　設計室としては初めてのオープンハウスが10月2日、3日の土日に無事行われました。
お施主さんご夫妻の賛同と応援により実現しました。この家は大工さんや各職人さん方の
多大な協力のもと完成した手造りの家です。多くの人に見ていただきたいと思っていましたが、
予想以上の100組を超える200人以上の見学者で、床面積23坪ほどの小さな家の中に多い時には
30人ほどの人があふれていました。これはよく外国映画の中で見るホームパーティのようだと
スタッフは驚いていました。
　25年以上前に設計を依頼してくださったN・Kさんを始め、設計室の開設当時から現在にいたる
施主の方々も大勢来てくださり、同窓会的な賑わいになったりそれぞれが自己紹介をしたり自宅の
自慢話になったりして、今日はもしかしてO・Mさん宅の新築祝いだったかしらと不思議な気分になり
ました。
　一番多かったのは、この家が出来ていくのを毎日のように見ていらした近所やこの前の道を通勤や
買い物、散歩などで通っていた方々でした。お店かと思っていましたとか、とても小さいので普通の
住宅には見えなかったし、2階があるとは思わなかったとも言われました。
　何より見て楽しかったと言う感想がとても多かったことは本当に嬉しかったです。
　皆さん本当にありがとうございました。

O・Mさんの家には『信明堂』という名前がついています。
ご主人は外国人の友人も多く、この家のことを説明するための文章を作ったそうです。
英語に強くない私ですが、何とか読むことが出来ました。家についてこんなに書けるなんて
素晴らしいですよね。