十三夜


10月も最後の日曜日になりました。今週は水曜日から11月です。平地でも秋が深まってきましたね。星空も東から冬の星座が昇ってきています。

しかし、今週は月が大きいので、月が沈んだ後の夜半過ぎにならないときれいな星空は見られません。今日の月は、南西の空のやぎ座にあって、半月を少し過ぎたぐらいです。これから次第に大きくなっていきます。そして、沈む時刻も遅くなっていきます。11月1日水曜日が月例13で、十三夜です。

十五夜に較べて十三夜というのは、見る人が少ないですね。それもそのはず、十三夜は十五夜より歴史が浅いのです。そして、バレンタインデーやホワイトデーなどのように、一部の業界が利益を得るために、人為的に作られたものなのです。この話はこちらに書きました。

十三夜の月を見た後、月が沈んでから星空を見たい場合には、週の前半の夜半過ぎになります。そのくらいの遅い時刻になると、夜空は冬の星座になっています。オリオン座が南の空に来て、南東方向に冬の大三角が見えます。

10月30日 AM1:00 南の空









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