『終末を望む者』
セッション日時 2005/06/25〜26、07/02〜03ゼネバスハンターを救え!
GM「えー五話から大体二週間が過ぎました。まぁ、機体修理やら作戦の後処理などであ る程度時間をとったと言うことで。」 アンジェ「すっかりバスタークロー付きゼネバスフューラーです。」 GM「ソニア大尉とか稲妻部隊の人達はそのまま共和国の拠点で活動を続けるようです ね。」 レクス「あとは疑惑さえ晴れればどーでもいいやー(笑)」 GM「……でだ。ガイロス帝国での新兵訓練が始まり、それが大成功と報じられるが…… フランクさんからの情報では『新兵訓練をしていた部隊一個連隊が行方不明になっ た』らしい。」 ザイン「ガイロス帝国は確か一個師団が二万二千五百人の九百機だから、連隊は六千七百 五十人と二百七十機が行方不明て事ですね。五千人を優に超える規模の部隊なん だから、固まって動いてた所を襲撃されたとしても、一人二人くらい発見されて も良い気がするんですけどねえ……」 GM「まぁ、五千人も居たかどうかは分かりませんが……最低でも千人規模ではあります。」 GM「そしてそれを調査するために一種の懲罰部隊となった『ゼネバスハンター』が向か うことになった、と言う情報がフランクさんから送られてきます。尚、その部隊の 中には『アナスタシア』の名もある様です。」 アンジェ「……むう。母もゼネバスハンターだしねぇ……調査任務なんて出来るんだろう かあの人(苦笑)」 GM「ネオゼネバスに対してのデモンストレーションとしての効果も期待して新兵訓練を 行ったわけだが、それが失敗だと報じることは出来ないので秘密裏に調査、と言う ことになったらしいね。」 クラウス「クリスは何か見当がつかないか?」 GM「クリス「俺達の拠点に近づきすぎたんだ……ゼネバスハンターも消されるぞ……」」 アンジェ「……つまり、『グウィネヴィア』の拠点を見たか何かしたから、連隊ごと消さ れたってこと?……そんな、いくら新兵ばかりとはいえ、連隊まるごと消し飛 ばす軍備があるの……!?」 クラウス「わざわざそんな近くでやるもんか?グウィネヴィアからそれとなく近寄らない ように伝わりそうなもんだが。」 GM「クリス「……『バロール』が完成した暁にはガイロス帝国を転覆させる為の作戦が 始動する。おそらくはそれのせいで『グウィネヴィア』の統率が乱れているのだろ うな……」」 クラウス「『グウィネヴィア』内でも機密にしてた、ってことか。なら、もう完成した可 能性も十分にあるか……」 GM「ハンス「とにかく、そこに行けば『バロール』とやらも居るのだろう?なら行って 破壊してきてくれたまえ。」(笑)」 アンジェ「うわ、無能だ(笑)」 クラウス「連隊潰す相手に気軽に言ってくれるな……」 GM「クリス「まぁ、新兵達も馬鹿じゃないだろう……わざわざ勝てもしない相手に抵抗 はしないだろう……おそらく捕らわれているハズだ。」」 フューゼル「幾つか訊いても良いですか?まず『バロール』とは何です?」 GM「クリス「……別名『ヴリトラ』……超長射程の荷電粒子砲を持つゾイド……俺もそ れくらいしか聞いていない。」」 アンジェ「射程15kmオーバーの荷電粒子砲を搭載したゾイド、かぁ……目の前が真っ 暗になりそう(苦笑)……逃げたカルマも気になるなぁ……」 フューゼル「あのオーガノイドと相性が良い超長距離攻撃兵器を備えた機体……僕達には その程度の情報しか無いんですよ。アンサラーに至っては皆無。そして、そ れを使って何をするのかも……ね。」 GM「クリス「……アンジェから何も聞いていないのか?『ガイロス帝国を滅ぼす』…… それだけだ。」」 フューゼル「いえ、それは聞いていますが、僕が知りたいのは方法ですよ。」 GM「クリス「ガイロス帝国首都が吹き飛べば国としての機能を維持できなくなると思う が?皇帝を暗殺するだけでも事は足りそうだがな。」」 アンジェ「……帝国はなんだかんだで、大きな貴族たちがまとまった連邦制よ。