2016年、歌麿と栃木との深い関わりを描いた作品「歌麿夢芝居 恋しや恋し母子草」の初演は、ダイナミックな展開の中に歌麿の生きざまと栃木の人々の姿を描き出し、市民劇としての完成度の高さに大きな評価が寄せられました。
この「最終章」では、長く行方不明だった歌麿肉筆画大作「深川の雪」が、近年日本国内で発見された所以を、栃木が生んだ文豪、山本有三に絡めて描き出します。歌麿と栃木、栃木の人々と母子の情愛を縦軸に「深川の雪」の行方を横軸にしておおくりいたします。
今回は初めて大ホールでの公演です。国際的に活躍する和楽器奏者、木村俊介氏と稲葉美和氏、地元選りすぐりのお囃子連中の演奏と共に、にぎやかに楽しく、エネルギッシュな舞台空間を目指して、演出・野﨑美子氏以下スタッフ・キャスト一同意欲的に稽古に準備に向かっております。
「歌麿夢芝居 恋しや恋し母子草 最終章」にどうぞお出かけください。また、広く多くの皆さまにご案内くださいませ。どうぞよろしくお願い申し上げます。
2023年10月吉日
とちぎ歌麿シアタープロジェクト リーダー・大木 洋
事務局 栃木市富士見町2‐4 0282‐22‐1093
2023年4月13日号
台風19号がもたらした永野川の氾濫、巴波川の越水等により皆さまの生活環境が大いに影響を
受けたこと想像に難くはありません。被災されたみなさまに、あらためてお見舞い申し上げます。
我々の歌麿夢芝居「深川の巻」も例外ではなく、少なからず影響を受けつつあります。そんな中、
10月19日開催の“歌麿カフェ”には市外からの方を含め、約20名もの方に前公演の
「其の参」のDVDをご覧いただき、手ごたえを感じました。改めて2月公演成功に向けて、
皆さまの変わらぬご協力をいただけたらと思います。
公演にむけて
こうした厳しい状況下にもかかわらず、被災された複数のキャスト、スタッフの方々から2月の
公演への継続した参加表明を頂きました。大変ありがたく、力強く感じます。舞台の
“嵐のシーン”のテーマ、<巴波川の氾濫に対し総出で立ち向かう町人達の姿が歌麿の心を動か
し、彼の浮世絵師としての再生のきっかけとなった>、を思い起こした時、我々も夢芝居
深川
の巻の成功を目指して頑張るのが常道であろうと、強く感じた次第です。
ご協力のお願い
「歌麿を活かしたまちづくり協議会」は、今年の「第九回歌麿祭り」のハイライト「歌麿
道中」を規模縮小しても実施する方向で努力してまいりましたが、残念ながら中止を余儀
なくされました。被災により巴波川が使用できない、川に沿った地域に被災者が多くみら
れる、等を考慮したうえでの結論とされております。いずれにしろ、県の助成金の対象で
あったこのイベントの中止により、助成金配分で夢芝居も少なからず影響を受けそうです。
既に皆さまのご協力をいただいている「深川の巻」プログラム広告掲載の獲得に、これか
ら始まるチケット販売に、皆さまの更なるご協力を頂きたくお願いする次第です。
宜しくお願いいたします。
以上
とちぎ歌麿シアタープロジェクト リーダー 大木 洋
協賛広告募集のお願い
公演パンフレットに広告協賛の願いをしております。どうぞお申し込みください。
① 表4(裏表紙) 80000円
② 表3(裏表紙裏) 50000円
③ 1/2 頁サイズ 30000円
④ 1/3 頁サイズ 20000円
⑤ 1/4 頁サイズ 15000円
⑥ 1/8 頁サイズ 10000円
お申し込み・お問合せ先 歌麿シアタープロジェクト事務局 じょりんぼ内
0282‐24‐9283 jyorinbo-tokiko@cc9.ne.jp
予告
2020年2月 江戸・深川にて公演決定!
栃木発
歌麿夢芝居 深川の章
~恋しや恋し母子草~
当代随一の美人浮世絵師・喜多川歌麿、
そのサクセスストーリーは栃木と江戸・深川なしには語れない!
オリンピックイヤーに
蔵の街・栃木と江戸・深川が手を結ぶ!!
