ランクルプラドも9年目を迎える事となり4度目の車検が到来となった。
前回は仕事の都合で行けなかったが、今回は自分で行くことにし、準備を開始。

事前準備編

●車検予約
プラドは群馬ナンバーですが、自動車登録事務所と車検は別のところでも可能なので、最寄の車検場で受けることが可能です。
自宅からだと佐野20分ちょっとなので、前々回同様佐野自動車検査登録事務所に行くことにし、国土交通省自動車検査インターネット予約システムで予約すると、検査予約仮受付中メール来て、張ってあるURLから本登録ををすると、自動車検査インターネット予約システム 検査予約受付完了の案内メールが来ますので、プリントして持って行きます。

●整備・点検
整備しなくても車検は通るかもしれないが、土埃だらけの車では整備したのか怪しいよね? 取り敢えず自分の出来る範囲で整備開始する。
灯火類の点灯確認
ブレーキ・パワステ等のオイル類チェック
クーラント・バッテリー液量チェック
エアクリーナー清掃(社外品:ファイナーフィルター使ってます)
エンジンルーム&下回りスチーム洗浄(自宅に200V温水スチーム完備)
ブレーキパッドの残量
ワコーズ ディーゼルコンディショナー(現在廃盤)でエンジン内部の清掃
下に潜ってプラスチックハンマーで叩いてガタのチェック他

●点検記録簿もつけますが、殆どの場所に点検・整備のチェックはつきますが、間違っていたら・・・なので、不明な所は空欄

●プラドには黒煙防止のためオイルキャッチタンクが着いていますが、ブローバイをためているだけで、大気解放していないので、そのままにしておきました

●RECAROシートは純正のブリンプシートレールなのでそのまま

●バックランプ補助灯(PIAA フォグ×2)は外しておきます

●ブライトバー(ガードバー)は全長が変わるので外しました

●念のため「黒煙減少燃料添加剤を注入

●前回車載工具しかなくて難儀したので、工具ボックスを車に搭載し、バルブ切れも有るかもしれないので、予備バルブは持っている全種積み込み

●書類関連


事前に揃える書類
自動車検査証 いわゆる車検証ってヤツです
自動車税納税証明書 毎年5月末までに納税する際の領収済み半券
無くした方は県税事務所で再発行して貰いましょう
自賠責保険証 強制保険の新旧の2枚が必要です(車検場での加入も可能です)
点検整備記録簿 車に備え付けの物を使用しました
印 鑑 認め印で可だがシャチハタは不可です
筆記用具 ボールペン&鉛筆 検査場に備え付けてあるけれど有れば便利かな

車検場に行って揃える書類等
継続審査申請書 OCR用紙 鉛筆で記入する
自動車検査票1 検査ラインの判定結果を記録する用紙 折り曲げ厳禁!
自動車重量税納付書 重量税印紙を貼付し提出する用紙
重量税印紙 車両(重量や用途)により異なります
検査手数料印紙 2L未満小型車1,300円 それ以上の普通車1,500円


検査当日編

書類を確認し車検場に向かう。

●サイドスリップ&光軸はさすがに計測設備がないので、車検場西のテスター屋タジマキコーに行き検査。
サイドスリップは問題なしでしたが、光軸はズレてました。(調整料3500円也)
ちなみにテスター屋は業者とユーザーでは値段が違うトコもあるみたいです。
しらばっくれてツナギとか着て「自営業自動車屋風」の格好をして行くと安くなるかも?

●栃木陸運局 佐野自動車検査登録事務所に行き、2番窓口がユーザー車検の受付窓口になっているのでそちらで事前に揃える書類を提出する。
ココでユーザー車検用の車検場の見取り図を頂き「ココに行って用紙買って次は・・・」と赤鉛筆でチェックして貰いました。

●栃木県自動車整備振興会9番窓口へ行き、申請書(40円)を購入し記入

●同上の建物内11番窓口で手数料&重量税印紙を購入する

●2番窓口に戻り、検査予約受付完了のプリントを出す。

検査ラインに入る前に!!!