まとめて いるのはツェッペリン家だけど……その当代、現皇帝ルドルフ陛下が暗殺でも されれば、帝国は簡単に瓦解する。普段は皇帝親衛隊が防衛しているけれど… …15kmオーバーの距離から放たれる荷電粒子砲、なんて誰も予想してない ……」 GM「クリス「スペック上は25kmを超えていたはずだ。」」 アンジェ「……無茶苦茶じゃない。そんな長距離攻撃兵器、共和国の1200o対要塞砲 くらいしか聞いたことない……」 フューゼル「なるほど。『政府』を潰すという事ですか。しかし国とは皇帝だけを指すも のではありませんよ。ゼネバスがそうであったように、民が居れば必ず復活 します。そんなことは、一時凌ぎに過ぎない事くらい判るでしょう?滅ぼす 事は終わらせる事にはなりませんよ。新たな火種を生むだけです。」 GM「クリス「だからといってこのままで戦争が自然に終結するかな?終わらせるための 努力くらいはしてもいいだろ?……まぁ、俺はする気も失せたけどな。」」 アンジェ「……准尉は、一度ガイロス帝国史を一から勉強した方がいいわ。ガイロスがひ とつにまとまったのだって、そう遠い昔の話じゃない。先代、覇皇ガイロスが やり遂げたことなんだから……ガイロスの血が無くなれば、帝国なんてたやす く地図から消える。」 フューゼル「ええ、確かに血が無くなればそうでしょう。ですが、その血もどこからか出 てこないとも限らないんですよ、プロイツェンのように。」 GM「クリス「理想論は結構だ。物事が理屈通りに進む事なんてほとんど無いからな。そ れに俺達だってそれが最良の方法だなんて思っちゃいねぇよ。だけど……何もやら ずに管を巻くだけ、ってのは意味が無さ過ぎる。」」 アンジェ「……ともかく!私たちに出来るのはひとつだけ。『バロール』を破壊し、『グ ウィネヴィア』を倒す!……それだけなんだからっ!」 クラウス「……どっちの言い分も一理あり、だな。だが、今は戦争の終結についてよりも、 消えた連隊と恐らくそれに関わっている『バロール』についてどうにかする事 が先決じゃないか?」 アンジェ「戦争を終わらせる努力、なんてのは政治家に任せればいい。私たちは軍人です ……」 クラウス「それが戦争を延ばす一つの要因である、とも俺は思うがな。」 GM「レオノーラ「政治家って民衆の代表者でしょ。だったら軍人でも戦争は嫌だ、って 言わないと……」」 アンジェ「……軍人は与えられた任務をこなすのが役割であり、政治などに興味を持つの は以ての外、だと教わりました……軍閥政治が良い結果を招かないのは、遠い 地球の歴史からでも明らかだ、と。」 GM「レオノーラ「いや、そんな難しい事じゃなくてさ……『嫌だ』って言わなきゃ伝わ るモノも伝わらないでしょ?」」 アンジェ「……そう、ね……私が杓子定規に考えすぎなのかも……」 クラウス「まぁそれも仕方ない部分もあるさ。ほとんどマインドコントロールのようなも んなんだから、な。」 ザイン「まあ、隊長は恐らく『軍人としての生き方』に己を見出した人間なのだろう。私 と同じ……確かに、『上に言われたから』の一言で、自分の頭で考える事を放棄 するのは、賢い行動とは言えないが時には、己の価値観を信じた行動が、最終的 にプラスに働く事もある事は、忘れない方が良いだろう。」 レクス「最早何も語らぬ……」 GM「あ、そうそう……二週間の間にフューゼルが調べた『ガイロス帝国でグヴィネヴィ アに資金提供をしている高官』の人が暗殺されている様だ、と言う情報も貰えます。」 アンジェ「……おや。帝国諜報部が動いた?」 GM「ガイロス帝国の方も動いたんだけど、官邸とかになだれ込んだら既に死んでました、 みたいな感じで考えてくれれば。」 アンジェ「……内紛っぽいね。帝国に表に出ない皇帝直属の特務暗殺部隊、とかがない限 りは。」 フューゼル「尻尾切りか……」 クラウス「何か動きがあったのかも知れないな。」 フューゼル「ああ、クリスさん、後ほど少し良いですか?」 