3.シンナルト(レンジャー・もじファミリー)

いろいろと小道具が

レンジャー・もじファミリー
全員集合

「レンジャーは?」というふじの声。
レンジャーはテープ起こし用のこのビデオを定点に位置し、
それから「聞いてねんだよ」と言いつつ、
ゆっくりとスタンツの場所に向かっていった。

もじ「準備に多少時間がかかります。」
おま「ああ、いいですよ。」
ララランランラランラーン♪ ララランランラランラーン♪
いつまでやるんだ。
まく「ダヴィンチがつないでくれるよ。」
と言っているうちに用意ができたようだ。

【もじ】
毎年参加させていただいております。
今年は30周年と言う記念の年で
わが子もやっと3人とも聖デビューをさせていただきました。
(ウォー、パチパチ。盛り上がるギャラリー。)
そろそろうちもいろいろやってネタが尽きてきたので、
原点に戻ろうと、(おま「何でしょう原点て?」)
原点て、劇を、やりたいと思います。
で、あの、一応シンデレラならず、「シンナルト」という劇を、
はい、じゃあ、あの、よろしく。

あるところにシンデレラではなくシンナルトという男の子がいました。
シンナルトはお城んの舞踏会に一度でいいから行きたいと思っていました。

ナル「舞踏会に行きかなあ」
そこに魔法使いが現れました。
ファ「え?舞踏会に行きたいの?しょうがねえな、そこでじっとしてろよ。
  チチンプイプイノプイ。はいいいよ。つーか変わってないんだけど。
  行っちゃえばわかんないよ。」
そこで馬車を魔法使いは呼ぶことにしました。
りっ「パッパー」(「かわいい」「乗りたいなあ馬車」という声が上がる。)
ナル「かぼちゃの馬車じゃないんですか」
ファ「いやこれは特別に用意したもの」

魔法使いのおかげでシンナルトは舞踏会に行くことになりました。
そこでお姫様が待っていました。(お姫様役:もじ)
お姫様はシンナルトを初めて見て一目ぼれをしてしまいました。
もじ「ぜひ踊ってください。」
ここでシンナルトは楽しいひと時を過ごしました。
楽しくなんかない?楽しいの!
(と一緒に踊る。というよりもじが振りまわしているような感じも・・・。)
(「母は強い」とまくはり。「強いねえ、もじも昔はこうじゃなかったよねえ」とふじ。)

しかしシンナルトは12時の鐘が鳴ると帰らなくてはなりません。
(おそらくここでレンジャーが携帯で音を鳴らすはずだったのだろうが、)
レン「ごめん、マナーモードしてっから音が出やしねえ。」
もじ「じゃいいよ。『キンコーン、キンコーン』12時の鐘が鳴りました。」
ナル「おらもう帰る。」
もじ「えっ帰るんですか? そんなことを言わずにもっと一緒に踊って行ってください。」
ナル「だって12時だもん、もうだめ。」
もじ「そんなことを言わずに、そんなことを言わずに」
と言いつつパンツを脱がす。(衣装用のパンツです。)
(「破廉恥だ!」「R-15だよこれは」とギャラリー。)
と残されたのは1枚のパンツでした。
(「あぁーそうか」とギャラリー。)
もじ「このパンツをはいていた王子をぜひ探したい。」
(「もじも大人になったよなあ」とふじ。)

そこで家来を呼びました。
もじ「家来家来、このパンツ、このパンツの持ち主を探して。」
と家来役のレンジャーの鼻先にパンツを押し付けるような感じで渡す。
無言で去るレンジャー、まもなくファイヤーを連れて戻ってきて。
レン「親方一人見つけてきましたぜ。こいつはたぶん」
と言いつつ又のあたりを探るレンジャー。
もじ「ちょっとこいつには小さいようだ。こいつのではない。もっと探してまいれ。」
(「なんかもじの家ん中見てるみたいだね」とふじ。)

まもなくりっちを連れてレンジャー再入場。
レン「親方、たぶんこれならまちげえねえと思うんだけど。」
もじ「これじゃあちょと大きすぎるなあ。他の者を探して来い。」
ファイヤー場を1周逃げるナルト。でもつかまり、レンジャーに担がれる。
レン「これにまちげえねえと思いますけど。」
もじ「ぴったりではないか。この者に間違いない。ぜひ私と結婚してください。」
ナル「やだ。」
そうしてシンナルトはお城でお姫様と幸せに暮らしました。めでたし、めでたし。

つたない劇ではありましたが、1回ぐらい練習しました。ありがとうございました。

【おまる】
素晴らしいですね。ありがとうございました。もう一度大きな拍手を。
毎回ちゃんとネタを作って練習してくださる。素晴らしいなと思います。
(「家族っていいなあ」とふじ。)
ちゃんとこれ見たら自分もネタ作って来なかった自分が
なんかちょっと、すごい、こう、罪深い感じがするでしょ。しない?
ああするみたいでしょ。ぜひ作ってきてくださいね。

それでは続きまして、えー、
やっぱりこういうキャンプのいいところは
現役生徒45歳のおじさんが一緒に交われるところじゃないかと。
はいじゃあワッキーです。ワッキー。ワンツースリーフォー。
「ワッキーのゲームがみたーい〜♪」(中略)
「ララランランラランラ〜ン♪」

【もじ後日談】
言わなくても誰もがわかると思うが、脚色・演出はもじです。
でも、シンデレラ役を
「お兄ちゃんがやればいいんじゃない?」と言ったのはりっち。
そこからあんな風に脚色されてしまいました。
いつもは人見知りで人前ではじけることのないナルトを
どうしても主役に持っていきたかったのです。
最後のシンナルトが逃げ回るのはアドリブです。
「あの方が面白いと思った」とナルト。なかなかできる!
レンジャーには当日「こんな感じでやるのでヨロシク」と言っただけで
ぶっつけ本番です。それにしてはレンジャーはよくできたでしょ♪
途中「もじ家の日常をみているようだ…」との声が聞こえてきましたが、
あたらずも遠からず…です。(^-^;A
ナルトの持っているパンツは全てアニメ「ナルト」のトランクス。
ナルト…こだわりとポリシーがある男です!(^-^)v


2.○月生まれ 4.あんたがたどこさ