レクス「その噂の出所は猫みたいな名前の人ですね?(笑)」 GM「ハンス「まあ、このゴジュラスギガが完成すれば全て踏みつぶしてしまえるだろう    がな」と、笑っているのはザインの上司(笑)」 クラウス「めっちゃ小物くせぇ!(笑)」 アンジェ「ふむー……調べる為には敵の腹中に潜り込むのが一番っぽいですね。」 GM「方法はみんなに任せてくれますよ。ゼネバスハンターだからそう言った調査系の仕    事も多かっただろうし。」 フューゼル「多かったかなぁ……?(苦笑)」 GM「調査については一任。ゴジュギガ完成までは約一週間ですので時間は上手く使って    下さい(笑)」 アンジェ「あーい……さて、どうしたものか。とりあえず例の『港町近くの研究施設』が      クサいといえばクサいですが。」 GM「研究施設とキメラ工場は併設されておりますので……敷地は広いけどね(笑)」 クラウス「遺跡に行くステルス組とゾイド乗りの募集に従う二組とか?研究施設も忍び込      んでも良いかもしれないが。」 アンジェ「とりあえず、『敵の腹中に飛び込んで調べてみる』案に一票……傭兵さん募集      中、とかいうてたし。あ、二手に分かれるのも手ですね……私は募集に従いた      いですが。」 フューゼル「情報を整理すると……『研究施設でゾイド乗り募集をしている』『ゾイテッ       クが遺跡の発掘をしている』『ゴジュギガが一週間後に取り敢えず完成する       予定』ってところですね。あと『研究施設にクリスが居るかも知れない』か。」 アンジェ「一番最後のが私の動機です……や、まあ、遺跡調査の役に立ちそうにないから      ってのもあるんですが(笑)」 レクス「……俺は個人的にはゾイテックを調べたい。一番、『タスラム』『バロール』に     近そうだし。」 フューゼル「どうでしょう。僕はどちらでもかまいませんが……元々テストパイロットで       はありますしね。」 GM「ソニア「発掘している場所はかなり警戒厳重だったな……正直近づいたらかなり危    険だ。」」 クラウス「遺跡組がレクスと俺、研究施設がアンジェとフューゼル、でいいか?」 GM「つか、一週間の時間があるんだからゾイテック調べてから遺跡行ってみたら?一応    『ゾイド乗り募集』の拘束期間は二日となっていますし。」 アンジェ「それもそうですが……」 クラウス「あ、そうなのか?じゃあ戦力をわざわざ分散させることはないか。」 レクス「まぁ、時間を掛けたせいで後で不利になるという可能性もありますけどね。」 GM「それについては否定しない……というか、GM的に否定できない(苦笑)」 アンジェ「……そう、ですね。戦力を分散させるのもなんだし……全員で『ゾイテック』      行ってみます?個人的に思うところある者は独自に遺跡調査などに当たる、辺      りで。」 レクス「『ゾイテック』調べてから行ってみたら発掘された後でした、じゃ話になりませ     んし。」 GM「発掘されたモノは研究施設に運び込まれているから……そこまで気にしなくても良    いかも知れないよ?」 アンジェ「研究施設を調べれば一石二鳥、と……」 レクス「ま、『ゾイテック』調べたいんで異存はないんですけどね。」 クラウス「ただ、発掘されたモノを奪ったりするのなら発掘現場を張っていた方がいいよ      な。」 アンジェ「ゲリラの人が調査した限り発掘作業は数日中に終わりそうですか?」 GM「続くか、と言われたらかなり続けられるでしょうね。既にある程度発掘されている    様ですし。」 アンジェ「おやまあ……まあ、二日程度で大きな進展はなかろう、と信じよう……『ゾイ      テック』の研究施設へ。」 クラウス「異存無し。」 レクス「同じく異存はない。」 フューゼル「問題ありません。」
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