GM「クリス「……なんだ?」」 フューゼル「すみません…ですがどうしても確かめておきたいのです。姉は……モニカ= ミルヒシュトラーゼはどこまで関わっているのですか?そして……」 GM「クリス「……『バロール』と戦ってみれば嫌でも分かるだろうな。俺が言っても信 じられないだろう……自分で確かめな。ただ……楽観視はしない方がいい。」」 フューゼル「ええ、そうさせていただきますよ。そして……いえ、お手数かけて済みませ んでした。とそのまま部屋なりコクピットなりに篭る。」 レクス「クリスに聞いてまともな答えが返ってくるはずなかろうに(苦笑)」 フューゼル「ですがレオノーラに訊くよりはマシです(笑)」 GM「ではホエールキングで何処まで行きますか?直接新兵訓練が行われていた箇所まで 飛んでいく?」 クラウス「撃ち落とされて俺以外生き残れなそうだ(笑)」 アンジェ「むう。とりあえずリュッテ家の領地まで行ってみるのが良いと思われますが如 何?」 フューゼル「とりあえずリュッテ家が黒幕もしくは敵のアジトでなければ向かう方向で。」 アンジェ「私はリュッテ家の領地に赴いて情報収集の後に、を推す……いきなり敵本拠に 突っ込むのは危険過ぎやしませんか……あ、でもゼネバスハンター部隊が今に も動いてるってんなら直接出向いた方がいいのか……?」 GM「ゼネバスハンターの進軍速度がどれくらいかは分かりませんが、ホエールキングな ら先回りすることも可能かも知れません。」 アンジェ「……寄り道せずまっすぐ行ったら、の話?」 GM「うむ。」 アンジェ「むう……どうしたものか。多数決取りたいのですが。」 レクス「……リュッテ家の領地に拠りたいんならゼネバスハンターの方を俺たちで攪乱す ればすればいいんじゃないか?」 アンジェ「……撹乱?つまり、何処かで派手な事件を起こしてゼネバスハンターたちの眼 をそちらにひきつけさせる、と?」 レクス「馬鹿か、アンタ?クリスティアンの機体特性を忘れたか?」 アンジェ「……あ!でも、ダークスパイナーは……修理されてたりする?」 GM「修理させない、と言うのであれば修理はしないが。」 レクス「この中に移動速度を上げる簡易ブースターの類はないのか?」 GM「クリス「おいおい……数日の遅れを取り戻せるような機動力があるとしたら空戦ゾ イドだろ。」」 レクス「そんなに時間掛かると思ってなかった……」 アンジェ「……ホエールキングで先回りして、クリスに撹乱してもらって、私たちはその ままリュッテ家の領地へ……か……でも、ここでクリスを単独行動させるのも アレよね。」 フューゼル「死にフラグか(笑)」 レクス「いや、アンジェがピンチの時に颯爽と駆けつけるヒーローフラグです(笑)」 アンジェ「……だったらいいなぁ(笑)ともあれ、異存ないようならそれで行って……み る?」 レクス「まぁ、俺のはあくまで案の一つだ。選べる選択肢は多いほうがいいだろう?…… と言ってまた無言に突入。」 アンジェ「……とりあえず、『グウィネヴィア』本拠がどんな感じのとこなのかは知っと きたいよね、事前に……レクス案で?」 レクス「クリスだけが不安ならレクスもクリスについて行きますが……と言うか、ついて 行きたい(笑)」 アンジェ「……二手に分かれて行動、はありやなしや。個人的にはクリスについていきた いです(笑)」 レクス「隊長がついてくと任務そっちのけでイチャイチャしそうなので(笑)」 アンジェ「色ボケ属性まで追加ですか……」 クラウス「それだけ大量のメンバーが付いていくなら直接向かっちゃえば?新兵訓練の行 われていた場所に接近するんだから直接向かうのと危険度は大差ないだろう。」 アンジェ「なんかもう直接行ってもいいような気もしてきたなぁ。なんか大体の情報は既 にもらった感もあるし。」 クラウス「実際、リュッテ子爵の所に寄ってもそこまでの機密情報が手にはいるか、とい う疑問があるな。