各チェックポイントにおいて 待機→進め・ブレーキ踏む→離す とか電光掲示板に操作内容表示され、表示に従いながら検査をしますが、「時間制限」があるので、検査順番を見学コースがあるので、見てから検査ラインに入った方が良さそうです。
休憩&昼休み前に渋滞を引き起こしたりしたら、業者の方からバッシング必須でしょ。

ちなみに、見学コースには「受験者禁止事項」という立て札があって、当たり前の事も書いてあるけど
暴力・暴言等の威圧行為により合格判定を強要しないこと
旗・のぼり・プラカード類を検査コースに持ち込まないこと
拡声器等を使用して騒音を撒き散らさないこと
と有るけど、ちょっと笑った。

マルチラインの検査の順番
(佐野車検場の一番南側の検査ライン→フルタイム四駆はここだけらしい)
外観検査
検査ラインに並ぶと係官がやってきて、前席サイドガラスのスモーク・前照灯ハイ&ロー・フォグ・ウインカー左右・ハザード・バックランプ・ワイパー&ウォッシャー・エンジンルーム内部・ホイールのガタと車体番号を確認されますが、サードシートが外してあったため「乗車定員が車検証と合いません」→再検査

ユーザ車検初めてですか? と検査官に聞かれましたが、「5回目です」と答えたら「進んで下さい」と言われました。

騒音テスト
(社外マフラー車が該当)

スモークテスト
(ディーゼルエンジンのみ)

社外品マフラーなので、音量を測られました

その後、マフラーにセンサーを入れ、検査官がアクセルを空ぶかして黒煙の検査を行います

サイドスリップ検査 車体を案内線に平行にセットし、表示に従って微速前進します

斜めに進むとアウトになっちゃいます!

スピードメーター
ヘッドライト
ブレーキテスト
スピードメーターテスト
時速40km/hになったらパッシング(スピードを落としながらの方が合わせ易いです)
左隣のラインは運転席横に垂れ下がっているスイッチを押すようになってました

ヘッドライトテスト
ハイビームを点灯しておけば、勝手に機会が検査してくれます

フットブレーキ
「ブレーキ離して」→「踏んで」の表示が出るのでフットブレーキを「うぉりゃ〜っ!」と気合いを入れて踏む

サイドブレーキテスト
「サイドブレーキ離す」→「引く」表示されたらサイドブレーキを「うぉりゃ〜っ!」と気合いを入れて引く

排ガステスト
ガソリン車は排気ガスセンサーをマフラーに入れて待ちます。
ディーゼル車検査が無いので、ライン横の自動記録機に「自動車検査票」用紙を挿入し記録

記録紙は入れる方向がありますので間違いなく!

下回り検査
前輪を横揺れさせ足回りのガタを検査したり、 下からマフラーの排気漏れなどを検査官がチェック

この際前方の表示板に、エンジン始動・停止・ブレーキ踏む・サイドブレーキ引く等の指示があります

終わったらライン横の自動記録機に「自動車検査票」用紙を挿入し記録

一時帰宅(トホホ・・・) サードシートを付けに一旦自宅に帰りました(涙)
外観検査(再検査のため) サードシートを確認して貰い合格印を貰います
ラインは全部合格だったので、ラインは通らずに総合判定窓口に書類を提出します

係官が検査内容を確認し、検査合格のハンを押してくれま

新車検証交付
検査合格印を貰ったら、継続更新車検証交付窓口に行き書類を提出します。

書類を検査されOKが出れば、すぐに新しい車検証と検査ステッカーが貰えます。

「ディーゼル規制によりあなたの車は・・・」ってのが記載されました。群馬県なので規制区域外ですけど。

かかった費用は 
エンジンルームクリーナー×2 2、000円
燃料添加剤 1、000円
検査用紙 40円
検査手数料 1、800円
重 量 税 50、400円
自賠責保険料 22、470円
テスター料 3、500円
合 計 81、210円

ブレーキオイル&クーラント・ワコーズ ディーゼルコンディショナーは手持ちがあったの購入せず。
エンジンルームクリーナーは二個無いとキツイので二個買いました。

コレにて我が相棒プラドは無事に「二年間走ってもよろしい」とお墨付きを頂き、帰宅してからフロントガラスの車検ステッカーを貼り替えて終了となりました。