原作 吉永洋一郎 脚本・演出 野﨑美子 音楽監督・演奏 木村俊介 美術 加藤千代
出演 戸田夏樹・石井淳・増山昌章・磯秀明 茂呂久美子・鈴木解子・安藤幸代 栃木市民・江東区民 ほか 時: 2020年 2月22日(土) 14時開演 2月23日(日) 14時開演 所: 江戸深川資料館 小劇場 東京都江東区白河1-3-28 料金: 前売 ¥2500 当日 ¥3000 学生 ¥1500(前売/当日共:小学生~大学生)
主催 歌麿を活かしたまちづくり協議会(栃木市) 共催 公益財団法人 江東区文化コミュニティー財団 後援 栃木市・江東区 他 企画・制作 とちぎ歌麿シアタープロジェクト 栃木市富士見町2-4 じょりんぼ内 ☎: 0282-22-1093 Fax 0282-24-9283 |
What on earth happened to UTAMARO…in Tochigi and Fukagawa ? |
2018年10月7日8日に公演いたします「歌麿夢芝居~恋しや恋し母子草 其の参」
の関連企画として、下記のように講演会を開催します。
お出かけください。
関連企画
行く夏のひととき・・・講演とお喋りティ―タイム
「文化史の中の母子像」
講師:友常 勉 (東京外国語大学教授・鈴木賢二研究会) 日本近代史・日本思想史
日時:2018年8月25日(土)午後3時~4時30分
所 :とちぎ蔵の街観光館 2f
お問合せ:とちぎ歌麿シアタープロジェクト事務局
0282-22-1093(じょりんぼ)
「歌麿夢芝居~恋しや恋し母子草 其の参 ~」では、
歌麿の生母・お利、養母・お清への情愛がテーマの大きな伏線になっていますが、
歌麿には美人画のみならず母子をモチーフにした作品も数多くあります。
また、栃木出身の木版画家・鈴木賢二にも母子をテーマにした作品が多くみられます。
賢二にも幼時に生母と別れがありました。
長年に亘り、鈴木賢二研究会で研究活動をされてきた、東京外国語大学教授・友常 勉氏に
栃木ゆかりの二人の作家を中心に文化史の中の母子像をお話しいただきます。
文化史には多くの作家たちによる母子をモチーフにした作品が見られますが、
友常氏による「文化史の中の母子像」は、普遍的な親子の関係を問うていくことになるのではないでしょうか。
生演奏とともに歌麿の絵筆は、ふるさとに触れ、人々の心に触れて躍る!
歌麿・夢芝居
恋しや恋し母子草 其の参
原作 : 吉永洋一郎
脚本・演出 : 野﨑美子
音楽監督 : 木村俊介
笛・三味線演奏 : 木村俊介
美術 : 加藤千代
出演 : 市民
2016年秋初演、翌17年春の再演で好評を博した“歌麿夢芝居「恋しや恋し母子草」”
`18年版歌麿夢芝居「恋しや恋し母子草」―其の参― は、音楽監督に木村俊介氏を
迎え、稲葉美和氏の筝とともに笛と三味線の生演奏の中、新たな装いでおおくりします。
日時 : 2018年10月7日(日) 18:30開演
10月8日(月・祝) 13:30開演
所: : 栃木市大平文化会館ホール
入場料 : 一般前売り 2000円 当日 2500円
学生前売・当日共 1500円
どうぞご家族、ご友人をお誘いいただきお出かけ下さいませ。
「とちぎ歌麿シアタープロジェクト」事務局・星野
328-0044 栃木市富士見町2‐4 (じょりんぼ内) Tel:0282-22-1093
Fax :0282-24- 9283
蔵の街に賑いを再び・歌麿の絵筆で!
=そのプロジェクト化の可能性を探る=
蔵の街栃木のシンボルの蔵が、ひとつ、またひとつと姿を消し、
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企画:ネットワークとちぎ
プレゼンテーション
「“歌麿はなぜ栃木を愛したのか”は、荒唐無稽のプロジェクトか」
=蔵の街に賑わいを再び、歌麿の絵筆で= by星野進
☆ 上記の企画について、出張講演をいたします。
どうぞお気軽にお問合せ下さい。
ネットワークとちぎ事務局 0282-24-9283
328-0044 栃木市富士見町2-4 じょりんぼ内