地形的なものは分かるかもしれないが……場所を知ってるな らその辺もクリスから聞けそうだし……」 アンジェ「ですねぇ……つか、核心となる機密は多分大尉とかの方が多く持ってると思う の……直接行くか。あまり近づき過ぎないように、途中で合流出来そうなら合 流するって感じで。」 クラウス「まぁこのGMだと技能を使ってみるとあっさり情報が出てきたりもするが(笑)」 GM「その辺のさじ加減はみんなの顔色を見つつ、だな(笑)」 アンジェ「……まあなんだ、決戦前に寄り道ってのもアレと言えばアレですし、いっそも う、異存ないなら直接行っちゃおう。」 クラウス「……これ以上の被害を無くしたいと隊長が言うなら異存はない。」 レクス「まぁ隊長が決めたことには従う方針なので。プレイヤー的にも異存はありません。」 ザイン「隊長がおっしゃるなら、何も異存ありません。上官殿にも、私が任務続行不能に 陥った際の後続を用意して頂く様、連絡を入れてあります。」 GM「ハンス「何っ!?戦力の逐次投入は悪手だぞ!」(笑)」 アンジェ「ハンスさんがどんどん頭の悪い人になっていく……(笑)」 ザイン「それは困りましたね……では私の方から代わりに使えそうな人物を捜しておく事 にします(笑)」 アンジェ「……ゼネバスハンターとの合流ルートを取ってください。なるべく問題の地点 から遠い距離で合流できるように。」 GM「では、ゼネバスハンターの進路データをフランクさんから貰ってそれをたどる、と 言う方向で。」 アンジェ「……悪手を打ってしまったかもしれない。皆、私に命を預けてくれまいか。」 GM「え〜と……一日くらいかけてガイロス帝国領土に入り……更に二時間ほど飛ぶとゲ フィオン山脈の辺りまで来ますね。日は暮れかけて空が真っ赤に染まっていますが ……真っ赤なのは夕焼けのせいだけではありません。」 アンジェ「……イグドラシル山脈の隣か。だから母が動いたのか……って、間に合わなか ったか!?」 クラウス「遅かったか……」 GM「何かが盛大に燃えているようですね。煙も立ち上ってるし。そして高度を下げよう としたとき、一条の閃光がホエールキングを襲います。」 アンジェ「……矢張り悪手だったかー!(汗)」 GM「パイロット「くっ……主翼をやられました!墜落しますっ!」」 ザイン「全滅バッドエンド!?」 GM「パイロット「何とか不時着させて見せますよ!皆さんは舌を噛まないように気を付 けて下さい!」」 アンジェ「どっかにつかまったりしてよう。」 レクス「隊長チャンスだ!クリスに抱きつけ!(笑)」 アンジェ「で、まあ抱きつくのは他のところでもできますし(笑)」 ザイン「墜落しろぉおお〜ひゃっはは〜」 フューゼル「恐怖で壊れてる(笑)」 クラウス「……俺だけ外に出て良いか?(笑)」 GM「あ、どうぞ〜」 クラウス「了解。相手の居る方角とホエールの間に機体を割り込ませる。」 GM「と言うわけで……このパイロットの代わりにダイス振りたい人はいるかな?(笑)」 アンジェ「誰かダイス目に絶対の自信がある人〜?」 ザイン「振りたいです。」 GM「この人の技能目標値は12で……五回判定を行い、全ての成功度を足した時に25 以上なら不時着できます。気合いに因る目標値増加は他人に影響の出来る目標値+ 1のみと言うことで宜しく。」 クラウス「攻撃は防ぐ。操縦に集中してくれ!」 アンジェ「ではザインの人、お願いします……あ、一気に振っちゃ駄……」 ザイン「(一度に全部振る)……え〜と、合計24。失敗しました墜落です。」 クラウス「……俺だったら絶対最後の判定に応援するんだが(苦笑)」 GM「だろうねぇ(苦笑)気合いでの目標値増加は振る前にしか宣言できないから墜落で すな。」 レクス「振りなおしはあり?」 GM「……まぁ、認めましょ。チャットだから会話が合わないこともありますし(苦笑)」 ザイン「では三点払って……」 アンジェ「あ、ちょっと待って!応援するわ。気合い一点消費。根性は便利(笑)」 GM「ちなみに失敗したら容赦なく殺しますのでそこの所宜しく。」 