てんびん座


今日は7月5日、あさっては七夕です。でも、七夕は現在の暦の7月7日ではなくて、旧暦の7月7日にやらないといけない行事です。(こちらを参照
現在の暦の7月7日は、梅雨の真っ最中ですからほとんど晴れませんし。今年の旧暦7月7日は、8月20日です。まだ、しばらく先ですね。
本当の七夕がまだ先とすると、今の星空は何を見ておいたらいいでしょう?

この時期の21時頃、南の空にさそり座とてんびん座があります。その間に土星もあります。そのあたりの星を見るのがいいでしょう。さそり座と土星の話は先日すでにしました。今回はてんびん座を話題にします。



てんびん座は黄道12星座のひとつで、どれもみんな同じように、みなさん知っていると思います。でも、実際の夜空に見える星座としては、てんびん座はかなり地味な星座なのです。夜空を見てすぐに見つかる星座ではありません。明るい星があるわけでもなく、形がわかりやすいわけでもなく、中に有名な天体はひとつもないし。・・・ということで、いつも星空を見ている人からも、見過ごされがちな星座です。
地味でも、てんびん座生まれの人にとっては大切な星座ですよね。まず、てんびん座を見つけるにはどうしたらいいでしょう?
今年の場合は簡単です。先ほどもあったように、土星がすぐ近くにあります。・・・というよりも、てんびん座の中に土星がいます。土星から西側がてんびん座です。
スマホの天体アプリでてんびん座を見ると、6個の星が線で結ばれています。どれも特別明るい星ではありませんが、街中の街灯が明るいとことでない限り、6個とも肉眼で見えます。土星のすぐ左上にある星から順に探していくと、線で結べると思います。


土星のいないてんびん座


今が見やすい位置にあるてんびん座です。特にてんびん座生まれの方は、土星を目印に探してみてください。








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