アンジェ「……ほら、こんなGMだしさ(苦笑)」 レクス「んじゃこちらも応援〜」 フューゼル「僕も応援しておきます。」 クラウス「攻撃妨害のために気合いは残しておきたい…が、一点分は応援しておこう。」 GM「あ、墜落するまで五分くらい時間がありますが……砲撃はしてきませんね。」 クラウス「そりゃ助かるな……理由は不明だが。」 フューゼル「目標値に+4ですね。現在は。」 レクス「つまり六ゾロ以外は大丈夫か……」 ザイン「では、私も応援で目標値を上げておきましょう。」 フューゼル「とりあえず一気に振らずに出目見てやりましょうよ(苦笑)」 GM「いやぁ、普通は出目をみて相談しながらやると思ってた(苦笑)」 クラウス「画面を見てくらっときた(笑)」 GM「むぅ……その辺のツーカーはゲーマーのみなのか……?」 レクス「取り敢えず……怖ぇぇ(苦笑)」 GM「では、失敗せずに……と言っても森の木々をなぎ倒しながらですが……不時着でき ます。しかし、もうホエールキングは飛べないですね。」 アンジェ「ゾイドが出せそうなら、乗ってとりあえず安全そうなところに行きたいですね ぇ……砲撃が来た方向から遠ざかるような感じで。」 GM「とすると……煙が立ち上っていた場所とは逆ですね。濃い森が広がっており隠れる 場所は多そうです。」 アンジェ「……なるほど。そこで一旦体勢を立て直してから、生存者を探せる……といい なぁ……」 クラウス「しかし…本拠地から25km以内に入ったのか……クリスーっ!(笑)」 GM「クリス「……まだ拠点から50kmくらいは離れているハズだ……完成したか……」」 クラウス「完成して50kmならそう言ってくれ(苦笑)」 GM「あ、移動が可能になったんだね、と言う意味です。」 アンジェ「あー成る程。」 レクス「じゃあこっちはまずはレーダーで周りを一応索敵してみます。」 GM「アクティブ、パッシブなど、どの方法で索敵するか宣言して置いてね〜」 クラウス「一旦身を隠せたなら、後はパッシブで行動した方が良さそうだな……索敵系は ほとんどないし」 レクス「……3Dレーダーとマルチイヤーセンサーで……パッシブセンスします……2成 功。」 GM「では、辺りには特に何も居ないと思われます。」 アンジェ「索敵系はザインの人の方が優秀だし……あ、ECMとか、敵の索敵妨害に効果 あるかな?」 クラウス「逆探知されるぞ……?小さい音を隠すために大音量で誤魔化せって感じだか ら。」 アンジェ「ああ……そうか……」 レクス「偵察がお望みなら行きますよん。第六感あるし、小型のステルス機だから結構偵 察は得意。降りろとおっしゃるなら偵察兵紛いの事だって。今回、忍びと盗賊技 術も上げましたし。」 ザイン「1.移動手段を奪われたから、大人しく一旦下がる。2.近くの街を探す。3. 慎重に敵拠点へ近付き情報収集を行う。4.突撃あるのみ(笑)」 アンジェ「4はおバカの私でも解る、愚策だ(笑)」 GM「大分山奥ですので街はないですね。高緯度地方だから針葉樹林が広がってる感じで ……標高は約700mくらい。気候は……初夏ですがそれなりに涼しい、そんな感 じ。」 アンジェ「とりあえず、状況がつかめないことにはどうしようもありませんしねぇ……」 GM「地図を見れば大体の場所は分かる、くらいで考えておくれ。」 アンジェ「小型のステルス機で、光学迷彩もあるから先行偵察するならレクスに任せた方 がいいのかな……あとひとりくらいつけたい、って気もしないでもないです が。」 レクス「人数が増えると気取られる可能性も増しますけどね。」 ザイン「3−A.全員一緒になるだけ慎重に近付く。3−B.隠密性・機動性に優れるメ ンバーが先行し、残りはここで待機する。3−C.隠密性・機動性に優れるメン バーが先行し、残りは慎重に後を追う。とか。私は3−Cを推しますが……?」 アンジェ「3−Aは各人の隠密行動能力にばらつきがある以上、誰か……恐らくは私とか が足を引っ張るかと。3−Cも、先行組は見つからなくても後行組が見つかる かもしれず……やっぱり集団が大きくなるのでリスクもでかい……3−Bかな ぁ?」 フューゼル「3−Aは論外でしょうね。」 クラウス「……恐らくさっき燃えていたものはゼネバスハンターの部隊だろう。となると 救助・情報収集のためにあの場所までは出来るだけ早くいきたいところだ…… ってことで3−Cに一票。」 ザイン「相手がホエールキング落下地点付近を捜索に来たらヤバい気がするので移動した いです。」 アンジェ「むう……そうか救助もあるか。とすると3−Cになるのかな……流石に後続が 徒歩で行くのは無茶だろうなぁ……」 クラウス「そもそも機体を隠すのに時間がかかるからな。」 GM「一応後続は別グループとして扱いますよ。戦闘とかになったら駆けつけるのに数タ ーンかかかるけど。」 アンジェ「……それは、後続組はとりあえず、個別に見つかって狙撃される危険はない、 ということ?」 GM「危険性は低い、としか言えないな。下手を打ったら後続だけ見つかるかも知れない しね。」 アンジェ「危険度は低い、かぁ……でもこうやってじっとしててもいつかは見つかるでし ょうし……」 レクス「日も暮れかけって言ってましたし、行動するなら早い方が。や、隠れながら進む ならなら夜になったほうがいいですけどね。」 アンジェ「夜は視界も効かなくなるし……3−Cで行きます?」 レクス「じゃあ取り敢えず俺が先行でいいっすか?第六感で待ち伏せ察知、小型ステルス 機、戦闘でもEシールドあるので数ターン位持たせる事ならできますよ。」 アンジェ「そうしてください……多分適材です。」 レクス「……じゃあ先行する。と言って一足先に行きます。」 GM「索敵は、と……ふむ……では、特に何事もなくゼネバスハンターがやられたであろ う地点までたどり着けます。」 アンジェ「それは全員?」 GM「合流するつもりなら全員ですね。」 レクス「現場はどんな感じですか?」 GM「辺りにはゾイドの残骸が散らばっており、また、キャンプを張ろうとしていた痕跡 もあるため一方的にやられた感じが見られます。モニカのコングも大破状態で乗り 捨てられていますね。コックピット周りには大きな損傷がないためパイロットは無 事でしょうが。」 フューゼル「姉さんの……機体……ああ、なんかコクピットから降りて見に行ってしまい そうだ……」 アンジェ「……卑劣な。生存者はいそう?……あ、後カラミティブレイズも探してみるけ ど……?」 GM「ジェノブレイカーのシールドとかは転がってるけど機体は無いですね。」 アンジェ「……逃げ延びたか、蒸発したか。まあいいや、生存者とか探してみますがー逃 げたなら逃げた方向とかもわかりそう?」 GM「そうだねぇ……痕跡は大きいので後を追えるでしょう。」 アンジェ「……後を追ってったら、グウィネヴィア本拠にたどり着いたりしたらやだなぁ。」 レクス「取り敢えず、見える範囲には生存者は居ないんですね?」 GM「居ないね。当たりのモノが燃えてはいるけど、襲撃から数時間経ってる感じですし。」 クラウス「まだ行動できる状態だと会ったら会ったでごたごたしそうだな(苦笑)」 アンジェ「痕跡か……どうしよう……砲撃の来た方角に続いてたりする?」 GM「別方向、としておこう。」 アンジェ「ふむぅ……とすると、そっちに行ったら本拠に突撃、ってことにはならずに済 みそう、かな。後を追う?」 レクス「虎穴に入らずんば虎子を得ず、と言うしな。」 GM「まぁ、調査をしていると日は落ちて蒼い月が昇ってくる感じですね。」 アンジェ「……なんか誘い込まれてるような嫌な感覚ね、どうにも……」 レクス「では、先行して痕跡を追うことにします。」 GM「では、のそのそとその後を追っていく……」 ザイン「歩みは遅いでしょうねぇ……」
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